■2014.06

日めくり 2014年06月(平成26年)         



2014.06.01 真夏日

子供たちが公園の噴水で戯れる場面に、陽炎が立ち上る国道。
テレビをつければ、そんな猛暑を表現する定番映像が流れている。
ところが実家では日が暮れると早々に雨戸を閉めてしまう。
エアコンも使わず、扇風機も倉庫から出していない。
なんとストーブがキッチンの定位置に置かれたままだ。
窓くらい開けようや、、、というと、
夜になると網戸の隙間から虫が入ってくるし、
散らかった部屋の中を見られるとみっともないという。
みっともないなら片付けろ、倉庫から扇風機出してくるからせめて換気扇つけとけ。
汗も掻かないから問題ないなどと親父はいうが、それは代謝が悪いだけではないか。
そもそも汗を掻かないから熱中症が心配されるのだ。
家にいれば大丈夫だと思っている節あり。ちゃんとニュースを見ているのか。
予報では真夏日が三日続くという。この時期としては記録的なことらしい。
毎年毎年、気象に関しては何らかの記録を更新しているようだが、
あまり無知な年寄りを苛めんといてほしい。


2014.06.02 筋肉痛

一昨日の山登りのツケが来たか、股関節から内腿にかけて痛い。
歳とると一日置きで筋肉痛という定説に直面したわけだ。
距離測定アプリで改めて振り返ると15キロも歩いている。
筋肉痛ということだが、先日、通販で購入したタニタの体組計によると、
意外にも自分は平均よりも筋肉量が多いらしい。
これは嬉しかった。人より筋肉量が多いのだから筋肉痛もさもありなんだ。
内臓脂肪も人一倍多かったが。。。


2014.06.03 拉致ズム

テレビも新聞も一切報じないが、
一連の流れに道を開いたのはアントニオ猪木だ。と、勝手に思っている(笑)。
それはそれとして日朝協議が再開されたものの、電撃的な小泉訪朝から12年。
拉致家族のシンボル的存在である横田夫妻も自ら「残された時間はわずか」だという。
いや精力的に動いている横田さんたちからは、それほどの年月は感じないが、
ソン・イルホ交渉担当大使の風貌を見ると、少なくない時間が経過したのだと思う。
ナチズムに引っ掛け、拉致ズムと名付けたのは小林よしのりだったか。
どちらにしても日朝の協議がいい方向に進展することを祈るばかりだが、
ただ、この協議、PPT交渉で関税を譲歩、妥協するのとは次元が違う。
日本人を誘拐しておいて、返すかどうかは日本の誠意次第だという話では、
泥棒に追い銭どころの騒ぎではない。その根本を忘れてはならない。


2014.06.04 YouTube

帰宅して取りあえずパソを立ち上げ、野球の結果なりを見て行くうちに、
ついYouTubeなどを見出してしまうと止まらなくなる。
最初は野球のトリプルプレー集などを見て、サッカーのスーパープレーを覗き、
若き日の天地真理から吉田拓郎、マカロニウエスタンへと移っていく。
どれも今見なければならないものなどひとつもない。
止めるきっかけを失ったままYouTubeサーフボードに乗せられてしまう。
ひとつひとつの映像が短いのでついでに見てしまうものもあるのだ。
それでも気がつけば時間はびっくりするほど過ぎている。
「○秒後に広告をスキップ」を何度クリックしたことだろう。
我ながらびっくりするくらい無駄な時間を過ごしてしまった。


2014.06.05 宝くじ

あれも欲しい、これも欲しいというのは抜きにして、
実家の維持費、自分も含む家族の医療費、相続税その他、老後の生活など。
人とこんな会話をすれば、最後は決まって「宝くじでも当たればなぁ」となる。
「当たるわけない」と知りつつも、でも「誰かしらは必ず億万長者」となって、
「とにかく買わなきゃ当たるものも当たらない」で落ち着くのが会話の定番か。
結局、池袋東武のホープセンターの宝くじ売場の列に並んでしまった。
連番1セットでいいかなと思いながら、バラでもう1セット買う。20枚だ。
10枚から20枚に増やせば、当たる確率が倍になるという馬鹿な錯覚に見舞われる。
さらにドリームジャンボミニも10枚。
5億5千万は無理でも五千万なら当たるのではないかと、錯覚の上乗せだ。
合計9000円。9000円あれば旨いもんが食えるだろうと思ってしまった時点でダメか。
さらに「縦バラ」という買い方もあるらしい。
縦バラだと末等の300円はどうなるんだろうか?
・・・ハハハ、末等300円を気にしている段階でこの勝負、完全に負けだわ。


