■2012.08
日めくり 2012年08月(平成24年) ◄►
2012.08.01 神経戦
抜くべきか抜かざるべきか。
外来の歯科医はもう少し頑張ってみましょうといい、
歯磨きの徹底を主張していたはずの院長の息子は、諦めることを仄めかす。
その背後には「抜くべきだ」という母親の院長夫人の影が見え隠れする。
歯石を削ってスカスカな私は「もう少し様子を見る」と答えた。
歯科医院として、この無神経さはなかなか神経に障るが、
俺の神経じゃ、どうするかは俺が決める。
知覚過敏の連続には神経衰弱を起こしそうではあるのだが。
2012.08.02 エアコン解禁
7月は何とか扇風機でやり過ごす。エアコンは8月から。勝手に決めていた。
そもそも節電を頑張って熱中症になったのでは目も当てられないが、
暑さの蓄積に、日々、基礎体力が奪われているのを感じる。
二年前並みの暑さだという話もあり、あの夏は熱帯夜が50回近くになった。
50回も熱帯夜があったら、それは普通に熱帯というものだろう。
2012.08.03 銀座にて
年はひと回り上だが、古くから知る映画プロデューサーと飲む。
劇場公開作品が続いているだけあり、旺盛なエネルギーを貰ったのだが、
「今、あの人どうしてます?」と懐かしい名前を挙げると、
同世代が執行役員やラボのセンター長になったと出世話を聞く一方で、
2億の借金を抱えて自己破産、若くして亡くなった人の名前も聞く。
7丁目から有楽町へ歩く道すがらで、ひとつため息。
ずっと若い日に縁遠くなっていた人ではあるが、
この界隈で酒を交わしてバカ話をした20代の日々がふと甦る。
2012.08.04 サッカー準決勝進出
序盤20分のブラジルの猛攻に、酔いも眠気も吹っ飛ばされる。
なでしこの持ち味がよく出た試合だったのではないか。
出来れば決勝まで進んで欲しいものだ。
この先、フランス、アメリカ相手に更に魅力全開になるのではないか。
夜は男子サッカーを前半ラジオ、後半はテレビで観る。
関塚JAPANというチーム名もそこそこ私の耳に馴染んできた。
野球のように攻守が分けられたり、ネットを挟んで相対する球技と違い、
フィジカルで劣る日本人が大きな相手に挑む構図が魅力なのだと思う。
何とも内なるナショナリズムがムクムクともたげてきてしまうのだが、
それ故にW杯と五輪だけでサッカーは十分なのだけど。
2012.08.05 どうしようもねぇぞ
国同士の威信を懸けた闘志とプレッシャーの激闘が続くロンドン五輪。
とくに残り2秒で延長に持ち込んだ団体のフェンシング。
延長戦で一進一退の攻防でもビデオ判定の連続。そして死闘を制す。
そんな中で、国内完結の牧歌的なプロ野球で3タテ食らったタイガース。
カープとの勢いの違いをまざまざと見せつけられた三連戦だったが、
ヒットエンドランを失敗してランナーで入れ替わった大和が走らない。
はっきり言えば負けるだけの試合運びをしている。
采配もアレだが、采配に応えきれない選手もアレだ。
本当にどうしようもねぇぞ。
2012.08.06 守った、凌いだ、耐えた、勝った!
ロスタイム。審判が笛を咥えた、しかし吹かない!早よ吹かんかいっ!!
どう見てもフランスの方が強かった、しかし勝ったのはなでしこだった。
よくぞキーパーが弾いてくれた。よくぞPKを外してくれた。
しかし運だけではない。怒涛の攻めを凌いだ集中力が素晴らしかった。
日本からの過激な期待と世界からのプレッシャーにも負けなかった。
さあ、いよいよあと一つだぜ。
2012.08.07 涙はとっておけ!
そのなでしこで気になったのが、決勝進出が決まった瞬間に、
澤や宮間たちが泣き出したことだった。
いや、確かに偉業に感激する気持ちはわかるのだが、
カナダを激闘の末に振り切ったアメリカチームで泣いた選手などいたのか?
