■2013.05

日めくり 2013年05月(平成25年)         



2013.05.01 世界文化遺産

富士山には三回登った。
その富士山がユネスコの世界遺産に登録される運びとなったそうだ。
長嶋と松井の国民栄誉賞には「へ?」だったが、これは喜ばしい。
富士山は日本人の精神的な拠り所であり、日本の象徴なのだから、
もともと自然遺産ではなく、文化遺産であることが正しい。
一方、選考から外された鎌倉は同県人としては残念な気もするが、
休日の小町通りのごった返しと江ノ電の輸送能力を思えば、
世界遺産などにならなくてよかったのではないか。
建立時の建築物が少ないのはここが自然の要害に囲まれた地であるからで、
奈良や京都とは環境が違いすぎるのだ。
とにかく「鎌倉を世界遺産に!」なるスローガンを掲げた幟やポスターを撤去すべき。
あれほど古都の景観を損ねるものはないのだから。


2013.05.02 カンポ

ゆうちょ銀行に定額貯金の口座を作り、
ついでに保険にも加入した。
自分自身への備えというのも考えなければならない。
すでに遅すぎるのかもしれないが、
やらない方がマシだということでもないだろう。
保険金の受け取りを母親にしたのが何とも情けないが。


2013.05.03 日本国憲法

「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」が日本国憲法の三要素だ。
では改憲論議はそれらを危うくさせるものなのか。決してそうではあるまい。
現憲法の解釈で様々な運用が可能であることが危うさの最たるものではないか。
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」に疑問を持たない方が不思議だ。
違憲ということならば「私学助成金」も完全に違憲となる。
既に存在し、確立しているものである以上、憲法を改正するのは当然ではないか。
そもそも「自衛権」が明確にされない憲法を「世界に誇れる平和憲法」だといえるのか。
9条の第一項「戦争放棄」は堅持する。しかし第二項は改正する。
本当の平和主義の確立のため、これ以上の思考停止は許されないだろう。


2013.05.04 Golden Week

今夜は実家に泊まるので、その前に映画を二本ハシゴさせてもらった。
シネコンのチケットカウンターの電光に「満席」の文字がいくつか点灯している。
興行が活況であることは大変喜ばしいことだと思う。
もともと「ゴールデン・ウィーク(GW)」とは映画会社が発案した呼称だ。
だから黄金週間に映画に行くのはGWの過ごし方としては正しい。
などと旅行にも行けず、五月晴れに暗がりの中に潜むことの口実になるだろうか。


2013.05.05 Barrier free

今、首都圏の駅でホームの殆どにエレベーターが設置されている。
それでドッとベビーカーが増える。赤ん坊を抱く母親はほとんど見なくなった。
それについては多少の「?」はあるが、当然、バリアフリーを否定するものではない。
しかし今日、母の御用で三越の本店まで付き添ってつくづく思ったのは、
バリアフリー化で平坦なコンコースのかなりの距離を歩かされるということ。
とくに違う鉄道会社に乗り換えるときなど最悪だ。
日本橋に行くためJR新橋駅から地下鉄銀座線へ乗り換えたのだが、
JRのホームの一番端のエスカレーターを降りて改札を出た後、
再び逆方向の端まで戻り、交差点を渡らなければ地下鉄のエレベーターに行けない。
トイレとなるとまた遠回りを強いられ、これでは健常者ですらヘトヘトになる。
今まで階段を降りればすぐに地下鉄に乗れるものだという頭しかなかった。
「エレベーターの設置で優しい社会」というお題目に、とんだ疑問を抱きながら、
まったく当事者にならないとわからないことを一気に学ばされた気分だ。


2013.05.06 能見篤史の流

今夜の東京ドームでは久々に溜飲を下げた。
序盤に2失点を喫したものの三回以降のピッチングは冴えわたった。
むしろ絶対の自信を持って巨人打線を翻弄していた。
バックネット裏の遥か上段にもその自信が伝わってくる。
とくに六回の裏、阿部慎之助のバットを泳がせた三振など手玉に取るようだった。
そして、見事なバッティングフォームから放たれたホームラン。
久々に綺麗なホームランを見せてもらった。
嗚呼、タイガースファンはこういう能見篤史が見たかったのだ。
そんなこんなで2013年度ゴールデン・ウィークが終了。


2013.05.07 タクシー(怒)

