■2013.08

日めくり 2013年08月(平成25年)         



2013.08.01 夏の有川浩フェア

今年も8月恒例で有川浩を読み始める。
何となく三年連続となると風物詩感が湧いてくるものだが、
『フリーター、家を買う』を読み出した途端、これはちょっと厳しいぞと思った。
何だこの主人公は、この家族の描き方は、、、
有川浩も少々お疲れ気味か?こりゃ四年目はないかなと途惑いながらも、
昼休みと帰りの電車で、気がつけばすでに150ページを超えている。
うーん、売れている作家の底力ってこういうことなのか。


2013.08.02 最上段の頭の上

今夜は東京ドームのレフトスタンド最上段に陣取った。
スタンリッジの低め中心の軽快な投球もよかったが、
新井の会心の一打が目の前に迫ってきて、頭の上を超えて看板に跳ね返った。
帰りの後楽園駅までの通路を気分よく歩きながら、
明日先発の天敵・杉内俊哉の顔が浮かぶ。
遠慮はいらんけ、泣かしちゃれぃ。


2013.08.03 31歳の今昔

試合が終わった後、後輩というか友人と水道橋の飲み屋で合流。
阪神ファン同士がネットで知りあって10年。
31歳になったらしい、どんだけ若かったことやら。
昨日、台湾から帰ってきて、明日は神戸に出張だという。
ラグビーファンでもある彼はイングランドやウェールズまで観戦に出掛けている。
自分の31歳といえば1992年。阪神快進撃の年に一念発起して会社を辞めた。
31歳といえばある程度は社会の仕組みもわかってきつつ、体力もある。
辞める前にアメリカにプロレスを観に行き、もちろん球場にも足を運んだ。
彼と別れ際、先輩ぶったわけではないが、一言だけいってやった。
がむしゃらに仕事だ、趣味だと邁進すると婚期を逃すぜ、と。


2013.08.04 藤浪晋太郎!菅野に勝つ!!

オーロラビジョンはもとより、東京ドームシティ内外での看板から売店まで、
東京ドームでは当然、巨人の選手たちが輝けるように演出されている。
JR水道橋駅の発車音は「闘魂こめて」で、セブンイレブンの店員も巨人のユニ姿だ。
自然、対戦するビジターチームはその輝ける?巨人軍の引き立て役となる。
しかし録画した中継を観て、一番輝いていたのは19歳ルーキー、藤浪晋太郎だった。
菅野より、坂本よりも、慎之助よりも、誰よりも輝き、弾けていた。
7-0の完勝。さぞドームの関東虎党も溜飲を下げたのではないか。
あんな環境で一番輝けるのはプロフェッショナルアスリートとして貴重な資質。
極論でもなんでもなく、タイガースは巨人に勝つために存在している。
浜スタや神宮より、とにかく東京ドームで輝くべし。
今後とも藤浪晋太郎にはそのことを十分に意識してもらいたい。


2013.08.05 ガヤ男

例えば、普段は面と向かってロクな話はしないし、
有意義な提案の何ひとつなく、自分からは決して動こうとはしないのだが、
そこに第三者がいたり、会議になると突然、正論ぶってもっともらしい話をする。
ガヤの中から出し抜けに自分をアピールするだけのガヤ男。
昔から必ず一人はいるものだが、
好きになれんな、こういうケツの細いのは。


2013.08.06 15年前

ふと15年前、1998年という年が気になった。
長野オリンピック、松坂大輔の横浜高校が春夏連覇、和歌山毒入りカレー事件。
SMAP『夜空ノムコウ』、宇多田ヒカル『Automatic』、映画『踊る大捜査線』。
どれもこれもついこの間のことのように感じる。
この歳になると15年という歳月など一瞬の瞬きのようだ。
広島に原爆が落ちて15年ちょっとで自分は生まれた。
物心ついたときは、広島も長崎も終戦も遠い過去の歴史だと思っていたが、
実際はその程度の歳月だったのかと驚く。
慰霊碑にまた新たな名前が刻まれては、遺伝子検査で新たな被爆者が発覚する。
ヒロシマから遠くはなれて、、、また近づいて、を繰り返していくのだろうか。


2013.08.07 立秋

まぁ、このタイトルをつけて、日中が35度を超えたのだから、
凡そいいたいことは察せられると思う。
とにかく今夜の熱帯夜は残暑のうちということ。
いつも昼過ぎの尋常じゃない眠気を考えると、絶対に熟睡できていない。
そういえば「今年は海に行ってないな」と言わなくなってどれぐらい経つのだろう。
熟睡出来るような夏の過ごし方をしていないのも確かだが。


