■2013.09

日めくり 2013年09月(平成25年)         



2013.09.01 川藤の言う通りだ

「そりゃ口では優勝諦めてないとか言うとりますよ、それがあの姿かいな」


2013.09.02 原風景の街

もうとっくに忘れたはずなのに、どこか懐かしい街。
北野坂から大通りに出たとき、昔、ここを走っていた市電の姿が浮かぶ。
そして匂い。この匂いは映画館の匂いだ。匂いで甦る記憶もある。
昔、いかにも映画館だったのではないかという建物。
ふと『大魔神』や『ガメラ対バルゴン』の看板、ロビー写真が記憶をよぎる。
6歳のときのこと。絶対に自分はここにいた。


2013.09.03 ボクシング世界戦

亀田大穀がBIFスーパーフライ級の世界王者となった。
三兄弟での現役王者はギネスブックに登録されるそうだが、
どうも世界チャンピオンが安売りされている気がする。
そもそもWBA、WBC、WBO、IBMと王者認定の団体が多すぎやしないか。
かつて協会はIBMなどには後楽園ホールを貸さなかった記憶がある。
そもそも中継を観ていて、あまりにも試合があっさりして物足りない。
そうだ15回戦が廃止されたあたりから積極的にボクシング中継を観なくなったのだ。
度重なったリング禍への対策として仕方ないのだろうが、
15ラウンド目のフラフラになりながらの壮絶な打ち合いが懐かしい。


2013.09.04 「あまちゃん」と大震災

物語が2011年3月11に近づいてくるにつれ、少し憂鬱な気分だった。
毎晩(自分の場合)、小ネタ満載で笑わせてくれているドラマが、震災を描く。
記憶も生々しい、傷も癒えていない、まだ多くの行方不明者もいる。
しかもドラマはコメディだ。あの大震災を物語の転換に使っていいものなのか。
ならば避けてしまえばいいのかといえば、それも絶対にやってはならないこと。
一体どうするつもりなのかと、かなり緊張しながらオンエアを観た。
起こったことは起こったこととして、ドラマはわりと客観的に震災を描いていた。
とりわけ悲惨に描くことも、変に深刻一辺倒ではなく無難に乗り切ったように思えた。
「よりによって“寄せては返す波のよう”ではねぇ」のセリフは気になったが、
どんな場面にも小ネタを入れ込むことは宮藤官九郎の意地だったのかもしれない。
今日のオンエアでは水口推しの身として、思わずクスリとなる展開。
人によって受け止め方や意見は様々だろうが、ひとつのヤマは越えたか。
『あまちゃん』、いよいよあと3週半。


2013.09.05 暗黒の九月

何かひと昔前のテロ集団みたいなタイトルだ。
にしても毎年のことながら9月の虎は弱いの~
ふと浜スタに行こうかと思わんでもなかったが、
つくづく行かんでよかった。
こういう心をポッキリと折られるような結末は尾を引く。
尾を引いたまま仕事をするとロクなことがない。
そういえば「日めくり」も六年目に入ったが、
六年前の今頃も変なものを引き摺ってエライ目に遭ったのだった。


2013.09.06 “四番” が打たせた3ラン

先週から鳥谷敬がタイガース94代の四番を勤めている。
球団創立78年のチームの94代目四番にどれほどの意味があるのかは別としても、
今夜の巨人戦、ライトスタンドにぶっ叩いた一撃は素晴らしかった。
あれは四番の立場が、初球から積極的にバットを振り抜かせたのではなかったか。
おそらく打つだけの技術ならばマートン四番の方がいいのだろう。
しかしチームの勝ちも負けも引き受けるのが四番ならば、ここは鳥谷しかいない。
背負うのではなく、背負わせるという感覚がこのチームには絶対に必要だった。
4安打5打点がたまたまとなるか、キャリアのターニングポイントとなるのか。
茨の道を踏み出したと自覚もしているのだろう、顔つきが鋭くなったのを感じる。