実家の近くをコミュニティ・バスを走らせる計画があり、
有難いことだと思ったら、地元のタクシー会社の猛反対で潰された。
まぁ向こうも商売なのだからそりゃ仕方ないかなと思う。
しかし、例えば老人用の年間パスだとか割引のある回数券を発効し、
その差額を自治体が助成するようなシステムはとれないものか。
そもそもタクシー商売の昭和の頃からの進歩のなさはどうしたものか。
未だに一万円を出すと運転手が「えー」という顔をする。
今どき百円ショップだって普通に対応する。
カードも使えない現金商売なら釣りの対応ぐらい普通にせえ(怒)


2013.05.08 やったね☆☆☆

五回まで澤村に無安打に抑えられていたところから中継を観る。
おっ八回に伊藤隼太のバースディ・アーチが飛び出したぞ。
さあ守れ、あと2イニングを何とか抑えるんだ!
廣田神社の必勝御守りを握りしめながら画面を凝視。
榎田に勝ち星をつけてやれ福原、久保・・・うぐぐ、おっさんら、何やっとんじゃ(怒)
延長十一回裏、安藤が先頭を歩かせたところで、溜まらず風呂へ。
それでも試合が気になる、湯船を飛び出しバスタオルを腰に巻いてリモコンを握り、
テレビをつけ・・・る前にネットで試合経過を確認(爆)
よしゃ、安藤がゼロに抑えている。安心してテレビをつける。
ひ~やんが一塁線を破る!ファーストランナーの田上、ホームに激走。
しゃぁぁー!思わず腰のバスタオルを外してブンブンとフルスイング。
やったぜ!東京ドーム三連戦三連勝。有難うひ~やん、有難たや廣田神社。
気合でバスタオルを振り抜いた午後十時の全裸祭じゃい。


2013.05.09 介護

はっきりいって高齢の両親とどう向き合うかというのが、私の喫緊の課題だ。
いや、喫緊どころかそうなることは十分にわかっていたのだが、
正直、そり現実から逃げていた。
この度の母の入院と留守を預かる父を見て、それを自覚せざるを得なかったこともあり、
「介護」の二文字が今、大きく頭の中を支配するようになる。
前向きな言い方をすれば興味を持ちはじめたといってもいいかもしれない。
とにかく先ず克服しなければならないのは「介護」に対する決定的な無知だ。
あれこれと資料を取り寄せてみることからはじめてみようかなと思っている。
どうなることやらわからんのだが、現実は待ったなしなのは確かなのだから。


2013.05.10 勘違い

日付と曜日の認識が出来ないでいた母親の記憶障害も徐々に回復の兆しが見えてきた。
ところが何を隠そう、私自身、今日が木曜日だと思い込んでいた。
そうだった今週は火曜日からのスタートだった。
職場で「明日は土曜日」という会話がなければ、出勤したかもしれない。
GW明けの週はかったるさ満点なのだが、タイガースの連勝でそれを感じなかった。
・・・ということにしておこう。


2013.05.11 「青春の握りこぶし」リングを去る

小橋建太が今日、リングを去った。
デビューしたてのグリーンボーイからトップに昇りつめるまでを見てきたが、
私の中では“鉄人”小橋建太ではなく、あくまでも赤タイツの小橋健太だった。
だから小橋が必死に癌と闘っていた過程はほとんど知らない。
しかしスタン・ハンセン、三沢光晴、川田利明との壮絶な激闘など、
小橋健太を作り上げた節目の大試合の殆どを武道館で目撃してきた自負はある。
そう彼は一度も海外へ身を隠すことなく、衆人環視の中で成長した唯一の存在だった。
確かにプロレスラーの引退ほどいい加減なものはなく、
引退そのものが復活劇へのギミックだったりもするのだが、
おそらく小橋の場合は正真正銘、リングを去るのだろうと思う。
それぐらい虚飾とは縁のないプロレスラーだった。
その呆れるほど無垢なプロレスラーに沈黙のテンカウントを捧げたい。


2013.05.12 中学校

実家から最寄駅まで歩くのに幾つかのコースがある。
母校の中学校の正門を通るルートを選んでみる。結構な坂道。
中学を卒業して何年になるのか、年月を数えるのには電卓が必要だ。
校舎はそれほど変わっていないように見えるが、その周辺は随分と様変わりした。
マンションが並んでいる所は、かつて遅刻寸前に駈け抜けた空き地だった。
懐かしいグランドにはバスケットのゴールが。
ガラガラ声の顧問の先生はお元気だろうか。
学校の御用達のようだった文房具屋もまだある。
あそこで寄り道してファンタやチェリオをよく飲んだ。
うーんと、あの店の名前は何だったかな。
思い出せ、思い出せ、看板が見えるまでには思い出せ。
そうだ「弘文堂」だ!セーフ、よく思い出した。


