■2011.09

日めくり 2011年09月(平成23年)         


2011.09.01 四年目に突入

「日めくり」もとうとう四年目に突入する。
しかし、こうして毎日webで書けることなどシレてるわけで、
もっと原始的で生理的なことが、その日のいちばんの出来事だったり、
それを他人に聞かすのは人としてどうなんだみたいなことだったり、
後から読んだら絶対に後悔するとわかっている話だとか、
そういうことを避けながら、結局ダラダラと書き続けてきた。
たまに振り返って眺めてみると、書けなかったことがしっかりと蘇ってくる。


2011.09.02 突然テレビが

まだブラウン管のテレビを使っている。
それが突然、画面が乱れはじめて、視聴不能となった。
時あたかももの凄い豪雨だったので、しばらくすれば復旧するものだと思っていた。
ところが、ハードディスクレコーダーでの視聴も出来ないと分かり、
いよいよテレビも寿命を迎えたかと、ネットで液晶テレビを検索。
32型で5万を切るならそれに買い替えるかと思いつつ、
ためしにテレビをぶっ叩いてみたら画面が甦った。
「昭和かよ!」と思わず呟いてしまった。


2011.09.03 巨人が負けて嬉しいが

甲子園が台風で早々に中止となったので、
騙し騙しテレビをつけながら、ぼんやりと神宮のヤクルト-巨人戦を観ていた。
どんな状況においても巨人が勝つのは不愉快なので、ヤクルトを応援してしまうのだが、
結局ヤクルトの連勝で、首位との差が4とまた開いてしまった。
これで対ヤクルトは巨人が6勝12敗、中日が3勝9敗。両チームで-12ゲーム。
巨人と中日が首位とのゲーム差云々を口にするたびに腹が立つ。
ここまで混戦になったのは、誰のおかげじゃい!と空しく叫んでみる。


2011.09.04 思わぬ苦戦

テレビ画面が乱れてはぶっ叩きを繰り返すも、次第にその間隔が短くなって・・・
そんなタイミングで表から廃品回収車の呼びかけが聞こえたので、見切りをつけた。
リサイクル料を支払い処分し、その足で隣町のビックカメラへ直行。
展示品ということで値切って26インチの東芝REGZAを購入したものの、
加入しているケーブルTVのSTBの繋ぎ方や、HDDへの接続に思わぬ苦戦。
昔のテレビは電源を繋いでアンテナ線を差し込み、調整すれば映ったものだったが。
ようやく映ったと思ったら雨の甲子園でタイガースもベイ相手に思わぬ苦戦。
結局、苦戦どころか降雨コールドで痛い一敗を喫してしまった。トホホ・・・


2011.09.05 更新せず

アパートの更新日が近づいてきた。
これを機にここを引き払うことにする。
防音工事の時の不信感もあったし、他にも色々あるのだがもう決めた。
路線がふたつ乗り入れて便利な街なので、ここで物件を探す。
実家に戻るのは、もう少しだけ待ってもらおうか。


2011.09.06 爪痕

今度の台風は大きいらしい。関東には来ないか。甲子園は中止か。
台風は毎年やってくるもの。自然災害といっても、季節の風物詩みたいなもの。
ザックりと抉られた山肌、土砂に埋まった家屋、那智の大滝で倒れていた巨木。
当事者とそうでもなかったもののギャップは残酷など激しかった。


2011.09.07 「ビデ倫事件」有罪判決

忘れもしない、今から四年前の夏。
恵比寿のTSUTAYA本部からの帰り、ビデ倫(日本ビデオ倫理協会)に寄ったところ、
ビルの中がごった返して、段ボールが次々と運び出されている。
入り口には報道陣。職員からは「今日は帰った方がいい」と。
一目でガサ入れとわかったのだが、罪状がわいせつ図画販売幇助の疑いだという。
その判決がようやく出た。当時の審査部長に有罪判決、罰金50万円。
今日は職場で判決結果が掲載された記事のコピーが回覧されたのだが、
そもそもワイセツとは一体どのような状態をいうのだろうか。
ワイセツの判断はその時々の「社会通念」だといわれている。
しかし「社会通念」などといった曖昧な概念で有罪判決が出てよいものなのか。
現実、ネットには無修正の動画が飛び交っているではないか。
どこまでがワイセツなのか、そこに線を引けなかった判決は残念だった。