2013.08.08 とりあえずは

熱中症対策でエアコンを惜しむなといいながら、
一方では節電に励みましょうといわれ。
水分をたくさん摂りましょうといながら、
なんだかんだ節水を呼び掛けられる。
沖縄の米軍ヘリ墜落に遺憾の意を表明しながら、集団的自衛権に邁進する。
汚染水が深刻さを増す福島第一原発。その渦中に各電力会社は原発再稼働の申請。
そもそも中韓との関係を修復したいのか、したくないのか。
どうもニュースのことごとくが二律背反を伴って伝わってくる。
まぁ、とりあえず奈良の大地震の誤報で気象庁を攻めたてるより、
まずは誤報であったことにほっと胸を撫で下ろしてみてはいかがだろう。


2013.08.09 “神様・仏様・マー様”

田中将大が開幕16連勝のプロ野球記録を達成し、昨年からの連勝記録を20とした。
飛ぶボール騒動がとりあえず落ち着いているのもマー君の功績のうちだ。
適当にヒットを打たれ、ランナーも出す。しかしそこからギアを入れ直す。
よくはわからないが、田中将大という顔で抑えている部分もあるはずだ。
真のエースとはそういうものだろう。
スポーツ紙には「神様・仏様・マー様」との見出しが躍る。
マー様って、、、新興宗教の教祖様か。


2013.08.10 大阪へ

岐阜、広島の仲間たちと合流して、
亡くなった友人宅にお線香をあげに大阪に行く。
元来、気丈なお母さんは明るく故人の思い出話を語ってくれた。
去年にお会いした時よりも間違いなく若返った気がする。
もちろん心中は寂しいに決まっているが、そこは見たままの元気さを受け入れよう。
お母さんから焼き肉でも食べに行こうかと誘われたとき、
正直、付き合ってもいいかなと思ったが、
仲間から、それは違う、やんわりと断って正解といわれた。
自分の世間知のなさは知っている。まだまだ勉強が足りないか。


2013.08.11 浪花、友あれ

メインはお供えだったが、たまの関西だ。二日間、それなりに精力的に動いた。
連日、聖地・甲子園のライトスタンドで高校球児たちの熱戦を堪能し、
初日に甲子園隣の素盞嗚神社に、今日は本町の坐摩神社と難波神社を参拝。
甲子園も御堂筋もこの夏最大級の暑さだったらしいが、
仲間たちとの時間も、ひとりの時間もともに満喫して大満足だった。
いろいろと段取りを仕切ってくれた地元のKさん、ありがとう。
ペアルックで仲睦まじい広島のSさん夫妻、カッコいい夫婦や、あやかりたい。
岐阜のI、実は君といると妙に落ち着くんだな。
例によって都島の飲み屋に飛び入り参加のTちゃん、今度はゆっくり飲もう。
そんな感謝の思いを胸に新大阪発の新幹線で、新横浜に下車。
スマートホンは座席に置き去りにされて、東京駅まで行ってしまったが。
あ~あ・・・・・(脱力)


2013.08.12 LIVE in いかずち

すっかり土方焼けになったが、そこは旅の新鮮さでそれほど苦ではなかった。
むしろ東京の見慣れた風景の中の日常に帰った途端に暑さがこたえる。
夕方になって稲光一閃。雷鳴には驚いたが適当なお湿りはありがたいか。
しかし夜の11時すぎの雷雨は有難迷惑も甚だしいぞ。
おおっと、またドカンと来た。


2013.08.13 聖地・甲子園

土方焼けの顔や腕がヒリヒリし始めた。
しかし甲子園のスタンドで焼けたのだから、むしろ嬉しい。
日差しだけではなく、甲子園そのものが脳裏に焼きついている。
札幌から福岡まで殆どのプロ球団の本拠地球場を訪れているが、
やはり甲子園は別格。もう野球場としての世界観が他とは明らかに違う。
野球をやる少年たちが一度は夢見る聖地としての存在感に満ち溢れているし、
沁み込んだ伝統の重みがズシンと来る。
そんな中で、おそらく日参しているだろうオッサンたちに紛れながら白球を追う。
グランドだけではなく、スタンドも聖地のうちだ。
うーん、たまらんな。
毎夏、甲子園に行けたらいいなと思う。