2013.05.13 埒外

昔の取引先の社長が、職場近くまで来たのでお茶に誘う。
安煙草をくるらしながら、割に合わない仕事ばかりでほとほと参っているという。
「どこかにいい儲け話はないかね」とそんな話ばかりを何年もしているのだが、
今思えば、何年か前の「もうダメだ」なんては実に他愛ないものだった。
仕事の減り具合に茫然としたものだが、もはや慄然の域にある。
所詮、我々の仕事は円安、株高、アベノミクスの埒外にあるわけか。


2013.05.14 悪循環と堂々巡り

マスコミはニュースのネタを拾うだけでなく、作り出す作業も必要なのだろう。
高市早苗と橋下徹の発言など、あらかじめ物議を醸す方向で演出された気がする。
両者の発言はとくに新しい話ではないし、それなりに配慮もされていたと思うが、
印象として残るのは「村山談話の否定」であり、「戦争中の売春容認」となる。
マスコミは発言の過激な部分だけを繋ぎ集めて、中国、韓国の反応を伺い、
中韓の怒りを煽るだけ煽ったら、それをまたニュースのネタにする。
乗せられる高市と橋下の脇の甘さ、タイミングの悪さは如何ともしがたいが、
多くの政治家はわざわざ物議を醸すことはなかろうと、口を塞いで沈黙している。
沈黙している間にアメリカ議会での中韓のロビー活動は着々と進行。
はっきり言えば相当な政治資金がアメリカ議会に渡っていることだろう。
そして日本は増々とんでもないレイプ国家のレッテルが貼られていく。
この悪循環というか堂々めぐりを作るのはもはや亡国の所業ではないのか。


2013.05.15 とっとと寝るべ

6連勝で突入したプロ野球交流戦も、甲子園で連敗。
あんなに好調だったタイガースの面々だったが、一気に暗転した気分ぜよ。
まぁ子供の頃から連勝すれば連敗するのはお馴染みなのだが、
東京ドームでは橙色の気色悪いチームがサヨナラ勝ちときたもんだ。
・・・しかし「とっとと寝るべ」がタイトルになる一日というのも。。。


2013.05.16 リハビリ

NHKの『プロフェッショナル―仕事の流儀』であるリハビリ医師を追っていた。
母のこと、叔母のことがなければおそらくチャンネルを変えていた。
当然のように医師と患者の壮絶な現実がテレビに映されていたのだが、
一番難しいのはマヒした身体を動かすことではなく、気持ちを折らないこと。
何十年後かに自分がもし患者になったときは一体どうなるのだろう。
「人のため」でなく「自分のため」というのが回復のモチベーションになりうるのか。
そういうことの勝負って、すでに始まっているのかもしれないな。


2013.05.17 それがどうした

仕事が終わって、高田馬場に寄り道。
ついでに晩飯でも食うか?いやとりあえず新宿まで行っとこ。
何だロマンスカーがいいタイミングで乗れるな、とりあえず乗ろ。
途中下車してとりあえず一服して、スマホでタイガースの試合経過を見てと。
がっ、負けとる。オモロないな、映画でも行くか。
南町田、鴨居、海老名・・・どこの映画館にしよかな。
うーん、何を観よか。。。とりあえず牛丼でも食っとこ。
ありゃ、一死満塁でマートンかいな。よしゃ急いで帰ろう。
何だよ、スマホが固まっとるやないか。
逆転を信じてテレビをつける。
じぇじぇっ!負けてしまってるではないかい。
しかもセリーグではタイガースだけが負けとる。
おっ、土壇場でベイがハムにひっくり返されたぞ。
かっ、それがどうした。


2013.05.18 ヘタレな中継観戦

録画した阪神戦を観ないままレコーダーから削除するということが続いている。
今日の相手はパ・リーグを代表するエースの攝津。また苦戦が予想される。
部屋にいながらあえて試合を録画し、一時間遅らせて追っかけ再生。
イニングの経過をネットで確認しながらの時間差観戦だ。
たかが3連敗でチャンスのドキドキにもピンチのハラハラにも耐性がなくなっている。
こんなヘタレな観戦だが、結果がわかっていると“神の目線”になってなかなか楽しい。
“神の目線”になると二死からの無駄な四球が得点に結びつくのが目につく。
こんなヘタレな観戦をやっておいて神もへったくれもないのだが。


2013.05.19 NACK5

ここのところ土日のどちらかは実家で運転手をやっている。
ということで西武ドームでの交流戦には行けなかったのだが、
ありがたいことに埼玉のFM 79.5MHz(NACK5)が西武戦の中継をやってくれる。
FM局で野球中継というのは珍しいのではないだろうか。
さぞスタイリッシュな野球中継がカーラジオから流れるかと思いきや、
なんと解説は川藤幸三。「なんちゅうか、技術云々でなく今の新井は気迫じゃよ」
いつもの阪神戦の中継でセ・リーグひとり勝ちだぜ。


2013.05.20 白鵬を止めろ!