2011.09.08 物件

ここ何日か、閉店後の不動産屋で店頭ビラをチェックしては物件を確認している。
もう築年が経っていようがユニットだろうが、安くて駅近ならどこでもいい。
どのみち100%満足な物件などないのだから、目先の好条件に賭けてみたい。
駅まで3分で風呂、トイレ別というビラを見つけて早速歩いてみる。
もう気が滅入るようなボロアパートだった。
50年も生きてきてこれかと、あまりの情けなさに悲しくなった。


2011.09.09 負けちまった

ここ何年か9月の神宮や浜スタには苦い思いをさせられてきた。
今季もそんな脈絡でペナントレースは推移してしまうのだろうか。
病み上がりの相手エースが、指を骨折しているキャッチャーめがけて投げ込む、
そんな気概に圧倒されてしまったか。
甘い甘い。この甘さが最後に失速を招くのだ。
わかっちゃいると思うのだが。


2011.09.10 疲れた・・・

朝から不動産屋を廻る。1Kの狭さを改めて実感。
このクラスで安価、駅近を求めるとなると風呂・トイレの独立は絶望。
それどころか洗濯機と冷蔵庫の置き場所も課題となる。
せめてベランダやバルコニーは欲しいが、そうなると2階以上が条件か。
調理場の殆んどが電気コンロであることも思わぬ課題として持ち上がる。
仙台でマー君と佑ちゃんが投げ合っている頃まで物件の内覧に歩き回った。
神宮外苑についたのはプレーボールの10分前。
ヘトヘトの身体に疲労を覆い被せるよう敗戦にどんよりしながら、
東京ドームの客と車内で合流するのはたまらんと急いで電車に飛び乗った。


2011.09.11 半年経って

あの菅直人の脱原発のスローガンはどこへ行ったのか?
それともあのスローガン自体が実体のない幻だったのか。
少なくとも先の民主党代表選の候補者には脱原発の継承者はいなかった。
何よりもこれがまったくニュースから消えてしまったのも不思議ではある。
「死の街のようだ」と印象を語ることがそれほどの罪なのだろうか。
そのフレーズだけを切り取って吊し上げるマスコミと、政局に持ち込もうとする野党。
本当に大事なことは何であるのか。小学生だってわかっていると思うのだが。


2011.09.12 引越し先決定

1Kながら風呂とトイレ別で、ガスコンロ可の駅近5分のハイツに決めた。
同じ町内の小田急の線路を挟んで6丁目から5丁目への平行移動だが、
家賃43000円、管理費3000円のところ、すべて込みで4万にしてもらった。
2DKからの引っ越しなので荷物も捨てるか間引かなければならない。
ということで10月上旬の引っ越しを目指していく。


2011.09.13 DEAD or ALIVE

「四連敗」という言葉の頭に「まさかの~」や「よもやの~」はつくのか。
この時期に借金生活に逆戻りしてしまったのは必然だったようにも思える。
毎年のようにこの時期には絶望と希望と絶望と絶望がつきものになった。
崖っ淵に虎の皮一枚ぶら下げたタイガースに明日はあるのか。


2011.09.14 住民票

住民票はずっと横浜に置いている。
住処に移すのが面倒なだけだが、横浜が好きだというのもある。
その住民票を不動産屋に出すために実家に寄る。
84の父と80の母。孫の顔は見せてあげられそうもないが、
「共に白髪の生えるまで」を地で行けて良かったんじゃないかと思う。
たかが一枚の住民票でも、一緒に暮らしてきた証しとなる。


