■2013.07

日めくり 2013年07月(平成25年)         



2013.07.01 おい

母親が友達の薦めだとかで、ハンドクリームを1ケース買ったそうだ。
届いてみたらびっくりで、何と1ケースに100個入っていたらしい。
ハンドクリーム100個もどうするんだ?おのれはムカデか!
返せ、今なら問題ないからとはいったものの、友達とはモメたくないという。
ハンドクリーム100個を送りつける友達って何?怪しすぎだ。
びっくりするほどの金額を取られるわけではないので、諦めるらしい。
モノ自体は決して悪いものではないとのこと。
ということで、ハンドクリームがご要り用の方はご連絡ください(苦笑)


2013.07.02 押し出し

[さ行五段活用]
・人や物を押し、自分から見て奥のほうに移動させること。
・またそれによってある地点から外に出すこと。
・押して中のものを取り出すこと。
・押して中のものを取り出すこと。
・人中に出る。世間に出て行く。大勢で出かける。くりだす。
・相撲の決まり手のひとつ。
・阪神の渡辺投手が延長11回満塁の場面で、ストライクが入らず、
その結果、大事な巨人戦の緒戦を落とすこと。
はぁ~


2013.07.03 捕まるな

中国のサイバーテロを散々と批判していたアメリカ合衆国。
不思議なことにその逆はまったく考えたことがなかった。
本当に世界中で最も情報収集に貪欲なのはどこの国なのかという話。
同盟国が相手であっても例外でないのは凄いなと思ったが、
「常識でしょ」みたいなオバマの開き直ったような会見にも驚いた。
今思えばウォーターゲート事件など内向きの他愛ないものだったか。
私は国家を売り渡すような輩を決して支持はしないのだが、
元CIA職員のエドワード・スノーデン容疑者。
彼だけは最後まで捕まらないでいて欲しいと願うのは何故なのか。


2013.07.04 アンリ・ルソーと楽園のカンヴァス

図書館に予約して半年待った『楽園のカンヴァス』を昨日完読した。
アンリ・ルソーという素朴派の画家にまつわるミステリーだが、
いやはや面白かった。様々なパズルが愚直なほど見事にはまっていく。
その愚直という部分に引っ掛かりを感じるものの、素晴らしいものは素晴らしい。
アートに関してはまったく音痴で、漫画『ギャラリー・フェイク』止まりなのだが、
ネットにアップされているルソーの絵画を眺めると、なにか底知れない鼓動を感じる。
原田マハの小説も十分に凄いが、あれを書かせたのがルソーの「情熱」だとしたら・・・
鬱陶しい梅雨に、鬱陶しい甲子園の試合。そのどんよりとした気分を晴らしてくれる。
すべてアンリ・ルソーのおかげだったというのが我ながら「おおっ」と思っているが。


2013.07.05 イベントが終わって

毎年7月第一週の金曜日に職場主催のイベントがある。
毎々、主催側の裏方としてつまらないストレスにイラつくことが少なくないものの、
まぁ300名近くが集まったので、多少の苦労は報われたのかも知れない。
その後、昔の仕事仲間たちと西池袋の居酒屋へ。
そこで20代の頃の馬鹿話に花が咲き、やっと解放された気分になるのも毎年のこと。
ところが帰りの新宿あたりで、ポケットにもカバンにもスマホがないのに気づく。
どうやら居酒屋にスマホを置き忘れてしまったらしい(これもまた恒例)。
今夜は実家に帰るので、不携帯でもそれほどの心許なさはないのだが、
やっぱり終電ギリギリになっても池袋まで戻るべきだったか。
相変わらずツメが甘い奴ではある。


2013.07.06 暴君

この歳で両親健在は有難いことだし感謝もしている。
この先の面倒も100%看るつもりでいる。
しかし実家に帰った時、自分の親に対する言動がかなり暴君化している自覚がある。
耳の遠い相手には、どうしても声が大きくなり、終いに怒鳴るみたいになってしまう。
今日は母親の検査日だったのだが、昨夜は医者へのお土産や身支度で夜なべをしていた。
「やることやらないと気分が落ち着かない」のだそうだが、
睡眠不足では正確な検査など出来るはずもなく「馬鹿じゃねぇか」と詰ってしまう。
父親も認知症の初期段階と診断され、進行を止める薬を処方されているにもかかわらず、
運転免許証を更新すると譲らない。さすがに怒りが爆発する。
ところが、背中を縮ませている親の姿が一瞬垣間見たときの後ろめたさ。
親は哀れ、自分は惨めで、あまりの居たたまれなさに「帰る」と玄関を出る。
検査に付き合ってくれたので5000円札を渡そうとする母親を振り切りながら・・・。