大相撲五月場所の千秋楽に行くことになった。
現在、稀勢の里が全勝を守り、白鵬と並んでいる。
なにせ日本人力士が優勝したのは2006年の栃東が最後。
まだ中日を過ぎたばかりだが、とにかく稀勢の里に頑張ってもらいたい。
せっかくの千秋楽の桝席で見物だ。
何かトピックになるような一日であってほしい。


2013.05.21 市境

アパートから100メートルちょい歩けば隣の市になる。
今夜は市境の上空をやけに米軍機が飛ぶ。
テレビの音が聞こえなくて腹も立つが、アパートにいないことも多いし、
それでNHKの受信料が安くなっているので我慢できないことはない。
むしろ隣が控除の対象でないことを密かにほくそ笑んでいたりもする。
ゴミが溜まったらあっちの収集場所に捨てることもできなくはないな。
いや、まだやったことはないが・・・。
しかし境の道路で事故でも起こしたらさぞ面倒なことになるだろうなと思う。


2013.05.22 長いわ

試合時間5時間12分。
千葉に行かなくて本当によかった。
5点差を土壇場で追いつかれたという流れの試合で辛くも引き分けた。
最後の3イニングを投げ切った筒井が頑張ったのと、
巨人とのゲーム差が0.5縮んだのがせめてもの救いか。
にしてもマリンフィールドへ行ってたら今頃は錦糸町のカプセルだったか。
あの日シリでの濃霧の屈辱からすでに8年・・・。
交流戦に入ってからもロッテとの試合はもつれてばかり。
やはりこのカードは土日のデーゲームがベストだろう。


2013.05.23 狂言・茂山千作さん逝く

朝、出掛けに人間国宝の四世・茂山千作さん逝去のニュースを聞く。
国立能楽堂には四度ほど行って、当世・千五郎の狂言を楽しんだものだが、
この大御所の舞台はついぞ観ることが出来なかった。
昨年の三月、京都での公演が最後だったという。
その時で92歳。肺がんを患っていたというのだから東京公演は厳しかったのだろう。
それはこちらが「勝手に遅れてきた」ちりとてちんな観客だったので仕方がないとして、
「狂言の神さまが作り上げた究極の役者」「見ているだけで幸せな気分になる」
そんな記事の書かれ方をされるとやっぱり生で味わってみたかった。
写真を見ただけで死を悼む気持ちより、どこか可笑しみがこみあげてくる。
「天衣無縫、百年に一人の狂言師」の旅立ちに合掌。


2013.05.24 500円貯金の行方

今年2月5日の「日めくり」で書いた500円貯金。
紙幣と単に両替しているだけではないかという疑問を抱きながらも(笑)、
柿の種のプラスティック容器から百円ショップで買った広口瓶へ貯めてきた。
10枚づつ重ねて列にしてみたら24列と6枚。トータル246枚。123、000円になった。
さて困った。これ以上貯めはじめるといよいよ使うのが惜しくなっていく。
それでいて両替疑問にある通り、大して貯金総額は変わっていない。
しかしそこそこの現金だ。ちょっと外に出るにも戸締りに気を使う。
何よりも広口瓶の隠し場所も考えなければならならない。
使うとなっても大量の500円玉を財布に入れて持ち歩くわけにもいかず、
定期券購入で崩すかと思いきや、券売機で500円玉は10枚しか使えないことが判明。
ATMに入金するのも硬貨を受け付けているのは平日のみで機械も限られている。
急にアホらしくなった。「やめた、しんどい、やめた」。
しかし10枚で24列と6枚の500円玉を見ながら、ふと思う。
この中のたった2枚で毎日そこそこのランチが食える。映画も観られる。
3枚で最新刊の単行本も買える。ふた列も使えば服も靴も買えておつりも来る。
端数の6枚で居酒屋で何時間も過ごせるではないか。
そもそも500円玉1枚で愛飲する「わかば」が2箱買える。
全部で492箱か。かっ、結局タバコを何箱買えるのかと発想に落ち着くのか。
本数に換算すると9、840本・・・と思い浮かべた途端に肺がチクチクしはじめた。
う~ん、何をどうでもいいことをダラダラと書いているのだろう。
やっぱり銀行に持っていこうと決め、重い塊をバッグに入れて玄関を出た。