2014.06.06 また悪夢のような試合

6月6日午後6時試合開始。666。。。オーメン。
監督は「2連戦の初戦は絶対勝ちに行く」といっていた。
交流戦も折り返しに来て、連勝なし、初戦はすべて落としている。
しかも悪夢のような負け方ばかり。
勝利を確信して浮かれ気分が一気に奈落の底に急降下。
球場で観ていたら、こりゃたまらんだろう。
心の底からスタンドのファンに同情する。
交流戦は14日の西武ドームに行くつもりだが、、、おいおい初戦だぜ。


2014.06.07 無頼---。 川島雄三という映画監督

評伝から読みとるに、川島雄三には「無頼」の2文字が相応しい。
映画監督というよりも文学者のイメージがあるのは、
太宰や寺山と同郷であることより、カツドウ屋とは思えない風貌だったからか。
監督昇進してすぐに難病を発症させて、残りの人生を薬と酒に明け暮れた。
45歳で夭折。1963年のこと。
助監督だった今村昌平が、師の半生を綴った『サヨナラだけが人生だ』という本。
実家の本棚に鎮座したまま四半世紀は埃を被っているのではないか。
私が学生の頃ならまだ川島雄三の映画がかかっている名画座もあっただろう。
日本映画ファンを公言しながら、川島雄三の映画はスルーし続けて、
未だに『幕末太陽傳』という巨大な金字塔だけが頭に横たわるのみだ。
今朝「午前十時の映画祭」で、改めてその『幕末太陽傳』を観て驚嘆した。
軽妙で洒脱なテンポの中にニヒリズムが漂い、殺気を孕んでいるような凄味。
大袈裟ではなくこんな日本映画が存在し得えのかとも思った。
つい先日まで文芸坐で没後50年を記念した川島の特集が組まれていたが、
最低『洲崎パラダイス/赤信号』『女は二度生まれる』『しとやかな獣』は観たかった。
ところが生来の無精の虫が疼き、どうしても週末の池袋に足が向かなかったのだ。
今はそんな自分を張り倒したい気分だ。


2014.06.08 叔父の訪問

実家で掃除などをやっていたら叔父が顔を見せに来たいという。
電話で気軽にどうぞいらっしゃって、といってしまったものの、
親父が風邪をこじらせたか朝から起きてこないし、見渡せば家は散らかり放題の惨状。
母親も例によってわけのわからん愚痴を繰り返して要領を得ない。
叔母がリハビリ入院中のため叔父も息抜きをしたかったのだろう。
普段は忙しい叔父なので、親父の寝顔だけでも見てもらって良かったと思うだが、
駅まで送っていく道すがら、しきりと間の悪い時に来てしまったと恐縮された。
両親ともいい齢なので、こうやって様子を見に来る客も増えてくるだろう。
その時にあんまりの惨状を見せるのは自分の甲斐性が問われるかもしれないな。


2014.06.09 風邪っぴき

どうやら風邪を引いたようで、鼻が詰まっているのに鼻水は出るわ、
胸が痛くなるほど咳も止まらないわで頭もボーとしている。
お願いして仕事は終業時間の2時間前に抜けさせてもらった。
まだ帰宅ラッシュ前の電車でゆっくり寝ることができたおかげで、
アパートへ着くや否や布団に横になるという感じでもなく、
梅雨入りして以来、溜まっていた洗濯をして、
葛根湯をユンケルで飲み下しながら野球の経過を追う。
メッセンジャーVSスタンリッジはスタンに完封されて負け。
風邪っぴきは自分だけではないようだ。