目標は銀メダルを確定することではないだろう。
卓球団体女子の三人娘では許されることだが。。。少し心配だ。
2012.08.08 喧騒の中の朦朧
そんなロンドン五輪ですっかり寝不足が慢性化している最中に、
東京ドームの外野スタンドで勝てぬ虎を応援する。
外野を選んだのは、目の前で橙の雑巾が振り回されるのを避けたいからだが、
熱いはずのレフトスタンドにいながら、ふと油断すると舟を漕いでしまう。
どうやらサッカー日本代表が相手ゴールのネットを揺らす方が、
タイガースがランナーをホームに還す確率よりも高そうだ。
2012.08.09 怒号渦巻く
スミ1のまま巨人に勝てるとは誰も思っていなかったろうが、
わざわざ下手打ってお膳立てしてやることもなかろうに。
この三連戦の東京ドームには幾つかの地雷が埋められていて、
その地雷を和田豊はことごとく踏んでしまった。
自爆を繰り返したグランドに投げ捨てられた無数のメガホン。
いよいよ暗黒へのお迎えが参りましたでしょうか。
2012.08.10 なでしこ散った
なでしこ負けた。それでもブラジル戦より、フランス戦より強く思えた。
惜しい場面も多かった。しかし惜しいというのは勿体ないと意味は同じだ。
最後のホイッスルの何ともいえない虚脱感。
そして張りつめた糸がプツンと切れたように泣きじゃくる選手たち。
佐々木監督が健闘をねぎらうように選手を囲んで輪を作る。
メダル授賞式では明るく弾けたなでしこ。
なんかその笑顔を見ていたら、「ま、いいか」と思ってしまった。
お疲れさんでした。ありがとう。
2012.08.11 吉田と伊調には国民栄誉賞を
もともと男子サッカーは相手が韓国に決まった時点で観る気が失せていたが、
朝起きて結果見て「ふ~ん」と。
このロンドン五輪日本代表で気合い全開なのは圧倒的に女子部だ。
女子レスリングで見事に金メダルに輝いた3人の “ 男前 ” 。
小原日登美の涙ぐましい逸話には感動を誘われたものの、
先ずはオリンピック三連覇の偉業を成し遂げた吉田沙保里と伊調馨。
この二人はレスリングのみならず日本代表全部の不動のエースだ。
国民栄誉賞の声が聞こえてこない方がおかしい。
2012.08.12 ロンドン五輪閉幕
レスリング米満達弘が豪快なリフトで見事に大会を締めくくった。
あっという間の17日間だったようでいて、開会式が懐かしいようでもある。
金7、銀14、銅17。アテネの37個を超えるメダル獲得38個。
アテネが金16だったことを思うと若干の物足りなさはあるが、
参加競技24のうち、半分以上の競技でメダルを獲ったのは立派だろう。
次回はリオデジャネイロ。その次はぜひ東京に!もっと盛り上げんかい!!
と、閉会式ですっかり爺さんになったロジャー・ダルトリーを聴きながら思った。
2012.08.13 喫茶店
あまりの蒸し暑さにこの休みは喫茶店で過ごす時間が多い。
店のマッチを擦って煙草に火をつけると、火薬のほのかな香りが懐かしい。
「たむろする」という感覚からも言葉からも遠く離れてしまったが、
高校、浪人、大学と、とにかく意味もなくサ店でたむろっていた。
今思えば大して楽しい時間ではなく、単に時間を浪費していただけで、
実際、一杯のコーヒーで粘って、何度も水のおかわりが来て、灰皿の交換が来て、
有り余る時間を「かったりぃ~」とやり過ごしていたにすぎないのだが。
あの頃の無駄な時間が今はとても恨めしくもあり、羨ましくもある。
そんなことを思いながら、今、灰皿をてんこ盛りにしてる自分はなんなのだろう。
2012.08.14 夏休みの読書感想文
本のレビューなんて始めたおかげで、50過ぎて夏休みの読書感想文に追われる。
まるで宿題みたいになると全然気分が乗らない。
そもそも夏休みの宿題で読書感想文などまともに提出した記憶がない。
そういえば、拙「読書道」のあるページだけ妙にアクセス数が飛び抜けていて、
調べてみるとその文中に「読書感想文」というキーワードがあった。