2013.09. 07 桧山進次郎、引退会見

朝、虎友がメールで桧山進次郎の引退を知らせてくれた。
そしてこの虎友が夏に奥さんを亡くされていたことを知る。
それでも一振りに賭ける桧山の勇姿を、在日同胞として励みにしていたとのこと。
短いメール文に込められた桧山への思いが伝わってきて、朝から熱くなってしまった。
私には20年前に甲子園で、佐々木主浩から放った強烈な一発が忘れられない。
遅れてきた甲子園初見参者にとって、目前で放たれたホームランは嬉しかった。
その翌年の藤田平体制から四番に抜擢されたのだったが、
「代打の神様」になる前までの桧山は、いつも怪我と闘っていた印象がある。
代打・桧山とアナウンスされた時のスタンドの盛り上がり。
ここ数年は桧山を出さずに負ける試合が、本当のダメ試合だと思うようになっていた。
縦ジマひと筋22年。桧山進次郎の引退試合は日本シリーズ最終戦こそ相応しい。
「お疲れさま」はその時まで封印しておくと、きっと虎友も思っているに違いない。


2013.09.08 オールジャパンで乗り切るべきだ

正直言うとオリンピックの東京開催は厳しいと思っていた。
このページでも4月にオリンピックはイスタンブールに決定だろうと予想した。
何よりも五輪開催の大義が最も際立っていたと感じたからだ。
先ずは日本が国際会議の舞台でロビー活動、プレゼンを成功させたことを嬉しく思う。
とにかく私はオリンピック大好き人間であるので、内心は日本開催を熱望していた。
別に大阪でも名古屋でも、要は日本にオリンピックが呼べればよかった。
何回か書いてきたが、オリンピックがもたらす経済、観光、文化も含めた数々の恩恵、
なによりも近々の指標が出来たことで、日本人が日本を考えるきっかけになること。
そもそも1964年の東京五輪など必要なかったとする日本人がどれだけいるのだろう。
「将来のため」「未来のため」。これは昭和39年と共有することも少なくないはずだ。
パラリンピックの開催で障害者のインフラ整備が充実することを願う。
おそらくオリンピックを楯にとるような、国内外の揺さぶりもあるだろうが、
ここはオールジャパン、チームジャパンで乗り切ってもらいたい。


2013.09.09 レスリング残る

オリンピックの除外候補となっていたレスリングが残った。当然だろう。
もともとシンプルかつ根源的な裸体格闘技が俎上に乗ること自体が変だったのだ。
吉田沙保里という稀代の名選手を輩出した日本の国民として率直に安堵したい。
2分3ピリオドの2P先取制から3分2ピリオドの通算得点制にルールが変わった。
よりハイレベルの攻防になるためのルール改変ならばそれは良しとしよう。
しかし野球のように7イニング制にしてまでIOCに媚びる必要などなかった。
確かに北京五輪の最高のヒロインだった女子ソフトボールチームは悲劇だった。
ロンドン五輪の直前に世界選手権を制しながら、殆ど黙殺されたのは本当に胸が痛む。
野球はともかく女子ソフトは何とかならんものだろうか。
とにかく競技には歴史も伝統もあり、IOCの理事会ごときが口を出すべきではない。
よくはわからんが7人制ラグビーは世界中でどれぐらいの競技人口なのだろうか。
私には異形の競技に思える。オリンピック異形を見せるのってどうなんだという話。


2013.09.10 のぼり坂くだり坂

職場の事務のお姉さん(6つ下かな)の息子さんが司法試験に合格した。
女手ひとつで東大の法科大学院まで出して、司法試験まで、、、大した執念だ。
「それ俺の古物商許可と交換しない?なんなら防火管理責任者証もつけるで」
などと冗談を飛ばしつつ、まさに人生のぼり坂の息子さんをうらやむ。
こっちは人生くだり坂をポトポト歩いているもんな~
ん?自分にのぼり坂なんてあったかな、と思ったら泣きそうになった。
泣かないけどね。


2013.09.11 9.11

アメリカ同時多発テロから12年、尖閣の国有化から1年。
9.11は国際社会の風景を一変させた歴史的な日付となったわけだが、
東日本大震災から2年半という節目であることも忘れてはならない。
被災地復興のためであるというのも東京に五輪を招致した意味のひとつだ。
まして福島第一原発の事故を終息させることは国際公約となったのだから、
これを千載一遇の好機として、更なるスピード感で復興を加速させなければならない。
福島の海岸を聖火ランナーが走ること。それも大きなロマンではないか。
そのロマンを見るためには、何が起こっても死ぬわけにはいかないべ。