2014.06.10 強い気持ちとしっかり準備

“強い気持ち”と“しっかり準備”という言葉。
「必ず勝つんだという強い気持ちで」
「次の試合に向けてしっかり準備したい」
以前から思っているのだが、どうも日本語的な表現ではないような気がする。
イメージ的には欧米のトップアスリートが好みそうな言葉だが、
いつ頃からか、競技を超えて日本人アスリートたちが使う言葉になった。
プロ野球でも藤浪晋太郎や大谷翔平が好んで使っているようだが、
おそらく最初に言い始めたのはサッカーの選手だろう。
彼らのワールドワイドな世界観は、あっという間にトレンドとなる。
「そうですね~、たまたまです」「そうですね~、次も頑張ります」
聞き慣れたプロ野球選手のボキャ貧もそろそろ賞味期限切れか。


2014.06.11 雨季

杜甫の「梅雨」の一説に、「竟日蛟龍喜 盤渦與岸回」というのがある。
「こんな天気にさぞ龍は喜び、渦は嵩が増して岸を回る」という意味だが、
通勤電車の車窓から多摩川の中州がみるみる小さくなっていくのが見える。
天気予報では明日も明後日も傘マークがついており、
今月5日に梅雨入りが発表されて以来、ずっと雨模様が続いている。
ここまで典型的な雨季の佇まいとなったのは久しぶりではないだろうか。
・・・まるでタイガースの試合のようだというオチはつまらんか。


2014.06.12 失くし癖に僻々

さて、輝く我が名ぞ阪神タイガースの結果はどうなったかなとスマを取り出す。
スマを取り出す、、、取り出そうとバッグをまさぐるが、なかなか出てこない。
改めてバッグの中を全部引っ張り出したのだけどスマホが無い。
毎度同じことを繰り返している自分の馬鹿さ加減に呆れ返る。
今、ショルダーのトートー型のバッグを愛用しているのだが、
容量が大きい分だけ余分なものを詰め込んでしまう。
逆にいえば必要なものを詰め込んだつもりになってしまう。
さらに収納のポケットやファスナーの数だけまさぐるのも大変。
先ずはブラックホール化したバッグを何とかするのか先決か。
スマホは翌日、映画館の清掃員が見つけてくれた。


2014.06.13 朦朧

夜中の咳がひどいため、通勤前に近所の総合病院に寄る。
医者は口の中をライトで覗き、軽く聴診器をあてただけの診察だったが、
・セフカペンピボキシル塩酸塩錠剤100mgCH
・プロメタジン1.35%等配合非ピリン系感冒剤
・アンブロキソール塩酸塩錠剤15mgYD
・酸化マグネシウムJG
・ジヒドロコデインリン酸塩散1%
これらの薬を5日分処方された。朝昼夕に服用せよとのこと。
一度に五種類の薬を使うことなど今までなかったので驚いている。
昨日まで龍角散だけで済ませていたが、果たして咳にこれだけの薬が必要なのか。
「眠気、めまい、発疹、吐き気、便秘、排尿障害が起こることがあります」とある。
咳止めに対してリスクが大きすぎると思うのだがどうなのだろう。
確かに咳は止まったが、頭がどうにも朦朧としている。
おかげでウェス・アンダーソンの凝った映像に何度かトリップしかかった。


2014.06.14 せめてお土産を

西武球場は住処から決して近い球場ではないが、
いくつかの思い出がある。
この球場のこけら落としの年、開幕前にここでバイトしたことがある。
外野スタンドの芝を刈り、除草剤、殺虫剤を散布する仕事だった。
それから数年が経った1985年11月2日の日本シリーズ第6戦。
このスタンドで阪神タイガースの歓喜の日本一の瞬間を観た。
帰りの池袋行き西武線での六甲おろしの大合唱が今でも脳裏に焼き付いている。
それから15年後、桜庭一志がヘンゾ・グレーシーを腕固めで撃破。
無敵のグレーシーから勝利を捥ぎ取った瞬間、超満員の観客が総立ちとなった。
そして交流戦が始まり、井川慶が松坂大輔と投げ合って勝利投手に。
菊池雄星のプロ初マウンドの試合を観たのもこの球場だ。
そして今日、貯金を食い潰さんばかりにパッとしないタイガースを観に行く。
能見篤史が5連続試合2桁奪三振のセ・リーグ記録を達成した。
いや、達成は帰宅してから知ったが、試合はなんのインパクトもないまま敗退。
記憶の土産にもならん。