2011.09.15 また負けた・・・らしい

タイガースもいよいよ進退窮まったかという残暑の秋。
明日から東北は岩手に3泊の旅に出る。
花巻温泉、渡り温泉と、おそらく命の大洗濯と洒落るのかと思うが、
まずはタイガースのことを忘れることが肝要か。


2011.09.16 花巻・遠野

花巻は昔・賢治に今・雄星?。
やもめのジョナサンは「花巻の鬼代官」の異名を持っていた。
などと、どうでもいいことに頭を巡らせていたら、
川の淵で水音がしたのは河童の仕業ではないかと訝しみ、
ひんやりした民家の奥間に座敷わらしの気配を感じた。
その翌早朝に岩手内陸部を震源とする地震で思わず跳ね起きた。
旅の初日から非日常が迎えてくれた。


2011.09.17 平泉

栄華が滅びるのは歴史の必然なのか。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
芭蕉の句を噛み締めながら見る中尊寺金色堂。
絢爛豪華も極まれば、哀れに思えないこともない。
それでも三代百年の平和は天晴ではないか。


2011.09.18 小岩井農場

昼時の小岩井農場まきば園でジンギスカンのバーベキュー。
肉を焼く煙と匂いが漂う中で、少し離れた敷地には放牧された羊たちの群れ。
「こりゃ、ちょっとあんまりではなかろうか」と思いつつ、
濃厚なヨーグルトと濃厚な牛乳に濃厚なソフトクリームを味わっていた。


2011.09.19 秘湯 玉川温泉

噴火のガスと強烈な臭いと全身をビリビリさせながら秘湯に浸かる。
山肌から噴出する蒸気が一面に漂う様は地獄図のようでもある。
いやはや強烈、3分も浸かることが出来なかった。
放射能も含有しているらしく、命の洗濯というよりも命の選択を強いられたよう。
それでもこれはなかなかクセになる。いつか機会があればまた訪れたい。
こんな具合に荒天に悩みながらも車で観光地を中心に転々とした3泊旅行だったが、
カーラジオから流れる地元の放送では、震災への悲しみと気概が相半ばしていた。
そこかしこで見られた「がんばろう」の看板にエールを送りつつ、
改めて一刻も早い復興を願わずにはいられない・・・思いだった。


2011.09.20 さあて、引越しの準備

旅の疲れもほどほどに、現実には引っ越しの準備を始めなければならない。
目標は10月2日に決めた。多少、家賃がダブるが仕方あるまい。
2DKから1Kへ、粗大ごみのメインはソファーとパソコン台か。
洗濯機、掃除機は買い替えたいのだが、倹約は必須だ。
ところが財布の中には26、27、28日の神宮のチケットが(汗)
何ともしんどいイベントが待ってるもんだ。


2011.09.21 足止め

本日の午後六時過ぎに台風が東京にやってくることはわかっていた。
大型で強力な台風に直撃されれば、電車の運行が無事に済むわけがない。
わかっていたにもかかわらず、それはその時だと皆が淡々と仕事をする。
そしていざ暴風圏に突入して交通がマヒした途端に全員が慌てだす。
結局、人間なんて実際に災難に遭わないと、何の実感も得られない動物なのだろう


2011.09.22 傷痕にまた・・・

仮設住宅が床上浸水で住民避難って、そんなことがあっていいのだろうか。
土砂ダムとか堰き止め湖とか呼び方はまちまちだが、現地は不安で一杯だったはず。
こういう深刻な被災者より先にニュースは首都圏の混乱をダラダラと繰り返す。
電車の運転見合わせでカプセルやサウナが満杯だとか、居酒屋が大繁盛だとか。
その酔客にマイクを向け「いやぁ参りました」だと、そんなものに何の意味があるのか。
そして、動き出した電車内で押しつぶされながら吊り皮にぶら下がる我々と比べ、
暴風が過ぎた途端に鳴き出した虫たちの力強さはどうだろう。