こんなおっさんの読書評を必死になってパクる少年少女がいるということか。
辺境のページゆえに丸写しでもバレることは万に一つもないだろうが、
良い点をもらいたければ参考にしてはならないと、彼らには警告しておこう。
2012.08.15 黄金町始末記
盆休みの最後に上大岡で映画を観て、京急の黄金町下車。
大岡川沿いにはつい数年前まで200軒以上の娼館が妖しい光を放っていた。
所謂「ちょんの間」の群れは本当に平成の世なのか?と思わせたものだったが、
今では「売春飲食店を撲滅し、明るく住みよい町に」という看板が掲げられ、
京急の高架下の建物が取り壊されている中で、僅かな残り香を嗅ぎつつ、
神奈川県警などによってすっかり浄化されてしまった街を眺めていた。
その黄金町から横浜スタジアムまでは歩いて数十分の距離。
そしてここでもまた夢の終わりを観たような気がしたが、
それこそ悪い冗談だと思いたい。
2012.08.16 相変わらず、この新聞は
尖閣、竹島と近隣から領土を好き放題に蹂躙され、
隣国の大統領から悪意と皮肉で天皇陛下を揶揄された。
そんな渦中に朝日新聞は社説で何を書いたのかといえば、
国家公安委員長と国交大臣の靖国参拝についてだった。
もう狂っているとしか思えんわ。
2012.08.17 一気呵成
仕事をやっつけてしまおうと、23時過ぎまで一人残業をやった。
神宮の試合経過が気になったものの、何とか集中出来たのではないか。
完全無償のサービス残業だが、目処がついたときの気分は悪くない。
あとは成果をどう評価されるかだが、
仕事をやっつけたんであって、やっつけ仕事ではないといっておこうか。
2012.08.18 教育
今、韓国との外交関係は近来最悪の局面にある。
あの国の若年の反日感情が壮年層より高いのは、反日教育の成果だろう。
では翻って、日本の教育現場は子供たちに何を教えて来たのか。
少なくとも自分の小中学生の時など最悪だった。
70年安保の名残や、社会党の県知事だというのもあったかもしれないが、
とにかく日教組の力が矢鱈目鱈と強かった。
「君が代」は教わらなかったし、国旗の掲揚も一切記憶にない。
歴史の授業では群雄割拠の戦国よりも、士農工商や村一揆を教えられた。
一方、年間の風物詩と化していた教員ストによる休校。
そもそも教員はストによって何処に打撃を与えようとしていたのだろう。
現在の教育現場の荒廃すべてを日教組に押し付ける気はないが、
少なくも彼の国の偏狂な反日教育を笑うことなど私には出来ない。
2012.08.19 シモの話で恐縮ですが
いつからか油っぽい料理を食べると、ハラ痛を起こすことようになった。
こういうのも身体の変化というか老化というか退化している証拠なのだろう。
ただ困ったことに、胃は受け付けなくても口は熱烈歓迎、welcome状態で、
今日も吉村家の大盛りチャーシュー麺をウハウハしながら一気食いした。
その後、風呂屋に行ってしばらくして激しい下痢に襲われる。
まったく風呂屋で下痢などかなりサイアクもいいところなのだが、
これを機会に一度試してみたかったシートの止瀉薬を試してみたところ、
口でシートを溶かした途端に嘘のようにハラ痛が治まった。
この下痢止めは使える。これからは必ずカバンに入れておこう。
2012.08.20 10mの影法師
仕事が終わって、職場を出ると空の低い位置に真っ赤な夕陽があった。
茹だるような暑さの中でも日が短くなっているのを感じる。
同僚をジョッキ一杯だけビールに誘うと、ならば池袋まで歩こうかとなって、
夕陽を背中にしながら、影法師が舗道に10mも伸びるのが面白かった。
歩いたことでジョッキ一杯のビール旨さが一層引き立った。
たまにはこういう夏の名残を味わうのもいいものだ。
いつまで続く名残かわからないのがつらいところだが。
2012.08.21 いよいよ動き始めたか
仕事を終わった後、奥歯の神経を抜く予定だったが、