2013.07.07 Chariots of Fire

「午前十時の映画祭」で『炎のランナー』を観る。
ヴァンゲリスの音楽をバックに集団が海岸を走るお馴染みのオープニング。
あれ?最近も観たぞこの映像・・・、そうだロンドン五輪の開会式だ。
ミスター・ビーンが集団に紛れて走っていたか。
何かもう一本観ようと思ったが、映画の余韻があまりにも良かったので止めた。
何よりもマツダスタジアムで藤浪晋太郎と前田健太が投げ合う。
結果は藤浪がひと月ぶりの5勝目。今日は腕も振れていたし、制球も安定していた。
札幌ドームでヒーローインタビューを受けていたのは大谷翔平。
期せずして二人の身長190㎝越えの大型新人がお立ち台に上がったわけだが、
お前ら本当に半年前まで高校生だったの?と思ってしまう落ち着いた受け応え。
この先も炎のトップランナーとして、栄光への天の川を疾走してもらいたいものだ。
・・・栄光への天の川って。ダサ


2013.07.08 悩む

不動産屋からアパートの賃貸契約書類が届く。
早いな、もうこの部屋に住んで2年になるのか。
ここに越してきたときは、次の更新はないかなと思っていた。
まして四月に母親が倒れたとき、すぐにアパートを引き払ってもよかった。
しかし親には親の生活ペースがあり、老夫婦ふたりの頑なな空気がある。
自分が入るとどうしても空気を掻き乱してしまう。
こっちもギスギスしてくるし、親も大概疲れているのがわかる。
確かに気ままな生活は、多少の孤独を以てしても捨てがたい魔力があり、
それが許されるギリギリのところなのかなとも考えてしまう。
別に更新料を払ったからといっても、出るときは遠からず来ると思うのだけど。


2013.07.09 実印

仕事帰りに実家に寄る。
「俺の実印どこだっけ?」
「何に使うんだ?」
「アパート更新の契約書に使う」
「ああ、そうか」
・・・と、こんなもんだ。


2013.07.10 熱帯嫌

まぁ暑い日に「あづい~」なんて書くのは馬鹿みたいな気がするが、
暑い、熱いです。今夜は風もないです。
去年の「日めくり」を見るとエアコン始動は8月2日。
まだまだ先の話だが、去年の梅雨明けは今から一週間も後だった。
ちょっと暦を早めに進めてみようか。
ええい、そんなこと考えてないでとっとと寝ようか。


2013.07.11 受け身であること

どうも仕事が不調だ。
別に自分が悪いわけではないだろうが、
いっそ、自分が悪いからダメなのだとなってくれた方がいい。
ダメになるにも張り合いは必要なのだ。
この受け身であることの心許なさってなんだろう。


2013.07.12 吉田所長の死

夕刊紙のセンセーショナリズムは吉田所長の訃報に「原発死」という見出しをつけた。
個人情報を理由に所長の被ばく線量を公表しなかったのだから、
憶測を呼ぶのは仕方がない。記事を飛ばす側も遠慮はないということか。
日刊ゲンダイの記事をソースに「原爆死」がネットに乗って拡散する。
しかし吉田所長の命懸けの献身をまず日本人として正しく悼めと。
官邸、東電本社からの指示が錯綜する中で、信念を貫いた男に敬意を捧げたい。


2013.07.13 スマホ機種変更

激熱、頻繁な再起動、電波が入らない、電源口が閉まらない、電池の消耗が異常。
発売後にあっという間に店頭から消え、auのカタログから消えてしまった。
ふざけんなと、一括払いで買ったのだから縛りも関係ないと一年で機種変した。
今まで機種変のたびに最新機種を買い続けてきたのだが、
この度は発売から半年経ち、十分に口コミによる評価が定まったものを選んだ。
スマホに関しては一か八かの買い方は止めたという次第。


2013.07.14 盆踊り

実家近くの公園で盆踊りをやっていた。
割れんばかりのボリュームで「炭坑節」「チャンチキおけさ」が鳴っていて懐かしい。
中学のとき、同級生の女の子の浴衣姿のを見つけて胸がチクとなった。
しかし昔は8月の夏休み真っ盛りに開催されていたと思う。
おそらく今のうちにやってしまった方が来場者が見込めるのだろう。
それにしても蝉の声こそ聴こえないが35度超の暑さは、とても夏休み前とは思えない。
なんというか三波春夫の歌声までも、陽炎の彼方で揺れているような蒸し方で、
胸チクの情緒などあっという間に消し飛んでしまった。