2011.09.23 出費

鍵を預かって引越し先の間取りをチェック。
そういえばガス湯沸かし器は自分で買わなければいけないことを思い出す。
これまで見てきた物件が頭の中でごちゃごちゃになっていたようだ。
流しに備え付ける昔ながらの給湯器だが、幾らするのか値段がわからない。
プロパン用を買わなければならないのか?想定してなかった出費ではある。
パソコンも不調、洗濯機も異常に音がうるさい。
今は騙し騙し使わなければ。


2011.09.24 下柳剛、去る

連休にデーゲームでの巨人戦ともなれば、TVの前で腰据えて観たい。
不動産屋との最終契約や間取りのチェックなど諸々で落ち着かない。
そんな中で鳴尾浜の二軍戦で下柳剛が最後のタテジマを披露したという。
本人が現役続行を目指している以上、一切のセレモニーはないのだが、
かつて中継ぎで規定投球回数に達した剛腕だ、
10月に熾烈な13連戦が待ってる中、下柳を生かすことは出来なかったのか。
彼のプライドをくすぐる “寝技師”さえいれば必ず戦力になった気がする。
移籍を希望しているのなら、あえて「ありがとう」とはいわない。
しかし「頑張れよ」という気持ちでいっぱいだ。


2011.09.25 穴

引越した時に一緒に持ち込んだもので、6年間触らなかったものが出てくる。
6年も触らなかったのだから必要のないものばかりなのだろうが、
いざ処分するとなるとなかなか難しい。
ガラクタでも捨てるとなると、それを集めていた時間も捨ててしまう気がする。
いつまでも持っていても仕方のない時間にポッカリと穴が開く。
その穴は二度と埋まらないものなのだと思うと寂しさも募るというものか。


2011.09.26 ギャップ

一応、代表という役割で利益、利益で目を血走らせた人間にとって、
ずっと公務員を務めていた人たちとの感覚の違いは凄まじいものがある。
我々がどこから給料を貰っているのかという意識がまるで感じられない。
確かに、その道では海千山千だったのかもしれないが、
商売や売上に対する感性があまりにもかったるいのだ。
少なくともそれに毒されないようにしなければと思う今日この頃ではある。


2011.09.27 帰宅拒否症だが

めっきりと寒くなり、群衆の中からひとり抜け出した午後10時の青山通り。
帰宅の電車や、流しに洗い物が放置されたアパートの図が頭をよぎり、
その辺で泊まれば、ゆっくり野球の観戦記を書いても明日の出勤が楽だな。などと、
またぞろ帰宅拒否症の悪い虫が騒ぎだした。
思い止まったのが、明日の朝が燃やすゴミの収集日であったこと。
引越し作業中にいらないゴミは出せるときに出した方がいいに決まっている。
渋々、半蔵門線の改札を通過した午後10時10分の青山一丁目駅なり。


2011.09.28 案の定

あまり勝てるような気がしないまま神宮へ。
新井の250号記念スリーランで逆転するも、
「多分またひっくり返される」という予感がどうにも拭えない。
その後の結果は表題の示す通りなりよ。


2011.09.29 We are Tigers fans

結局、タイガースファンというのは自虐の道へと進まされるようだ。
ようやくプロの野球を観ているような気にさせたが、
結局はこの3日間、同じ位置から同じような試合を見せられた。
この情けなさには腹が立つが、どこかで「らしさ」を笑ってしまう。
どう考えても今季は4位確定。しかし残り試合数の多さに惑う。
自虐の道を進みながらも夢も忘れていない。
我ら阪神タイガースファンなり。


2011.09.30 帰還

ご実家が陸前高田という先輩の義兄さんのご遺体が見つかったそうだ。
ずっと三陸の海を漂っていたのを、波が運んできたのだという。
これでお姉さんと一緒のお墓に入れられると安堵していたが、
震災から半年以上が過ぎ、もはや生も死もないという境地なのだろう。
まるで喜ばしいことのような報告に、「ああ、良かったですね」といえてしまった。

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