どうもそれは今夜じゃないような気がして止めてもらう。
そして再び事務所に戻って業務の残を片づける。
理事会の席でトップがぶち上げた業界の再編成案。
いつまでも続く仕事とも思っていなかったが、それが現実味を帯びてきた。
この先どうなるのか一寸先は闇。いつもそこに行き着いてしまう。
思えば20年前に冒険に出た。後悔していないといえば嘘になる。
しかしあそこで踏み出さなければ、もっと後悔していたことはわかっている。
もう十歳若かったらと思う。それをいったらキリがないのだけど。
まぁ、だからこそ人生はオモロイともいえるのだが。
2012.08.22 スクラップ&ビルド
三越前から日本橋、京橋、銀座とあちらこちらに更地が目立つ。
老朽化したビルがその役目を終えて次々と取り壊されているようだ。
先日、五輪選手団のパレードで50万人を集めた銀座中央通り。
昔の職場なら窓の下にその全景が見られて、さぞ壮観なことだったろう。
そのビルも今ではすっかり建て直されて昔日の面影はなくなってしまった。
しかしそのビルの横にある中華料理屋「大王」は未だに健在。
20代の頃、残業の夜食といえば毎度「大王」の出前だった。
外から覗くと、よく顔を憶えているオヤジがまだ働いている。
あまりの懐かしさに店に入る。なんと四半世紀ぶりくらいだろうか。
そして定番だったチャーハン大盛り味濃い目とギョーザを注文する。
昔はそれこそ「大王」のごとく客を捌いていたオヤジもさすがに老けたか。
それでも今の自分の歳よりあの頃のオヤジは若かったのかもしれない。
あれから自分は職場をいくつも変えていったが、
「大王」のオヤジはずっとこの店で日々を重ねていたわけだ。
これは本当に凄いことだと、白髪混じりの横顔に尊敬の念を抱きつつ、
相変わらず大して美味くもないチャーハンを平らげていた。
2012.08.23 「朝鮮日報」の社説
韓国を代表する大新聞の社説が酷いことになっている。
銀座での五輪メダリスト50万人パレードに対して、
「日本国内が民族的方向に流れており、誘導しているのは政治家だ」
などと決めつけているが、思考の幼稚さにはほとほとあきれ返るばかりだ。
これは私が日本人だから酷いと思ってしまうだけなのか。
韓国のネチズンやら日本のネトウヨらが口汚く応酬するのは勝手だが、
大新聞が躍起に自国民を煽る姿に、悲しい民度が透けて見えるというものだ。
そもそも、現政権は韓国などにかまけている場合ではない筈なのだが。
2012.08.24 ガード下萌え
子供の頃からガード下という空間には強く惹かれていた。
ガード下の飲み屋やガード下のパチンコ店、ガード下の映画館もあるが、
それらを眺めながら高架線下を煙草を吸いながら歩くのが好きなのだ。
一体何故だろう。電車の騒音に心を掻き立てる何かがあるというのだろうか。
しかし仕事の野暮用で寄った東横線・学芸大学前駅のガード下の静かなこと。
高架を走る電車がある限り、ガード下は存在続けるだろうが、
店の天井を軋ませるくらいでないとガード下好きは萌えてこないのだ。
2012.08.25 健サンの最新作
映画館のマイレージが貯まりに貯まり、何本も映画をタダで観られるのだが、
いくら何でも高倉健の最新作をタダで観るなどという非礼は出来ない。
それにしても母親と同じ年なので健サンも80歳か。
この人に等身大の80歳など演じられるはずはないのだが、
殆んど出ずっぱりの111分。顔だけで画面をダレさせないのはさすがだった。
2012.08.26 私、Facebookなどに参加してません!
ああ、やってもうた・・・。
そもそもこのHPのマニュアルがFacebook参照ということで、
とりあえずそれを見るためだけに登録してみたところ、
hotmailのアドレス帳に反映されたのか何なのか、
一斉に「Facebook参加しました」と送信されたらしい。
そういうシステムだとするとあまりに恐ろしすぎないか?