2013.07.15 光化学スモッグと昭和

昨日、市の広報車が街を巡回し、光化学スモッグが発令された旨を呼び掛けていた。
それだけ暑く、紫外線が強かったということなのだろう。
光化学スモッグが昭和の風物詩ではなかったということだ。
しかし昔は頻繁に光化学スモッグ注意報が発令され、部活が中止になることもあった。
北京の大気汚染が問題となっているが、昭和の日本が通って来た道でもある。
我々の世代で川崎や四日市と聞くと、未だに空気が悪いと刷り込まれてはいないか。
昭和懐古ブームで、昭和が素朴で古き良き時代のように語られているが、
実際、昭和のひと頃は空気が汚れ、河川が汚れ、下町など街全体がドブ臭かった。
路地には野良犬がうろつき、男どもは大人も子供もそこいら中で立ちション。
草むらで軟球を拾ったら、大抵、ウンコの臭いがしていたではないか。
昭和と聞くと、なぜか蠅叩きに蠅取り紙、煮沸で使い回す注射器を思い出す。
もちろん、熱中症や猛暑日、酷暑なんて言葉はなく、真夏も扇風機で過ごせたにしても、
このクソ暑さから「昭和は過ごしやすかった」と簡単にいっていいものなのかどうか。
久々に光化学スモッグの発令を聞いて、ふと子供の頃の夏を思った。


2013.07.16 なんなら!

完全な勝ちゲームだったのに・・・。
好投のスタンリッジをベンチに座らせて、ネクストで森田がバットを振っている。
大して効果があるとは思えない腹芸ならやらない方がいい。
藤井のショートライナーで今成が飛び出し一瞬のうちにチェンジ。
スタンは苦笑いしながらベンチから直接マウンドへ。
これで一気に流れが変わる。というより明らかに潮目が変わった。
タラタラと8点を献上。なんなら!このわかりやすさ。


2013.07.17 2.5差ターン

帰路の途中も携帯で試合経過は追っていた。
中継を観ようと思いつつ、観たらまた負けるのではないかと駅前のサンマルクへ。
これまでの人生で何度こんな縁起かつぎをしてきたことだろう。
その甲斐あって(?)5回まで6-0の楽勝ペース。
今日は貰ったかと思いきや、スマホに目をやると、じぇじぇ7-6。
結局、帰るに帰れず(帰れよ)、9時過ぎまでサンマルクに居座った。
とにもかくにも2.5差ターン。下手な首位ターンでなくてよかったかもしれない。


2013.07.18 テンション

仕事がいろいろと切羽詰って来て、結構なストレスになっている。
気分を変えようとコメダ珈琲にこもり、図書館で半年も予約待ちした横山秀夫を読む。
何でこんな時に警察小説など・・・快適な空調の中でも、どうにも職場が頭を過ぎる。
それでもさすが横山秀夫で、次から次とページを捲らせるテンションは健在。
帰宅後は録画していた『あまちゃん』を観る。
はっきりいって昨日と今日の『あまちゃん』のテンションもすごい。
今までユイちゃんを可愛いと思ったことは一度もなかったが、
眉毛を飛ばしてからのユイちゃんは本領を発揮している。
アキに「サインして」と色紙を差し出す場面は実によかった。
そして水口役の松田龍平がいい。とにかくとてもいい。
春子に「気持ち悪いぞ水口」となじられようが、水口はいい。
まぁ朝ドラで忘れられるストレスなら、大したことはないのだと思いたいが。


2013.07.19 ふぅ~

切羽詰るという言葉を乱発しているが、今朝から切羽詰っていた。
単に電話一本で解決する話なのだが、その電話がかけられないでいる。
この際は独断先行してしまうかとも考えた。
しかし、それをやると後々の辻褄合わせが厄介となり、結局、ドブ板を踏み抜く。
ようやく意を決して電話をする。。。留守電、不在か。
自分にとっては、常識と思われることがどうにも通用しない。
ジレンマというべきかストレスというべきか。ふたつのカタカナはきっと背中合わせだ。
思いがけず折り返しの電話が来る。案件は電撃のように解決した。
ふぅ~、高給取りなら、ヤキモキさせる前に決めてくれよと思う。