2013.05.25 |2×|

本日の「日めくり」を白鵬と稀勢の里の無敗同士の大一番について書くか、
それともタイガースのサヨナラ勝ちについて書くか。
大相撲は明日の千秋楽に行くのでサヨナラ勝利のことを書く。
甲子園から遠く離れた土地で阪神ファンになってしまった宿命なのだが、
死ぬまでに一度でいいから歓喜が爆発するスタンドに身を置いてみたい。
その逆は今まで一体何度味わってきたことだろう。
わざわざ仙台や札幌まで出掛けてサヨナラ負けを食らったこともある。
実は来週の日曜日には日帰りで福岡に乗り込む予定になっているが、
これ以上いらんネタはいらん。
それにしても球場の張り詰めた空気が一気に爆発したとき、
選手たちの心の中で弾けるものもあるのだろう。
ここ数試合、ミスを連発し精彩を欠いていた大和が泣きじゃくっている。
打たれた武田久はユニフォームのボタンを外しながらベンチに引き揚げる。
こういう姿を生で目撃することの醍醐味。ぜひ味わってみたいものだ。


2013.05.26 そして栄光は土俵下に転がった

稀勢の里は残念だったが、あれは琴奨菊を褒めるべきか。
この場所は稀勢の里を中心に回っていたようでいて、
結局はすべて白鵬の掌の内にあったか。
さて初めての大相撲観戦はなかなか楽しかった。
両国国技館自体はプロレスで80回ほど出掛けていたが、
吊り屋根に水引の幕。鮮やかな四色の房が垂れている下にはリングならぬ土俵。
入り口にずらりと並んだお茶屋の活気など江戸情緒満点でまるで別世界だ。
弁当につまみに酒も次々と運ばれ、帰りにお土産も持たされる至れり尽くせりぶり。
千秋楽ならではの協会挨拶、三役揃い踏み。フラッシュが反射する賜杯の綺麗なこと。
自衛隊の生演奏による君が代斉唱に、木村庄之助の最後の軍配。
数年前の八百長騒動がいかに無粋だったか。
大相撲は興行そのものが神事であり伝統芸能だった。


2013.05.27 ね・む・い

橋下徹の一連の発言について書こうかと思った。
(正直言って、彼の発言のどこが問題なのかさっぱりわからない)
小平市の住民投票について書こうかと思った。
(投票率が満たないため無効。開票しないのは民主主義的にも当然では)
株価の連日暴落もほんのちょっと気になった。
(でも14、000円台なんてちょっと前まで夢の数字だったぜ)
東海村の実験施設での放射能漏れについて。
(管理体制の緩みなど原発の是非以前の問題ではないか)
そんなことより、この異常な眠さはどうしたものだろう。
・・・以前もやったかなこのパターン。


2013.05.28 配置転換せよ

能力がないとか技術が不足しているとかの話ではなく、
物事すべてに得手不得手、向き不向きがある。
久保康友、君はクローザーに向いてない。
自ら配置転換を申し出でよ。以上。


2013.05.29 梅雨入り

日本は四季ではなく、実際は夏季、秋季、冬季、春季、雨季の五季だといわれている。
雨季がもたらす恵みが自然を作り、生命を育み、豊かな国土を造ってきた。
石油は出なくとも、岩清水の流れこそ我が国のかけがえのない資源ではないのか。
そのことを適当にわかったつもりで、ここまで生きた年月だけ梅雨を過ごしてきた。
穏やかにしんしんと降る日々の雨に感謝しなければならない。
「洗濯物が乾かねェ」「傘を何本失くすのか」「せっかくの野球が中止になった」
いつまでもこんなこといってんじゃねぇよ・・・・・と思う。


2013.05.30 『仁義なき戦い』蒔絵シール

自分にとっての神映画がネタに扱われているようで気分悪い。
あの『仁義なき戦い』の名セリフがシールになって発売された。
「神輿が勝手に歩ける云うんなら、歩いてみないや、おう」
「云うなりゃ、あれらはおめこの汁で飯喰うとんるんど」
「広島極道は芋かもしれんが、旅の風下に立ったことは一遍もないんでっ」
「牛の糞にも段々があるんで」
「お前ら構わんけ、そこらの店、ササラモサラにしちゃれい」
・・・どこに貼るんだこんなシール。不覚にも笑ってしまったが。


2013.05.31 月末締め残業

そもそも俺に請求作業をやらせるなど、
いくら非営利団体とはいえ自殺行為じゃろうが。
知らんぞ。

                           

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