■2009.09

日めくり 2009年09月(平成21年)         


2009.09.01 二年目の日めくり

冷たい8月の終わりから一転して台風一過で陽射しが燦燦と降り注いだ。
これを秋晴れというのには、まだまだ違和感があるが、
中高生の通学で電車もどっと混んで、明らかに昨日までとは違ってる。
そして特筆すべきは、こんな形ではあるが「日記」を一年続けることが出来た。
うーん、ネットって凄い力があるのかもしれない。


2009.09.02 比較人生

今のちょっとした行動を過去の自分自身と比較することが多くなった。
ふと立ち止まったときに十年前、二十年前の自分だったらと考える。
さらにそれが三十年前の自分だったらとまで考えて、消しゴムをかける。
十八の頃に二十年後、三十年後を少しは真面目に考えるべきだったか。
いやいや、何がどう転んでも無理だったと思う、絶対。
これから十年後のことが頭に浮かび、もっと強く消しゴムをかけた。


2009.09.03 新横浜

虎仲間のお姉さんお二人と新横浜の駅ビルで自然食バイキングをいただく。
仕事も生活の環境も何もかも畑違いながら、その逞しさに元気をもらった。
こちらが逞しいのは胃袋だけで、白米、小豆ご飯、ちにし寿司、梅とジャコの炒飯。
さらにパスタを木皿に盛りながら炭水化物への果て無き欲求を満たす。
知り合って5年余り。この歳で女友達がいることに感謝感謝。


2009.09.04 新宿酔いどれ番地

20代の頃にともにバブルで踊っていた連中と一年に何度かの新宿飲み会。
阿呆みたいにくだらない方向に話しが突き進んで、いかに馬鹿笑い出来るかを追求する。
過去の恥話しでお互いをけちょんけちょんに腐しながらも盛り上がれるのは快感である。
もともともこの飲み会では未来や将来などクソ喰らえなのだが、
もっとシジイになって、このテンションが保たれるかは今後の課題かもしれない。


2009.09.05 リプレイ

デーゲームで負けた夜は味気ない。
味気ないので録画していた今夏の中京大中京VS日本文理の決勝戦を見る。
9回2死2ストライクという場面が延々と続くが、
結果を知っているこちらはまるで神の目線だ。
一球一球のボールのすべてが劇的な猛追の伏線となっているようでいて、
最後にエース同士が抱き合ったこと。すべてがこの一瞬への伏線だった。
久々に残暑がぶり返した土曜日に、夏の名残を楽しんだ。


2009.09.06 日曜日だから

以前、店をやっていた頃は日曜日に休みをとっても殆ど休んだ気はしなかった。
常にケータイ電話を間近に置きながら、アルバイトからのトラブルの連絡に備える。
その心配は、盆暮れ関係なく朝の9時半から夜中の2時半までずっと続いていた。
いつ何時、とんでもないことが起こるのかわからなかったのだ。
それが今は昼間にのんびりと野球中継を観て、夜には映画館に出掛けられるのだ。
日曜日を日曜日として過ごすことが、こんなに有難いことだったのかとしみじみ思う。


2009.09.07 不快感

電車に揺られて何が不快かといえば、背中同士がくっつくこと。
もう背中合わせになった相手がオッサンだったら究極的に悲劇だが、
女性であっても上戸彩から綾戸智絵までダメで、おそらく恋人でも鳥肌が立つ。
きっと「背中合わせ」という言葉から連想するすべてが苦手なのかもしれない。
出来ることなら私の背中に立つすべての人は、遠慮せずに前を向いて欲しい。


2009.09.08 緑三種

職場の同僚から獲れたてのオクラ、ピーマン、シシトウをいただく。
この三種が一同に介するのを生まれて初めて見たような気がする。
そのうち、これらを今夜一度に食べてみるのも面白いかなと思いはじめて、
ピーマンとシシトウは豆板醤で炒め、オクラは花かつおに和えて冷奴で食べてみた。
やや小ぶりのピーマンと大ぶりのシシトウ。
長めに育ったシシトウとオクラはよく似ている。
まあこんなことが今日一番のトピックスだったわけでもないのだが…(苦笑)


2009.09.09. 日照

乗車する帰宅電車は都県境までは地下鉄で、多摩川を渡る手前から地上に出る。
いつも車窓から陽射しが差し込むと都内を抜けたのがわかるのだが、
それが今は気がつけば鉄橋を渡っていることが多くなってきた。
もう地下を抜けたときにはすっかりと夜の帳が下りているということだ。
いつも季節の変わり目は、それを自覚した瞬間から加速していく。


2009.09.10 去年の今頃

朝、事務所に配達されるスポーツ紙を読みながら、岩田稔の快投を蘇らせる。
3安打完封、そして娘の誕生。ほのぼのとしながら過ごす仕事前のひと時。
ちょうど去年の今頃は激震の中にいた。
優勝一直線だったタイガースの足元がぐらつく中で、会社のジ・エンドを決めた。
虫たちの饗宴は、ほのぼのがいつまで続くわけがないという警鐘に聴こえなくもない。