2013.07.20 風立ちぬ、いざ生きめやも・・・

宮崎駿の『風立ちぬ』を初日のレイトで観てきた。
条例で高校以下のガキがいないのと、前売りより安いレイト料金が魅力だ。
とても短評で書き切れる作品ではなかったので、短評のページで書いた以外の印象を。
まず前触れもなく起こる関東大震災の場面。地震そのものより直後の描写が怖い。
地震で残ったはずの家が、数日後には焼け跡となって消えている。
東日本大震災では海が襲ってきた。この大正の大地震は空から火が降ってきたのだ。
田舎の田園風景と大自然。デモクラシーと大不況で歪な景観を作る都会。
ジブリ映画の背景描写は最高峰だと思うが、その頂点まで到達したのではないか。
さらに機動性を競う戦闘機も、滑走路への移動は牛に牽かせていた時代の皮肉。
主人公の二郎の盟友・本庄と、上司・黒川。このふたりが実にいい。
よく出来た宮崎映画ほど、総じて脇のキャラクターが上手に立っているものだ。
殺戮兵器製造という現実の中で、技術の達成に没頭していく若者たちの情熱。
愛を成就させながらも病魔によって容赦なく引き離されていく悲劇。
若きエンジニアたちの青春ドラマであり、二郎と菜穂子の恋愛ドラマでもある。
夢に出てくるカプローニ氏と逃亡したカストルプ氏。
正直に言えば、このふたりの外国人の存在については首を傾げることもしばしだった。
庵野秀明以下、非声優のキャスティングは大賛成。格段にリアリティがある。
最近、声優特有の嘘くさいセリフ回しがTVショッピングの吹替えに聞こえて困っている。
最後に、エンディングクレジットに流れる荒井由美。
『ひこうき雲』は好きな曲だが、最後は久石譲のスコアで締めて欲しかった。


2013.07.21 一票の重さ?

大抵のテレビ局が午後8時の投票締め切り5分前から選挙番組をスタート。
その5分で出口調査の結果を発表。その段階で大勢は決したような報道。
8時を回った瞬間から当確マークが点灯する。まだ開票作業は始まっとらんだろうに。
開票30分後には海江田万里は敗戦の会見。
我々の一票は日本を決め、日本を変える重要な一票といわれた割には軽すぎないか。


2013.07.22 血圧

中学のとき、かったるくて部活をさぼりたいときは保健室へ行く。
そこで体温計を脇に挟んで気合で37.0度まで持っていく。
って、気合で体温が上がるはずもなく、「さぁ出てけ出てけ」と追い出される。
あれから数十年。今の職場に体温計はないが、血圧計が常備されている(汗)
そこで戯れ半分に血圧を測ってみたら驚いたことに上が160もあった。
いやはや仕事をする気力がどんどん萎えていく。
昼飯に肉を食うのは避けた。焼き魚定食にした。本当は煙草を止めるべきか。
夕方にもう一度測ると140台に下がっていたが、30分早退けさせてもらった。
血圧を気にしはじめてから3年くらいになるのか。
そろそろ健康のバロメーターを食欲で測るのは止めるべきかもしれない。


2013.07.23 社会面

安倍内閣誕生以来、ニュースの中心は経済となり、外交となった。
しかし広島のリンチ殺人事件と山口の放火殺人事件。
まったく異なる世代間で起こった事件だが、
やはり社会面に踊るニュースの凄味にギョっとさせられる。
結局、人の心に巣食う闇ほど恐ろしいものはないということか。


2013.07.24 忘却の彼方に・・・

冷蔵庫を開けたものの、「あれ?何を出すんだっけ」と思うことがある(汗)
さしずめ瞬間健忘症とでもいうのか。ヤバい気がする。
しかし、たまたま冷蔵の前を通ったから何も考えずに開けてみただけかもしれない。
うーん、行動は意志が脳へ伝達されて成り立つのだから、これもいかがなものだろう。
翌朝に生ゴミを出そうと玄関に置いたゴミ袋を,そのままにして出掛けてしまった。
ゴミを出し忘れたことを思い出したのは出勤の電車の中。
ところが帰宅してみるとゴミ袋がない。
ちゃんとゴミを出していたということか。
昔からもの忘れはひどかった。しかし、こういうのは「ついうっかり」とは違う。
暑さにアテられているだけなのか、いよいよ来るべきものが来たのか。
まぁクソ暑い中、生ゴミを出し忘れるより、生ゴミを出したのを忘れたほうがマシか。
いやいや本当にそうなのか(汗)


2013.07.25 被弾4発、惨敗

この二年間で球場観戦の按配がよくない。
夏の神宮は五回の表に花火が上がるが、タイガース打線は沈黙。
逆に最下位のツバメに4発打ち上げられて惨敗した。
うーん、藤浪の勝利が観たいのだが、これで三試合続けて勝てていない。
昨夏のヒーローとはいっても、オールスター登板もあって、中4日。
この蒸し暑さは試練だったかも。相性が悪いと思いたくないのだが。
それにしても藤井秀悟や石川雅規の術中にはまるのはなんとかせんと。