2013.09.12 さすが夏ばっぱ

ドラマの中の台詞ではあるが『あまちゃん』で夏ばっばがいった。
「ここで本気出さねばどうする?いつまでたっても被災地だぞ」
自分も含め、ここのところ「被災地」「被災者」という言葉を弄んできた。
五輪決定のお祝いムードで浮かれ過ぎると、「被災地」を口にしてブレーキをかける。
被災地を持ち出すことでバランスを取り、浮かれ気分を相殺したような気になる。
マスコミの論調など殆どがそうだ。考えるまでもなく、随分と失礼な話だ。
ひと括りで東北を被災地といい、東北人を被災者という。
弱った被災者を誰よりも身近で励ましてきたのは、被災を経験した者たちだ。
かっけかったぞ、夏さん。


2013.09.13 13日の金曜日仏滅

日曜から南関東を台風が直撃するらしい。
明日は夜まで出勤だ。さあて困った。
何が困ったって、洗濯だ。やるなら今夜だった。
ただでさえ米軍機が上空を耳をつんざくほどの騒音を立てて飛び交う土地柄。
夜の9時過ぎに洗濯機が回せない決め事を何とかしてもらいたい。
別に13日の金曜日仏滅は関係ないが、
台風のさなかに部屋干しかいな。それだけで憂鬱なもんだ。


2013.09.14 職場の引っ越し

職場は3階が実務で4階が事務になっていたが、そっくり入れ替えることになった。
環境、財政面での改善すべきことが多く、レイアウト変更はやむなしなのだが、
空の部屋に引っ越すのと違い、作業はなかなか難儀だった。
ていうか、あっちが片付かなければこっちが片付かないので思うようにならない。
3階、4階で共有したい荷物が上に行ったり下に行ったり、めまぐるしく移動する。
自分のペースでやりたがるのはいいが、人を巻き込んでくるのでストレスが溜まる。
「勘弁しろ」「ぶざけんな」を心の中で連発した土曜出勤だった。


2013.09.15 バレンティン、年間ホームラン新記録

台風の間隙をついたような神宮でスワローズのバレンティンに一発が出た。
率直にバレンティンのシーズン本塁打記録更新には拍手を贈りたい。
それにしてもタイガースの弱さったらどうだ。
おそらく現在12球団で一番弱い。
実は桧山進次郎の最後の現役縦じま姿が観ておきたくて、
来月の連休の往復新幹線とホテルを予約しているのだよ。
3位カープとのゲーム差が6.5だって?勘弁してもらいたい。


2013.09.16 台風の爪痕

朝から昼近くまで台風のニュースを見ていた。
「経験したことのないような大雨」「命を守る行動をとってください」
今まで聞いたことのない表現が飛び交っている。「大雨特別警報」も発令された。
京都では桂川が氾濫し、渡月橋を濁流が呑み込んで嵐山の景観を一変させた。
福井の小浜では、まるで街並みが湖に浸かったようになっているではないか。
かつて訪れた街並みの記憶のすべてが、このニュース映像に上書きされる気がする。
ここのところ毎年のように異常気象が叫ばれているが、
今年は短い梅雨が終わった後、猛暑に水不足。竜巻、台風とあまりにめまぐるしい。
何よりも京都で26万人に避難指示が出るなど、今まで記憶になかったのだが。
とんだ「敬老の日」となってしまった。


2013.09.17 どうしようもねぇな

青息吐息の久保を続投させ、9回裏サヨナラホームラン。
熱投150球を投げて、打線の奮起を待ったメッセの願いは広島の夜空に散った。
下位打線だから何とかなると思ってたのか?どうしようもねぇ・・・
そもそも、ひーやん最後の縦じまを観るためCSの甲子園に行くと決めた俺がだよ、
このところ播磨に足を伸ばすか、熊野も捨てがたい、奈良も行ってみたいとか、
周辺の観光ガイドばかり検索しているのはどういうことなんだ。
しかもそうなった方がいいかもと思っている自分がいるぞ。


2013.09.18 リニア

JR東海がリニア中央新幹線の駅の場所や詳細なルートの最終案を提示した。
時速500キロ、東京と名古屋が40分。14年後の開通を目指すという。
因みに大阪までの開通は32年後を目標とするらしい。
いよいよ生きてるか死んでるかの計画目標がぼちぼち出始めてきたもんだ。
だいたいリニアなんて子供の頃に読んだ本によく描かれていた。
そこには「君たちが大人になる頃には実現しているだろう」なんて書いていた。
それをとやかく言っても仕方がないが、リニアの全線の9割がトンネルなのだという。
それでは地下鉄だ。リニアはビルの谷間を疾走するんじゃなかったのか。
車窓を眺めながら弁当を食う情緒もへったくれもないではないか。
一度は乗ってみたい気もするが、乗れなかったらそれでもいいかなと。