2013.08.14 ~~━v(´□)≪ 煙煙煙煙煙煙煙煙 煙 煙 煙 煙 煙 煙 煙

“NPO法人「日本禁煙学会」、映画『風立ちぬ』のタバコ描写に苦言“
こういう十字軍気取りの大馬鹿集団は本当に困る。
映画を観た人ならわかるが、タバコはあの時代の空気を表す必須アイテムであり、
タバコを吸うことは映画作家が主人公に自身を投影するための重要な表現だ。
「未成年の喫煙を助長し、国内法の『未成年者喫煙禁止法』に抵触のおそれあり」
冗談こくな、それこそ憲法21条への重大な介入行為ではないか。
そうなると麻薬、強盗、傷害、殺人の表現もすべて法に抵触するのか。
確かにドラマの居酒屋のシーンでさえタバコを吸っている人間はいなくなった。
NHK朝ドラの『カーネーション』では焼跡闇市のパンパンですらタバコを吸わない。
あるべき表現を規制してまでの過分な配慮に、日頃から苦々しく思っているのだが、
とうとうアニメまでいちゃもんをつけてきたか。
大ヒットアニメだけに絶好の宣伝機会と踏んだのだろう。
もし自分がタバコを止めたとしても、こういうさもしい嫌煙家にはならない。
にしても腹立つのぉ~、何をごたく並べてやがるか、このクソボケが。


2013.08.15 終戦の日

この「日めくり」を始めて、早くも5回目の8.15を迎える。
ところが過去ログを辿ってみると、そのことに一度も触れていない。
自分の中ではすっかり風化していたのだろうか。
いや、終戦の日などすでに物心ついたときから風化していた。
マスコミによる靖国参拝閣僚のウォッチングに、うんざりしていたこともある。
敗戦の日が終戦記念日となって、今や外交問題発火の日か。
ただ、いつも青空で繋がっているイメージがあるのは何故だろう。


2013.08.16 Friday Night

「ハナ金」というバブル臭漂う言葉もすっかり聞かなくなった。
それでもアラベスクの『Friday Night』(古)ではないが、
やはり飲むにも遊ぶにも一週間で一番使えるのが金曜の夜。
昔はデートで映画観て、酒飲んで、あわよくば何処ぞにシケ込むぞというパターン。
(シケ込むって、湿気込むと書くのだろうか・・・)
どのホテルも満室で、道玄坂を下りたり登ったり、、、
結局、朝まで飲み直しなんてことも。
今夜は中継で新井サンのサヨナラ犠打を観てから、レイトでゾンビの映画を観る。
20代の頃のFriday Nightの色気はないが、熱帯夜で湿気の方は申し分なかったか。
どちらにしても、仕事に遊びに、一日を幾通りか使えるFriday Nightは良い。


2013.08.17 しんど

母を連れ、途中で従姉親子も拾って、リハビリ入院中の叔母を見舞う。
こういうことがあると上京組の年長者として異様に張り切る母親。
従姉の娘のために可愛げな服を買い、赤飯を炊き、煮物をこさえ、
叔母にはちょっとしたソファやら肌着、肩掛けなどを用意して、
「帰省か?」といわんばかりの大量のお土産を車に詰め込む。
そこまでは田舎の世話好きの婆さんとして微笑ましいともいえるのだが、
さりげなく渡せばいいものの、この服のこのアップリケが気に入って買っただの、
この煮物を仕上げるのに夜中までかかっただの、店を広げ口上がはじまる。
だいたい80過ぎの婆が選ぶ服に、「可愛い」と相槌を打つ30手前の娘も気の毒だ。
そこは自己満足として、皆、年寄りの邪気のない楽しみだとわかってくれるが、
なにしろ傍で見ていて押し付けがましいことこのうえなく、
ひとつひとつの品の説明を聞かされる方も大変だし、自分も恥ずかしい。
そこを皆の前で強く突っついてとシュンとされるのも面倒だし、不憫だし、
でも、そこそこのところで自覚させなければならないし(無理だろうが)
結局、母親が用足しの間に自分がフォローを入れ、苦笑いという按配となる。
とてつもなくしんどいが、このしんどさも今のうちだと思うと、これもまた。。。


2013.08.18 記憶装置

38年ぶりにスクリーンで『タワーリング・インフェルノ』と再会。
修学旅行から帰った中学生は、矢も楯もたまらず翌日の早朝から映画館に並んだ。
あの豪華オールスターキャストも、もう殆どが鬼籍に入った。
映画の中で火災を起こすグラスタワーは138階建て。
当時は京王プラザが47階。ありえない架空の超高層ビルだった。
今やアラブのブルジュ・ハリファは160階建てだ。
38年の歳月とはそういうことなのだろう。
そのあと上大岡からバスで大船駅まで行ってみる。
この大船の代ゼミで浪人時代を過ごした。
浪人といっても講義はサボり、大船までの定期券を使って映画館に入り浸った。
高校を卒業し、浪人を終えるまで380本くらいは観ただろうか。
松竹大船撮影所はなくなったが、小高い丘に鎮座する観音様の威容は健在。
ここを訪れるのも35年ぶりくらいになる。
ほんの少し足をのばすとあちらこちらに記憶装置が点在し、
変わらぬものと失ったものを確かめることになる。
丘を上がる途中で、シャワーのように耳に飛び込んでくる蝉の鳴く音。
蝉しぐれというのもまた、遠い夏の日を呼び起こす記憶装置になるようだ。