改めていう。
「私、Facebookなど参加してません!」
心当たりの方、そういうことですのでご容赦ください。
2012.08.27 嫌な予感的中
昨日のFacebookの件は、アドレスを登録していた全員に送信されたようだ。
もう取引先のお偉いさんから担当者まで隈なく網羅だ。
仕事メールを自宅で閲覧するため個人も職場も共有したのが仇となった。
以前、メール送信でどうしようもない大ポカをかましたことがあったが、
あれもパソコン無知のクセに、マニュアルを読むのが面倒な性根が招いたことだった。
どちらにしても慣れないものに安易に手を出すと火傷するということか。
GoogleやYahoo!ではメールの内容に応じた広告を展開していくのだという。
過度の個人情報保護による功罪がいろいろと取り沙汰されているが、
個人情報なんてボタンひとつでダダ漏れになることだけはよく解った。
2012.08.28 人工国家
ニュース映像が映し出す中国の反日デモ。
しかしそこで大暴れする若者たちの嬉々とした表情を見ていると、
尖閣など二の次で、ただ鬱憤を晴らしたいだけなのだと思えてくる。
おそらく彼らは文革も天安門も自国がチベットで何をやっているのかも知らない。
中国政府が反日に駆り立てて、目線をコントロールしているのが見え見えだ。
どのみち領土問題など下手すれば私が生きている間には解決しないだろう。
何か、こっちの国の方はどうでもいいよという気がしているのだが。
2012.08.29 アイス・キャンディー
歯痛がもう限界に達し、仕事を抜け出して歯医者に飛び込んだ。
とうとう神経を抜く。ありえない痛さで麻酔の針が突き刺さる。
血膿がドバっと出て麻酔薬を押し流す。私の口の中はどうなっていたのだ(汗)。
それにしても歯や神経を抜かれたときは、いつも妙な喪失感に襲われるが、
その喪失感にぐったりなっていると麻酔が切れはじめ再び激痛が押し寄せる。
もうどうしようもない痛みを誰かにメールで訴えようかと思ったが、
悲鳴を文字に乗せたメールなど貰う方もいい迷惑だろうと踏みとどまる。
やがて痛み止めの錠剤も効きはじめ、晩飯は長崎ちゃんぽんを一気食いする。
神経を抜くと歯が弱るという。だからひと月以上も頑張った。
しかし抜いて痛みが無くなると、無駄な頑張りだったかなとも思う。
いやいや本音は麻酔の針が突き刺さる瞬間が怖かっただけかもしれない。
そんな弱さと葛藤した日々。万感を込めてアイスキャンデーに齧りついた。
2012.08.30 アクシデント
ぐだ~という蒸し暑さに暇が重なって就業時間中はダレまくっていた。
上がろうかと思った矢先、取引先から大阪の倉庫に荷物が届かないと電話が。
どうしても明日まで荷物が届かないとエライことになるらしい。
担当者は先に帰宅。ウチの職場の欠点は担当本人がいないと手も足も出せない。
ヤマト運輸の送り状をひっくり返して問合せ番号を追跡してみると、
あろうことか大阪に行く荷物が記載ミスで埼玉に届いてしまっている。
さて、こういうことが起こると途端にテンションが上がる。
まずヤマトに頼み込んで時間外だが埼玉に集配をお願いし、
埼玉の倉庫会社には平謝りで、着払いで大阪に送ってもらう。
大阪の倉庫会社にも着払い金を立て替えてもらうように断って、
何とか明日の午前中に大阪に荷物を届ける段取りをとりつけた。
タイムリミット寸前。ヤマトも埼玉も大阪もみんな良い人たちばかりで助かった。
大阪に至っては振込みの手数料がもったいないから切手でOKと言ってくれた。
いやいや就業時間が終わってから、ようやく仕事をした気分になる。
こういうアクシデントでしか仕事の実感が得られないのはどうかと思うが。
2012.08.31 ついに富士山も
昔から「富士山が噴火する」というフレーズはよく聞いてきた。
そして大概はトンデモ預言者の妄言として笑いとセットだった。
ところがNHKニュースで「富士山噴火による火山灰で首都機能マヒ」と紹介され、
硬派の学者も「300年経て、いつ噴火してもおかしくない」と言い切っていた。
ついこの間、国が南海トラフで32万人の死亡予測と発表したばかりか、
首都直下型も相変わらず梅雨時の降水確率なみの数字が示されているというのに、
とうとう富士山も爆発するんかい!一体、ニッポンはどうなってしまうか。
もうヤケっぱち気味に笑うしかないではないか。
あ、結局、笑いとセットじゃねぇか。。。
a:1952 t:1 y:0