2013.09.19 名月か

ニュースに映った月があまりにも鮮やかだったので、
ガラス戸を開けてベランダに出てみた。
見上げると、なるほど煌々と満月は周囲の星々を消さんばかりに輝き、
街角に目を落とすと、電柱などにうっすら影さえ浮かばせている。
虫の鳴き声と冷えた空気が部屋の中にすーっと入ってきて。
みるみる部屋の中が秋に満たされていくようだった。
中秋の名月といっても、次に満月になるのは8年後だそうだ。


2013.09.20 視線と睡魔

所属組織のトップたちが集まる会議にガバン持ちで参加した。
詳しい事情は書かないが、被告席に座らされたようなものだった。
何人もの冷めた視線が一斉に向けられる経験はそうそう出来るものではないが、
そんな中でも眠い。油断すると落ちそうだ。
一体何なんだ、この自分のやる気のなさは。


2013.09.21 お墓参り

お彼岸ということで母親の友達のお墓参りに運転手として付き合った。
上京組の最古参であるウチの両親がまだ頑張っているからか、
関東には親戚関係のお墓はひとつもない。有難いことだ。
それにしても霊園のひとつひとつのお墓を見ていると、
同じ区画でも、立派なもの、質素なものと様々で何となく家風が想像できる。
中には先祖の胸像まである墓もあり、卒塔婆が一本だけ刺さっている墓もある。
しかし雑草が生い茂り、ひと目で長年放置された墓には物悲しさが漂う。
死んじまったら関係ねェやと思っていたが、今から50年後の我が家の墓を思うと、
今から親戚付き合いは丁寧にやっとかんといかんなと思った次第ではある。


2013.09.22 小田原へ

午前十時の映画を観た後、そのまま小田急を下って小田原まで行ってみた。
何だかんだ鎌倉以降、江戸以前は相模の国の中核都市で、関東全体を支配していた。
足柄街道を登り、城山の小高い丘から見下ろせば、山裾に小田原城があり、
そこから海に広がるように城下町が形成されていて、なかなか見事ではある。
城内二の丸で「ODAWARAえっさホイおどり」という祭りが開催されていた。
「秋を彩る悠久の舞!!」と謳われていたが、まったく知らんかった。
よくある会話。「海外旅行いきてぇな~」「国内で行ってない所も多いだろ」
・・・いやいや県内にどれほど知らんものがあることよ。


2013.09.23 半沢直樹・最終回

いや、実をいうと密かに『半沢直樹』を録画しながら観ていた。
何が「いや、」なんだか「実をいうと」なんだか「密かに」なんだかはよく解らない。
どう観ても、ありえねぇ度は青天井なのだが、面白いものは面白い。
『ドラゴン危機一発』で必殺の一撃を食らわせたブルース・リーそっくりの表情で、
これでもかと百倍返しの土下座を強要する堺雅人に対して、
香川照之の表情は妹の仇オハラを仕留めた『燃えよドラゴン』のブルース・リーだ。
『ドラゴン危機一発』VS『燃えよドラゴン』とはただごとではない。
これが劇画ならば見開き全面ぶち抜きのコマ割りになるに違いない。
頭取の意趣返しは裏切りなのか期待なのかは別にして、とにかくひと息。
さぁて、これで落ち着いて『あまちゃん』最終回に集中しよう。


2013.09.24 八王子事件

まだビデオ屋をやっていた頃、八王子のスーパー「ナンペイ」で事件は起こった。
当時、学生アルバイトと話したのは「絶対に日本人の仕業ではない」ということ。
それまで、強盗事件といえば刃物による強行犯というイメージがあったので、
冷血で一切の迷いのない凶行が日本人らしからぬ印象を持ったのだった。
被害者は女性3人。16歳と17歳の女子高生は口を塞がれ、手を縛られたまま、
それぞれ一発づつ後頭部を撃ち抜かれていた。
衝撃度では世田谷一家殺害事件と並ぶ、未解決の凶悪刑事事件だろう。
その事件の詳細をよく知るとされる男の引き渡しをカナダの裁判所が了承した。
男(中国人)は身柄を拘束される見通しだが、弁護人は近く控訴の方針らしい。
親御さんの気持ちを思うと一日も早い事件の解決を望みたいところだ。
それにしても、1995年という年は、何ともいいようのない一年だった。