2013.08.19 準々決勝

甲子園大会は今年から一日で準々決勝4試合消化を復活させた。
この8校の中に必ず深紅の優勝旗を持ち帰る学校がいる。
昔からベスト8が一堂に介する一日は甲子園大会の中でも特別だった。
今日はその4試合すべてが逆転一点差勝利という熱闘となった。
花巻東の何でもない一ゴロがベースに当たって跳ね上がる。
常総学院はエースが最終回のマウンドで足を痛め降板、その後に逆転を喫する。
大ピンチをゲッツーで切り抜けたと思いきや、何とタイムがかかっていて仕切り直し、
それでも延岡学院の3番手ピッチャーは気魄で連続三振で切り抜ける。
女神の気まぐれか、それとも天の配剤なのか、はたまた演出なのか、
つくづく甲子園の大舞台は色んなことをやってくれる。
結局、試合を決めたのが痛恨のエラーだったとしても、
高校生たちの野球を、技術やレベルで推し量ることに自分は意味を感じない。
灼熱のグランドにそれぞれの夏をぶつけ合う。だから面白い。
あ~チクショウ、まだまだ甲子園にいたかった。


2013.08.20 じぇじぇじぇ、倍返しされとる

いや別に、今年の流行語大賞の候補を並べてみただけ。
シーズン最下位の低迷がずっと続いている横浜DeNaベイスターズ。
それ以前、タイガースは何十年間も最下位の椅子に縛られていた。
その反動で、虎ファンのベイに対する上から目線は相当に酷いものになっていた。
自分もどこかで見下すようになっていたのかも知れない。
今夜はその虎ファンの見下しに「倍返し」されたような試合だ。
いやいや今シーズン、ここまででとっくに倍返しされている。
ベイスターズ相手に7点リードをひっくり返えされたって?
いつひっくり返されたの? 「今でしょ」。
因みに今年の流行語大賞は「アベノミクス」に決まりだとは思っているが。
浜スタに行ってた? いやいや行っとらんですよ。


2013.08.21 多摩川の水が

夕方になってザァーーーーと降った。
人間なんて現金なもので、水不足で雨が欲しいといっていた口元も乾かぬうち、
仕事帰りに参ったな~とか、傘がないわ~とか、早よ止まんかな、などという。
残り10%を割った貯水池や、干ばつにやられた農作物などかなり深刻だ。
水不足を実感したのが今朝、車窓から見た多摩川だった。
そこそこ立派な川なのに、中洲がひろく露出して驚くほど縮んでいた。
タシになるのかわからないが、風呂の水は捨てずに温め直すことにした。
本当に世界で一番豊かな水源に恵まれた国なのか、日本は。


2013.08.22 甲子園の講評を気取ってみた

結局、深紅の優勝旗は前橋育英が持ち帰ることになったが、
印象に残ったのは延岡学園の奈須投手の表情だった。
ピンチのときの笑顔と気合、渾身のボールで仕留めたときのドヤ顔。
ゲームセットの後は豪快に泣きじゃくっていた。
誰もが称えたくなる敗者の顔というのか。きっとハートのいい奴なんだろう。
残念なのは花巻東の千葉選手が最後の最後で持ち味を封印されたことか。
サイン盗みはともかく、カット打法がルールで禁じられたのはいかがなものか。
156㎝の小兵が、甲子園の大舞台でアピールするための努力は並大抵ではなかった筈。
それを準決勝になって通告するという審判部も酷な真似をする。
そもそもルールによって体格に恵まれない選手の活路を断ってしまっていいのか。
彼が積み重ねてきた努力も無に帰すし、41球投げた鳴門のエースも浮かばれない。
無念の千葉君は泣きすぎて過呼吸となり、車椅子で甲子園を後にした。
とにかく熱戦続きだった今大会に、大人の側が水を差したのは許し難い。


2013.08.23 思いがけず

思いがけない人たちを見た。
向こうが手を振るものだから、こちらも手を振ってしまった。
誰とはあえて書かない。別に書いても構わないのかもしれないが書かない。
書き手として読み手へ、不親切な内容だと思うが、それは申し訳ない。
ただひと言だけ。自分はあなたとあなたたちのことが大好きだ。