2009.09.11 代休

先月の土曜日出勤の代休。代休なんて貰ったのはいつ以来だろう。
せっかくの平日のんびりなので出かけようかと思いつつも体が動かず。
だらだらとテレビをつけていると9.11ニューヨーク同時テロのニュース。
歴史的事件なので取り上げるのはわかるのだが、過度に悲劇を演出されると白ける。
当のアメリカはその後にアフガンとイラクに何度9.11をお見舞いしたことだろう。
残念ながら、そちらの悲劇は当日限定のニュース映像で完結している。
テロの被害者が嘆き悲しみ、身内の死を悼むのはわかるが、
たかが傍観者がアメリカにだけ感情移入する欺瞞は気持ち悪くないか。


2009.09.12 おにぎり

所用で実家に戻った帰りに母親からおにぎりを持たされた。
相変わらずしょっぱいシャケをほぐして、海苔で覆われたまん丸のおにぎり。
思えば、母親が握ったおにぎりをいままで何個食べてきただろう。
これから何個食べられるのだろう。


2009.09.13 イチロー

間違いなく国民栄誉賞ものの活躍ながら、そういう賞がもっとも似合わない男。
「自分のために」ということで高みに達することができる精神構造が凄い。
しかし自分をプロデュースしていく作業は、途方もなくしんどく孤独なことだ。
個人的に残念でならないのは球場でイチローのプレーを一度も観ていなかったこと。
彼が海を渡ってからのオリックスの試合は観ているのだけど。


2009.09.15 ビール

この職場は油断するとすぐに事務所で酒盛りが始まる。
今夜はまんまと巻き込まれてしまったのだが、最近ビールを飲むとすぐに頭が痛くなる。
自分の死因は脳溢血かクモ膜下か、下り階段の踏み外しに違いない。
頭は痛いのにラーメンが食いたくなる。
というより、東京ドームの経過が気になって仕方がないのでどこかに落ち着きたかった。
あの強い強い巨人様によくぞ勝ってくれたものだ。
4位とのゲーム差が離れたことよりも対巨人戦が五分になったことが嬉しい。


2009.09.16 タチ悪ファン

初回のウラに阿部慎之助の逆転タイムリー。
スタンドに入った瞬間に目にした場面。その瞬間から頭がカーっとなる。
東京ドームは野球場としては欠陥だらけかも知れないが、
思わず前のめりにさせるムードは浜スタ、神宮の比ではない。
立ち見の自由さもあって9回ウラは巨人ファンで膨れ上がるライトスタンド側に移動。
球児のストレートに松本が三振した瞬間、ドッと出口に殺到する様に思わずニヤつく。
まったくこの球場だけは私をタチの悪いファンにさせてくれる。ガキですな。


2009.09.17 うーん負け

職場はほぼ全員が巨人ファンばかりで、普段は楽しくライバル談義などをしていても、
さすがに5カード連続勝ち越しとなると相手も口数が少なくなり、空気が重い。
とにかく何が何でも勝ちを拾うことに執着するのが巨人ファン。
おそらく明日は職場の空気は軽くなっているかもしれないが、それはそれで頭にくる。
これはもう関東で虎キチをやっている者の宿命なのだろうか。
対戦成績5分と5分で恨みっこなし?
CSで目にものいわせたるわい!


2009.09.18 スポーツ全紙がのりピー

刑事事件の被疑者を称するに「のりピー」はないだろうと思うが、
もともと騒動になる前の酒井法子のポジションってどの程度だったのだろう。
少なくとも今回のことで一定のポジションが与えられたのは間違いない。
何だかおかしな話だけど、騒ぎ過ぎでうんざりではある。


2009.09.19 シェービング

「一日のうちでもっとも幸福を感じる」のは、寝床にもぐりこむ瞬間だという気がする。
なんとも小さい幸福感であるが、最近は横になって寝られることが嬉しくてたまらない。
さて、明日の結婚式出席に備えて久しぶりに理容店に行った。
美容院や駅中の千円床屋では味わえない楽しみが顔剃りであることはいうまでもなく、
蒸しタオルが顔にかけられる瞬間の気持ち良さしなかなかの至福だ。
そう思うと「床屋」という字も言い得て妙だなとつくづく思えてくる。


2009.09.20 よかったね

従姉の娘、つまりハトコの結婚披露宴が六本木のホテルであった。
花嫁は美しく、久々に顔を合わせる親戚たちとの再会も感慨深かった。
そこには年老いた姉妹、母親になった姉妹、そして小さなイトコ同士たちがいる。
孫がいない母親をいつも不憫に思い、申し訳ない気持ちになるのだが、
司会者が読み上げた花嫁の手紙に「横浜のオバちゃん」が出てきた。
長い間、孫代わりになってくれたことに心から感謝。
おめでとう、よかったね。幸せになってください。


2009.09.21 ズッコケた

昨日の試合はまったく観ていないのだが、14得点で大勝した。
こういう試合の後はとかく打てなくなる。相手は天敵の三浦大輔。
天敵には天敵なりの役割があるわけで、
この天敵を自軍に取り込もうとしたセコい根性に天罰が下されたのではないだろうか。