2014.06.15 W杯日本代表敗退

思わず試合後にサッカー通の友人にメールで毒づいた。
試合に負けた結果が残念というより、日本代表そのものが残念だった。
これで勝つしかないという至極わかりやすい展開となったのだが、
よーいドンで崖っぷちに立たされた日本代表の底力を期待したい。
と、大試合だけ熱くなるニワカとして平板なエールを送っておこうか。


2014.06.16 今朝のデイリースポーツ

日曜朝のスポーツ各紙は栄光へ向かう日本代表の晴れ晴れしい姿を飾ったものの、
今朝のスポーツ紙は手のひらを返したように、どこも横並びで戦犯探しだ。
結果がすべての世界なのだから、それはしょうがない。
異彩を放ったのは例によって我がデイリースポーツ。
新星若トラ、緒方凌介の決勝3ランを含む4打点が堂々と一面を飾る。
2面に「藤井、男前打マルチ&好リード~虎の司令塔はオレだ」とかまし、
3面には「メッセ、今季初ビジター星~父の日にパパが花咲く内弁慶返上」と来た。
W杯などまるで行われていないかのようなはしゃぎようで、
よく読めば「虎は劇勝!!」と敗れたザックJAPANをそれとなく匂わせる。
同じく「和田監督、ザックJAPANにエール」という記事を載せていたものの、
それは右から左へ流すべきだろう。
昔、オシムが「明日の新聞がすべて本田を一面で称えるようでは危険だ」
と、日本サッカーの慢心に釘を刺したことがあった。
翌朝のデイリーが「独占スクープ!下柳、結婚」をぶち上げことを思い出す。


2014.06.17 4時間46分

野球を見なれた目には前半後半90分のサッカーの試合はあっけなく感じる。
それだけ密度が濃いのだろうし、運動量も半端ではないのだろう。
今夜の甲子園の阪神-日ハム戦は試合時間4時間46分。
夜の11時から始まるCS「プロ野球ニュース」には何とか間に合ったものの、
もし試合終了後に飲み会の予約などをしていたらエラいことではある。
しかし今時4時間46分を消費させるスポーツ観戦というのも牧歌的ではある。
ビール飲みながら、弁当食べながら、喫煙所で一服しながら観るスポーツ。
一度だけ川崎フロンターレと横浜FマリノスのJリーグを観に行ったことがあるが、
両チームのサポーターに挟まれて何とも居住まいの悪さを感じたものだった。
どうやら子供の頃から慣れ親しんだ野球観戦のリズムが性に合っているようだ。
と、W杯や五輪しか観ないニワカは思うのであった。
4時間46分というのは別にして。


2014.06.18 嗚呼!甲子園球場

何となく今夜は大谷翔平に手も足も出ない予感がしていた。
160キロの剛球が唸りを上げ、虎は中盤まで1本のヒットも出ない。
まったく打てそうな気配がないどころか、バットに当たるイメージすら湧かない。
甲子園はかつての甲子園のヒーローの帰還を暖かく迎えすぎやしないか。
松坂大輔なんてわざわざホームランまで打ちやがったもの。