2013.08.24  NHK『夫婦善哉』

柳吉に森山未來、蝶子に尾野真千子。
この二人で織田作之助『夫婦善哉』をやると知った時から楽しみにしていた。
さらにナレーションに富司純子で、脚本が何と藤本有紀やおまへんか!
全四話という構成で今夜第一話が放映されたのだが、いやはや濃い。
曽根崎新地、法善寺横丁と、大阪文化のなんとモダンなことか。
例によってNHK大阪放送局(BK)の美術も気合が入りまくり、
実は面白いのかどうかもよくわからないくらいの濃度だった。
こういう作品はテレビ画面の枠では収まり切れないのではないか。
劇場で集中して観たいと思わせるテレビドラマなど、そうそうあるものではない。


2013.08.25 「麻痺」と「慣れ」

福島第一原発で汚染水漏れが勃発した。というか、発覚した。
そもそもメルトダウンした原子炉の底は一体どうなっているのか。
どこも民主党政権時に出された「事故終結宣言」を検証する気配もない。
疲弊しているのは原子炉ではなく、報道も我々も福島の事故に疲弊している。
最近は中国船の領海侵犯は鳴りを潜めているのか?そうではあるまい。
報道する側と受け止める側で共有される「麻痺」「慣れ」とは何なのだろう。


2013.08.26 リアル図書館戦争?

子供をダシにして臭いものに蓋をかけたがる人間は常にいる。
松江市教育委員会が、漫画『はだしのゲン』の閲覧制限を要請していたニュース。
こっちが小学生のとき、週刊少年ジャンプで読んでいた漫画をなんで今更。。。
確かにジャンプ連載終了後は共産党系や日教組系の雑誌に引き継がれたのだから、
作者の左翼傾向は明らかなのだが、だからといって子供から隠すというのはどうか。
やがて閲覧可能な高校生となり、改めて大人の浅はかさに苦笑されるのがオチだ。
児童ポルノは論外として『はだしのゲン』程度の漫画なら子供の判断に任すべきだ。
オチといえば、この手の騒ぎのオチはいつも同じ結末を迎える。
『はだしのゲン』は増刷されて、それも品切れ状態だそうだ。


2013.08.27 飛ばなかった

JAXAの面々をはじめ、発射台近くに集まった見物客、町おこしに燃える地元民。
朝のニュースで新型ロケット「イプシロン」の打ち上げを待つ人々の様子が映された。
しかし発射カウントダウン19秒のところで不具合が発覚して中止。
これを夕方に職場のパソコンで知る。何だよ、飛んでねぇじゃん。
その夜、タイガース打線はG内海の前に沈黙。何だよ、前に飛ばねぇじゃん。
笑い事じゃねぇぞ。


2013.08.28 晩夏

東京ドーム連敗か。
昔からこんな夜に秋を感じるんだよな。
遠くでコオロギが鳴いてらぁ。


2013.08.29 晩夏2 ~或いは東京ドーム三連敗

コオロギも鳴いてねぇよ。


2013.08.30 一億総馬鹿化?

世間の余興にすらなってないが、それほどの迷惑をかけているつもりもなく、
自分もネットでしょうもないことを書いては発信している。
しかし、コンビニの冷凍庫に入る。回転寿司で醤油差しに口をつける。
地下鉄の線路に侵入する。パトカーの屋根にのぼる。
かつて大宅壮一はテレビジョンの普及を「一億総白痴化」と警戒したが、
テレビとは逆にインターネットは能動的な馬鹿を大量生産している。
馬鹿は昔からいた。今も掃いて捨てるほどいる。自分だって若さは馬鹿さだった。
しかし今は馬鹿がTwitter、Facebookなどに乗って加速しながら拡散する。
反応する匿名の有象無象。誹謗中傷、罵倒、差別とやりたい放題だ。
いやいやこの先、大量に溢れる糞と味噌を冷静に見分けなければならない。
いつまでも馬鹿のままでは拙いのだ。


2013.08.31 藤浪晋太郎10勝!

野球のものごごろがついたのは田淵の新人王の年なので、
残念ながら江夏豊が登場した年の記憶にない。
藤浪晋太郎がセ・リーグで江夏以来の高卒ルーキー10勝を決めた。
これから江夏が達成した12勝を目指すことはもちろん、
とにかく規定投球回数をクリアしなければならない。
ヒーローインタビューで「まだ通過点です」と答えた藤浪。
「まだ優勝をあきらめてないんで」。そう、その通りだ。
ということで「今年の漢字一文字」は “晋” でいいのではないか(笑)


                           

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