2013.09.25 聴いたか!鈴鹿ひろ美の『潮騒のメモリー』

鈴鹿ひろ美1/10の確率で大当たり。感動したというメールも来た(笑)。
こんな大詰めに来て、いい所を持っていくか、鈴鹿ひろ美。
鈴鹿ひろ美の歌声に涙したのは太巻と17歳の春子。う~ん青春だねぇ。
「♪置いていくのね さよならもいわずに 再び会うための約束もしないで」は、
「♪さよならは別れの言葉じゃなくて 再び会うための遠い約束」と重なっていたか。
「三途の川」の歌詞替えも見事。ずっと狙っていたか、クドカンさすがだな。
朝の連続ドラマ『あまちゃん』。いよいよあと3回。


2013.09.26 楽天、悲願の初優勝

一死二三塁のピンチから栗山、浅村を直球勝負で連続三振に仕留めた田中将大。
やはり圧巻。その一球一球に込められた気魄がビシビシと伝わってくる。
「ギアを入れ直す」という表現をやたらと聞いたが、そういうことかと思う。
優勝の瞬間、楽天ナインが一斉にベンチを飛び出して歓喜の輪が出来あがっても、
マウンドでのマー君の残像がいつまでも消えていない気がした。
宙に舞う星野仙一は、2003年のときの方がもっと華麗に舞っていた。
あれから十年経って、胴上げされる方も歳をとったということだろうか。


2013.09.27 不祥事連発のJR北海道

日本が世界に誇るとされる技術力と正確性。それに冷や水をぶっかけるJR北海道。
5月の特急の事故から、安全装置の破壊、運転士の覚せい剤使用、補修を怠り脱線。
この鉄道会社がまったく乗客の安全をないがしろにしていることがよく解る。
公共の交通を担う鉄道会社が組織の体を成していないのでは話にならない。
・・・なんて書くと新聞社説のパクリみたいになってしまうので、自分らしく偏見を。
去年、札幌でICカードを使って乗車したら、登別で下車できなかったことを思い出す。
これは乗客の利便性の追求が人員削減につながると考える一派の圧力なのかと思った。
JR北海道の一連の不祥事は、まるで組合が華やかりし頃の旧国鉄を彷彿とさせる。
国鉄労組の自分勝手な思想がどれだけの事件や事故を起こしてきたことか。
そこにあるのは「乗客不在」のひと言。まさしく今のJR北海道と同じではないか。
北海道新幹線の事業は、JR東日本に運営を委託すべきではないか。


2013.09.28 『あまちゃん』終わっちゃったか

最終回を観て、再び最終週6話の録画を全部見た。
ヒロインは最終週のすべてのエピでナビゲーター役に徹し、
周辺の人たちが抱えていたそれぞれのドラマのサポートに回っていた。
それで『あまちゃん』の全体像というか世界観が鮮明となった気がする。
大震災を背景にしながら元気一杯のコメディをお茶の間に届けるという難題。
クドカン、演出チーム、出演者たちは本当によく頑張ってクリアしてみせた。
そのフィナーレを飾った賑やかで愛すべき面々が来週から消えてしまう。
朝ドラは一週間90分を26週もやることで、お気に入り=生活の習慣となる。
その習慣の喪失で月曜日は「あまロス症候群」が全国に蔓延するといわれているが、
自分もそのひとりだ。う~ん、寂しいでがすな。


2013.09.29 極楽寺

観光客で賑わう長谷寺に母親を下し、
自分は御霊神社、成就寺を経て極楽寺まで歩いてみた。
鎌倉には何度も足を踏み入れているものの、極楽寺を訪れたのは初めて。
この周辺は、昔、青春ドラマの舞台となってブームに湧いたようだが、
今の季節は観光ルートから外れ、清楚で質素な佇まいを取り戻したようだ。
百日紅の赤い実が見事で、母親を連れて行けばよかったと思う。
いや、アパートに帰ってから急に思った(苦笑)。


2013.09.30 暗黒の虎よ

『あまちゃん』にうつつを抜かしていた間、
8月の終わりに東京ドームで3タテ喰らって以来、ここまで29試合。
暗黒の虎は7勝20敗2分。
貯金を13も減らし、12ほどあった3位との勝差もたったみっつ。
ところが未だに防御率は12球団でトップじゃねぇの。
一体どんな攻撃陣じゃ。

                           

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