2014.06.19 不携帯の一日

通勤にしろ、遊びにしろ荷物をふたつ持つのは好きではない。
ひとつを置き忘れてしまうのではないかと常に気にしなければならない。
だからひとつにまとめようとしてブタ鞄になってしまう。
財布、時計、スマホ、キーケースは忘れないように出掛けに確認するのだが、
そこに普段と違うひと手間が入ると何かひとつ忘れ物をしてしまう。
たとえばゴミ出しの朝などよく時計を忘れてしまう。
今朝は天気予報で「折り畳み傘をバッグに入れておきましょう」の一言で、
スマホを置き忘れてしまった。
いやはや通勤電車でのもてあまし感ったらない。
結局、夜になっても雨など降らず、むしろ日中は日が射していた。
くそっ、ならば夕べ洗濯機を回せばよかった。梅雨の晴れ間は貴重なのだ。
スマホがなければ情報が入らないのも困りもの。
今日はたまたま東急で帰路についたからよかったものの、
新宿から小田急で座って帰ったものなら、脱線事故に巻き込まれていたところ。
案の定、部屋に戻ると親や友人から着信が入っていた。
不思議と不携帯の日は何かが起こるが、
先ずは天気予報の精度を上げてもらいたい。


2014.06.20 自分もご多分にもれず・・・

イヤホンを耳にスマホのラジオでW杯のギリシア戦の実況を聴きながら出勤。
ラジオでサッカーを聴くのは滅多にないことだが、
こちらはコーナーキックとゴールキックの区別をやっと理解する程度の素人だ。
マシンガンのような実況を聴きながら、まったくピッチの攻防は把握できない。
野球でいうなら二死満塁の状況が延々と続いている感じか。
ただ「シューーート!あゝ外れた!惜しくも枠を捉えることは出来なかったか!!」
こんなフレーズが何度か鼓膜を揺らしてくる。揺らすならネットを揺らさんかい。
結局、スコアレスドロー。最後は実況席の焦りだけが伝わる実況だった。
攻撃的パスサッカーを標榜して満天下の期待を背負ったザックJAPANが、
「自分たちのサッカーが出来なかった」とのコメントばかり。
サッカーだけではなく、今後の日本や日本人のメンタリティに暗い影を落しかねない。
スポーツ競技なのだから「勝った負けた」は単なる結果だけのこと。
「重圧をはねのけることが出来なかった」との現実だけは残してはならない。


2014.06.21 実家に泊ったものの・・・

昨夜は10時過ぎに実家に到着。
朝から母親の診察のため前泊することになったのだ。
まだ梅雨の最中なので本格的な夏到来というわけでもなかろうが、
何とも蒸し暑い。この蒸し暑い中、我が家は少し異常ではないかと思う。
前にも書いたが、換気扇は止めたまま、親父はフリースのベストまで着ている。
隣から丸見えだの、建付けがダタガタなので網戸の隙間から虫が入るだのと、
雨戸はすべて閉め切り、まったく風通しというものを拒んでいる。
電気屋の口車に乗せられて買った25万の最新型エアコンはオブジェと化し、
しかもエアコンのあるリビングは荷物置き場となって、
どこに仕舞ったのか、段ボールの山に紛れてリモコンが見当たらない。
何とかリモコンを探し出したものの、可動させた途端に親と喧嘩になる。
もちろん自分の部屋にはエアコンはないので、扇風機を持って二階へ。
この扇風機が埃を舞い上げるものだから咳が止まらない。
しかもベッドの布団が温まるので寝床を転々とするはめに。
こんなところに泊れるか!と憎まれ口のひとつも叩いたものの、
寒がりの年寄りと暑がりのデブとの共存は可能なのか、悩みどころではある。


2014.06.22 帰らざる日々?