2013.07.26 苦み

同僚というか友人というか、仕事帰りに飲み屋で愚痴をこぼし合い、
電話でかつての上司の声も聞き、何となく人生の苦みを噛みしめた。
それでも酒に紛らわすでもなく、どっちかといえば食った、食った。
OLかよ・・・。


2013.07.27 橋下続投と菅処分保留

日本維新の会は東京と大阪でまったく別の政党に思える。
橋下は共同代表のポジションで国政に関わらせない方がいい。
いや大阪市長で、都構想に専念させた方が圧倒的に目立っているのだから、
結果的にどっちの立場に据えた方が得なのかという話だろう。
一方、菅直人は選挙区で落選して比例で救われた男だ。
先の参院選で反目に回ったのだから、有権者へのけじめをつけさせるのは当然。
民主党の誰もが口にする「解党的出直し」のチャンスを早くも逃したか。
そもそも鳩山、菅が首相になったことがどれだけ国難を招いたことか。
民主は野党連合を呼び掛ける以前に、まず亡国の輩の口を封じ込めるべしだ。


2013.07.28 レティシア

10代のとき、レティシアの突飛な死は衝撃だった。
20代でレティシアは永遠の存在となった。
そして50代。甘酸っぱい懐かしさの中で海に沈むレティシアを見つめた。
多分、スクリーンで彼女を見送る最期の機会となるだろう。
気分を変えて、劇場を出た足で大山の阿夫利神社まで出掛けてみる。
昔は元気一杯にケーブルカーなど乗らずに参拝したものだが、
今やケーブルカー乗り場まで行くのにすでに青息吐息だ。情けない。
汗だくのまま床屋で散髪。床に落ちる毛の白いこと。
阪神タイガースの弱さだけは相変わらずだったが。


2013.07.29 小泉VS薬師丸

二日間に渡って放送されたNHKスペシャル『深海の巨大生物』。
大王イカは宇宙怪獣バイラスで、深海ザメは凶悪獣ギロン、いやジグラか。
深海というまだまだ未知とされる領域で繰り広げられるドラマを面白く観た。
翻って、芸能界という世俗にまみれた領域で実現した元アイドルの対決。
かつての完全無欠のアイドル、小泉今日子と薬師丸ひろ子が火花を散らす。
いやはや今朝放送の『あまちゃん』は見応え十分だった。
思えば、ともに80年代を席巻しながら、アイドルとしての方向性はまったく違っていた。
故にこの二人がひとつの画面に納まったときのミスマッチ感が何とも面白い。
彼女たちの共通項といえば相米慎二監督の映画でヒロインを果たしたことか。
薬師丸ひろ子主演の『翔んだカップル』は相米のデビュー作であり、
小泉今日子主演の『風花』は相米の遺作となった。
あの監督の独壇場がワンシーン、ワンカットの長回しだった。
さすがに『あまちゃん』は長回しはなかったが、すし屋の桟敷のみで一話を通した。
あっ、薬師丸『紳士同盟』と小泉『ボクの彼女に手を出すな』は二本立て公開だったか。
どうやらこの対決、明日も続くようだ。


2013.07.30 ふと忘れがちだが

今日は親父の誕生日だった。えっと、今日で86になるのか。
母親が30のときに自分は生まれたので、母親の歳はすぐ出てくるのだが、
親父の歳となるとつい失念してしまう。
昭和2年生まれはわかっているが、確か昭和元年は一週間で終わったはず。
西暦で考えたことはなかった。・・・1927年生まれか。
昭和を目一杯生きて、平成も四半世紀を迎えた。
平均寿命を超えてまだ元気なのは有難いことだ。
すると親父が52歳のとき、自分は18歳だったか。
うーん、いろいろとムカつくことも多かっただろう。
逆に親父が18のときは終戦の年か。
どこか南洋の海で終戦を迎えたのだろうか。今度、聞いてみよう。
少なくとも52歳の親父は、自分よりずっと社会に貢献していたのは確かで、
はなはだ息子に恵まれない親父だったか。
実家に電話? やらねやらね。


2013.07.31 月末〆

予想した半分の時間で月末〆の作業終了。
おお、我ながら要領が掴めてきたもんだと思いきや、
7月度の総売り上げを見て愕然。
要領の問題ではなく、桁がひとつ少なけりゃ早く終わるも当然。
仕事が楽に済んで万歳!なんていってらんねぇぞ。


                           

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