2009.09.22 それにしても

野球を観に行って、大急ぎで観戦記を書くも殆どが愚痴となってしまう。
趣味で連休を費やすのはいいとしても、なんでこんなにしんどい思いをしているのだ。
ひと息ついて結婚式の引き出物に出された商品カタログをめくる。
家電からファッション、生活雑貨に食器の類。食料品や趣向品に酒に温泉旅館と、
こんなぶ厚いなかから一品目をどうやって選べばよいことか。
運転があるため披露宴の乾杯でドンペリを泣く泣く残した恨みで、
一番高価な奴を狙いたいのだが。。。


2009.09.23 連休最終

ようやっと浜スタで一矢報い、そのまま横浜駅まで歩いて吉村家でラーメン。
さらに横浜駅を鶴屋町まで歩き、以前、職場があったマンションを確認。
相変わらずラブホテルに囲まれている。サービスタイムは15年前の水準のままだ。
更にダラダラと東神奈川の駅まで歩きながら野球を思う。
シルバーウィークは野球三昧を観て過ごした。日焼けしたか顔が突っ張っている。
秀太が引退。神宮でのサヨナラ野選と決勝ホームランが忘れられない。
それからもうひとつ、水道橋あたりで大きな出来事があったらしいのだけど…(笑)。


2009.09.24 洗礼

職場の先輩がたまたま観に行った東京ドームが何と胴上げ試合になった。
こりゃ、さぞ浮かれておるなと思いながら、基本的に憂鬱な気分で出勤。
まあ職場の仲間として、プロ野球ファンとして「おめでとさん」くらいはいうべきか。
ところが、なんと当日のチケットとスポーツ新聞をコピーして
球場で拾ったというオレンジの紙テープをリボンにして飾り、
堂々と受付に貼っておるではないか。
脱力ともにフツフツとリベンジの気分が大いに盛り上がってきて、
思わず昼休みに月曜日からの神宮3日間のチケットを買ってしまった。
こうなったら“タイガースの逆襲”ではなく、気分は“虎キチの復讐”じゃ!


2009.09.25 every little thing every precious thing

リンドバーグの“every little thing every precious thing”
よく聴くわりに今まであまり意識したことはないのだけど、いい歌だなぁと最近思う。
ところがスーパー英語音痴の私には、しっくりくる和訳が浮かばない。
そこで翻訳ソフトで、このタイトルを調べてみたら、
「あらゆる小さいものがあらゆる虎の子です」と出た。
何だか凄いな…


2009.09.26 クライマックスは来るのか?

タイガースがドラゴンズに5点差をひっくり返されて4位転落。
白鵬が一敗を守って朝青龍を追走し、引退を賭けた武蔵を下したバンナは決勝へ。
そんな中で中島みゆきの『夜会vol.16』のチケットが二年連続で当る。
お楽しみはかなりこれからだ。


2009.09.27 感動しました

花束を持った矢野輝弘が泣きじゃくるドラゴンズ・井上一樹を抱き寄せた瞬間、
泣けた泣けた。最初から泣くつもりで見ていたが、いい場面だった。
引退セレモニーの中継が終って、すぐにNHKにチャンネルを変える。
すると鋭い眼光で睨み合う朝青龍と白鵬。結びの大一番に間に合った。
本割の白鵬のぶちかましも、決定戦での朝青龍のすくい投げも豪快だった。
スポーツ中継に感動をもらった。いかにもな日曜日だったが、純度は高い。


2009.09.28 ヤク日

仕事でヘタ打った。かれこれ一年、ちょっとした気の緩みが生じたのだろうか。
そういえば朝から何となくついていない気がした。
神宮球場へ向かう地下鉄での乗換えでは急ぐあまり女性の足を蹴飛ばしてしまった。
遅刻した球場では外野自由のチケットではレフトスタンドが立ち見も満杯。
たっぷりと間近で「♪くたばれ阪神、くたばれ阪神」の大合唱を浴びた。
帰りの満員電車では、「こいつはすぐに降りる」と踏んだお兄さんの前に立つも、
その両隣は何度と入れ替わるもお兄さんは終点の最寄り駅近くまで立たなかった。
今、カレンダーがめくれ、15分が過ぎてホッとしている。


2009.09.29 快勝

そういえば4年前のこの日に優勝を決めたんだっけ。
とにかくクリーンアップが機能すればどんなチームでも強く見えるという試合。
仕事では下手うちの後始末に追われて、それなりに精神的ダメージがあったが、
屋根の下で小雨に濡れなくてすんだネット裏の上段。
虎友とのひと時は楽しかった。
やはり一日の最後を楽しく過ごせたのだから良い一日だといえる。


2009.09.30 連勝

とくに今月は野球の話ばかり書いている。
仕事のあれやこれやをここで書いても仕方がないということもあるが、
自分の一日の情動が今はペナントレースにあるのだから仕方がない。
ヒーローインタビューを受ける金本知憲。
テレビに映らないところで肉体の限界を隠し切れていないことがよくわかる。
今、この男の糸は恐ろしいくらいに張りつめている。
突然、金本の疲労が自分に憑依したら生きていけるものだろうか。

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