このHPの[Tigers]のページの中に■球場観戦備忘録という一覧表がある。
以前からブラウザによって表の形が崩れるのが気になっていたので、
このページを完全リニューアルすることにした。
「Tigers DATA.Lab」などを参考に4日間ぐらい集中して改訂に取り組んだものの、
改めて、ちょっと前までのタイガースって面白かったんだなと痛感する。
赤星が走り、アニキが打ち、球児が締めるという流れの何と贅沢だったことか。
要に矢野がドカっと座り、今岡や桧山が躍動した日々の懐かしさ。
その試合の勝ち負けにかかわらず備考欄には景気のいいフレーズが踊っている。
“ 5本塁打などで突き放し、横浜戦14連勝 ” だの、
“ 桧山の2発などで快勝。2位巨人とのゲーム差が10 ” だの、
“ 3本のホームランなどで巨人粉砕。10連敗に追い込む ” だの、
“ 横浜戦15連勝を記録。6月でカードの勝ち越しを決める ” だの、
“ 熾烈な打撃戦を制しカード1点差3タテで10連勝 ” だの。
だの、だの、だのと、それはそれは眩しいくらいではないか。
翻って今季のセ・パ交流戦の全日程が終了。
タイガースは12球団中11位。どのチームにも勝ち越せず貯金はすべて叩いた。
「文字通りゼロからのスタートになる。新鮮な気持ちで、もう1回やりたい」。
和田豊よ、そのコメントはあまりに空しいぞ・・・。


2014.06.23 職場の後輩たちには全力で否定されたが

ワールドカップ日本代表の話。
朝、職場に着くと後輩たちがスポーツ紙のシミュレーション表を睨みながら、
日本代表が一次リーグを突破出来る可能性にあれこれと話をしていた。
コロンビアに勝とうが前提として日本の自力優勝はないわけだから、
どうしてもギリシャにはコートジボワールに勝って貰うしかない。
腕組しながらシミュレーション表を眺めているうちにふと思ったこと。
もしかしたらギリシャ戦の引き分けは必ずしも痛恨でもなかったのではないか。
もし日本がギリシャに勝っていればギリシャの一次リーグ敗退は決定的となり、
そんなギリシャのモチベーションでコートジボワールにはまず勝てないとする。
一方、早々に決勝トーナメント進出を決めたコロンビア。
対日本に対して、それほどガチで向かっていく必要を感じているかどうか。
案外、決勝トーナメント進出はそれほど「奇跡」ではないかもしれない。
・・・なんちゃってな。


2014.06.24 天候不順に暴走車

三鷹で雹が積もったそうな。この時期に雹が降るだけでも驚きなのに、積もるとは・・・。
さらに西池袋では脱法ドラッグにラリったアホが車で歩道に突っ込んだとか。
幸い三鷹は離れているし、西池袋は時間帯がズレていた。
もし昨日なら事故を目撃したか、巻き込まれていたかもしれない。
そんな不穏な空気を感じながら、取りあえず寝ます。
明日の日本VSコロンビアは起きられたら見ると。
阪神の試合ではないが、自分が観ると大概負けるので見ない方がいいか。
ザックJAPANと阪神を一緒にするなといわれそうだけど、
今のところ一緒です。


2014.06.25 冷升がしみた夜

高田馬場で旧知の仲間と4人でいつもの「清龍」で飲んだ。
皆、サッカーはキックオフから見ていたという。
しかし話題には出たが、日本代表に対してあーせえこーせえとはならなかった。
もともとこの4人でサッカーの話などしたことなどないのだから仕方ないか。
(むしろ久々にプロレス観に行くか?みたいな話にはなったが)
およそ4時間半飲んでひとり3000円オール。
座っただけでン万円の酒を飲んでいる同年代もいるだろうにと胸の内で苦笑い。
そう、この場の俺たちに明日など要らないのだ。
世知辛いながら頑張ろうという今と、甘酸っぱくも懐かしい過去さえあればいい。


2014.06.26 眠い

「日めくり」定番の “眠い” ネタ。
なんでこんなに眠たいのか。昨日の酒が残っていたわけではないし、
睡眠時間を削って熱心にW杯を視聴していたわけでもないはずだ。
今朝は満員の通勤電車の中、吊革にぶら下がり立ち寝してしまった。
立ち寝している間の我が風体はおそらく見られたものではなかったろう。
小中学生のとき通学や授業中に眠くなった記憶はなく、
高校生で電車通学になったときも、周囲の大人が寝ているのが不思議でならなかった。
そもそも就寝時以外に寝るのが苦手だった。
幼稚園の「お昼寝の時間」も「お泊り保育」のときもまんじりと出来なかった。
・・・って、どれだけ昔の記憶やねん。
多分、それらの頃と今とでは睡眠の質が全然違うのだろうと思う。
今はきちんと寝られてないのだ。
いきなり咳き込んだり、尿意で目が覚めたり、最後はこむら返りで跳ね起きる。
おそらく日中の活動時間のうち、どの時間帯でも布団に入れば5分で寝られる。
常々、日記に“眠い”と書くほど恥ずかしいことはないと思っているのだが、
またしても何度目かの恥の上塗りをやってしまった。きっと、これからも・・・


2014.06.27 雪崩れ込み飲み会

ただでさえ眠いところにもって、終業時間を待たずにデスクに酒が並ぶ。
断る間もなく雪崩れ込みの飲み会に巻き込まれる。
いや飲み会自体は嫌いではないし、コミュニケーションの大切さもわかっている。
しかし酔いながら帰りの一時間半の満員電車で帰るのがどうしても辛い。
学生時代と比べて圧倒的に酒に弱くなったが、
日本酒や焼酎が旨くなった。だから量だけは進むので確実に酔う。
このままならなさ。。。まことに困ったもんだ。


2014.06.28 積乱雲

今が梅雨の真っただ中。
日中、空気清浄機の湿度計は80%前後を行ったり来たり。
これでは洗濯物の部屋干しもチト考えてしまう。
そもそも晴れ間を見ては洗濯しても、干したまま出掛けるのは危ない。
最近の天気予報でよく耳にする「積乱雲の発生に注意」という奴。
たまの晴れ間にはその積乱雲が発生する。。。積乱雲って入道雲のことだよな。
入道雲といえば真夏の日差しと草いきれ、あぶら蝉の喧しいイメージ。
昔は入道雲なんかで注意を呼びかけられたことなどあったかな。
入道雲は見ていて面白かったが、積乱雲といわれると化け物に見えてくる。


2014.06.29 PK戦

ワールドカップの決勝トーナメントが始まった。
その緒戦のブラジルVSチリは1×1のままPK戦へともつれ込んだ。
朝の4時近くか。その様子はたまたま目が覚めてリアルタイムで観ていた。
サッカーをよく知らない身にとってはPK戦は面白い。
いや本質的にはPK戦などやらないに越したことはないのかもしれないが、
両チームのやるせなさが交錯するのがPK戦を面白くさせていると思うのだ。
不敵にピッチを躍動していた男たちが、神妙な顔で精神を集中させている。
南米同士の対決。どうしても弱いと思われていたチリを応援してしまう。
大陸にデンと横たわるブラジルに対し、細い棒のように海岸線に張り付くチリ。
国の形を思い浮かべるとますますチリを応援したくなってくる。
そしてPK戦も本戦同様、土壇場でチリが追ついて2×2の展開。
開催国を後押しするスタンドの大声援。
ここでブラジルが負けたら、どれだけ不穏なことになるのか想像もつかない。
想像もつかないことなら見てみたいのが人情。人情もときには無責任なものだ。
最後、チリのエースの蹴ったボールが無情にもポストに跳ね返される。
その瞬間、選手が抱き合い、爆発したような大歓喜がスタンドを埋め尽くす。
褐色のごつごつした男たちが地面に顔を伏せて頭を抱え、号泣する姿もある。
緊張の糸が一気に切れたのだろう、泣き崩れるネイマール。
自信に満ち溢れているような男が、まるで甲子園の高校球児のようだ。
ここまでのドラマは、そう滅多に見られるものではない。


2014.06.30 寝・寝・寝

眠い、眠い、を連発しておきながらなんだが、最近とくに寝つきが悪い。
一日で一番寝なければならない時間帯だけ眠くならない。
しかも眠りが浅い。気がつけば途中で何度も目が覚めている。
結局、ブラジルのPK勝利に続き、オランダの逆転勝利もリアルタイムで観ている。
きっと寝つきが悪けりゃ寝ぞうも凄いだろうし、寝顔も悲惨な筈で、寝ざめも悪い。
あ~あ、一年も半分過ぎるというのに、寝ることばかり考えてら。

                           

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