■2016.06

日めくり 2016年06月               



2016.06.01 6月の思い出

ここまで生きてきて、「6月の思い出」がまったく浮かばない。
他の月の思い出を辿ってみると、6月だけが空洞だ。
春ではなく、真夏とも言えず、衣替えもとっくに済ませている。
なんだろう、6月のこの中途半端さは。
梅雨で傘を失くすこと、月末に今年も半分過ぎたと思うこと、
そんなもの思い出にもなんにもならない。
6月生まれの彼女?おらん。6月に結婚式?関係ない。
そもそも子供の時から6月は好きではなかった。
祝日がないから。
6月の歌?思い浮かばん。
6月を描いた映画は・・・・「オーメン」か。


2016.06.02 新宿シネマカリテにて

園子温監督の自主映画『ひそひそ星』を観る。
上映終了が迫ってきたので残業を抜けさせてもらった次第。
園子温といえば、『ヒミズ』を初見として、『冷たい熱帯魚』で驚かされた。
それからシネマヴェーラでの特集で『愛のむきだし』に出会ってからというもの、
ようやく日本映画の磁場に同世代の映画監督が出てきたことに狂喜し、
以来、ずっと追い続けている監督だった。
ところが『TOKYO TRIBE』以降の劇場公開作にはすべて失望した。
それなりに製作費はかかっているが、あまりにコマーシャルリズムに没していて、
(いや別に資本と提携した商業映画が悪いといっているわけではない)
依頼されるまま濫作し続けて才能が枯渇してしまったのかと見限る寸前だった。
そんなときに映画のタイトルのようにひっそりと『ひそひそ星』が公開される。
園子温は詩人の顔も持ち、衝動的な描写の中に詩情を織り込むのが魅力的だったが、
久々に詩人としての顔を復活させ、なかなか好きな映画に仕上がっていた。
自主映画の形で自らの作家性に一旦立ち返った園子温に、
今一度期待してみよう、と思った次第。


2016.06.03 後藤のクマさん

元タイガース監督の後藤次男さんが亡くなった。
92歳、老衰だったそうだ。
さすがに現役時代は知らないが、監督時代の弱いタイガースのことは憶えている。
記者に来年のスローガンは?と聞かれ、
「みんな仲良く、ぼちぼちと」と答えたのは中高年ファンの語り草となっているが、
「ミーティングに現れないと思ってたら神社にお参りしてた」というのはどうだろう。
当時、そんな話しを聞いたような気もするし、私の作り話だったような気もする。
クマさんには「とほほ話」なら何でもありのほのぼのした空気があった。
それにしても記憶に残る指揮官が老衰で亡くなる歳になった。
神社参拝の件、作り話だったらごめんなさい。お疲れさまでした。


2016.06.04 浜スタわきの植木市

母親に毎年、横浜公園で開催される「横濱開港バザール」に行く。
こう書くと親子仲良くお祭りを楽しんでいると思われるが、とんでもない。
単に植木市のブースに付き合わされているに過ぎず、
母親との約束を優先させてもらったが、職場では休日も仕事をしている。
申し訳なさと、多少の引け目を感じながら、紫陽花の展示などを眺めていたら、
突然、びっくりするくらいの大歓声が辺り一面に響き渡る。
植木市は横浜スタジアムの隣でやっているのだ。
壁の向こうではベイスターズが千葉ロッテと交流戦を闘っている。
この大音量は野球に興味のない人たちには苦痛でしかないだろうが、
周囲は官庁とオフィスと商業施設ばかり、休日のデーゲーム、問題ないか。
ベイスターズもベイファンも元気なのが羨ましい。
チームがこっぴどく負けてもファンがそれほど殺伐としていないし、
チームもいきなり勢いづいて連続カード勝ち越しなんてやってのける。楽しそうだ。
試合も5点取られたと思ったらロペス、筒香の連続ホームランで同点。
最後は筒香のサヨナラホームランだと。そりゃ楽しいだろう。
球場の入り口に中継モニターがあり、そこに黒だかりの人垣が出来ている。
何だか最近DeNaベイスターズが、ハマのちょっとした磁場になってないか。
へっ、どうせオイラは異端の横浜市民さ。


2016.06.05 ALI BOM-BA-YE

若い世代は、当然のように私が死んだ後の未来を生きる。
多くの事を見聞きし、体感し、素晴らしい出来事や芸術に出会うのかも知れない。
しかし競るつもりはないが、彼らは「キンシャサの奇跡」を知らない。
知っていてもリアルタイムであの日の中継に興奮し熱狂することは出来ない。
1974年10月30日ザイール。WBC世界ヘビー級選手権試合。
ヘビー級世界王者ジョージ・フォアマンVS挑戦者モハメド・アリ。
あの“ホラ吹きクレイ”が絶対王者フォアマンにボコボコにされるのではないか。
学校でも世紀の対決の話題で持ちきりだった。
猛烈に突進するフォアマンに、ロープを背負いガードを固めるアリ。
8ラウンド終了間際、アリの左右のワンツーがフォアマンの顎を打ち砕く。。。。
あれを見られたことで、私は自分の齢を悔いたりはしない。
モハメド・アリ死す。74歳だったそうだ。


2016.06.06 消費税導入凍結

消費税をまた延期するという。
ここのところ仕事で忙殺されていると、
日本の、若者の将来などという大きな話はどうでもよくなる。
そんな思いが過るのは身近に若い人間がいないことの証左なのかもしれない。
そもそも給料など上がる見込みのない身分では増税はそのまま負担になる。
勝手なことを言えばデフレの方が生活し易いのだ。
まったく50代半ばに来て恥ずかしい話だが・・・。
しかしテキトーなのはなにも私だけではない気がする。
もともと消費税10%は2015年10月に決定されていた。
それを延期することの国民の審判を問うとして安倍首相は衆議院を解散。
どこの党も消費税延期を主張する中での争点のぼやけた選挙戦。
それでもニュースはトリクルダウンなど、アベノミクスを一生懸命に解説。
ところが勝利した安倍内閣は経済問題そっちのけで安保法案の成立に奔走。
シレっと安保法衣案を可決すると、今度は公明党と軽減税率ですったもんだ。
でもって今度は2017年4月から2年半の延期を決定する。
あの「弁当は減税、外食は減税なし」の議論に費やした時間はなんだったのか。
それでこの度の参議院選挙。
日本の、若者の将来などという大きな話などうでもよくなっているのは私だけか。


2016.06.07 とんだ荷物背負わされた

いきなり役職を拝命した。否、拝命させられた。
はっきり言って重たい荷物を背負わされるのはこりごりで、
そういう肩書はマジで要らんのだが、断れるものではない。
何だかんだお気軽な日々を謳歌していたのだが、甘くはないということか。
しかも今、仕事が切迫している。よりによってこんな時に・・・。
ならば給料あげてくれよ、、、ったく。
ところでワタクシ、会社をふたつも潰しているのですけど。


2016.06.08 いいね、ミシェル・ルグラン

残業続きだったこともあり、午後からの出勤にしてもらった。
新宿で途中下車して映画を観る。
「午前十時の映画祭」から『ロシュフォールの恋人たち』。
最初、映画祭のラインアップでこのタイトルを見た時、「はて?」と思った。
何故かこのフランス映画、見事に私の映画レーダーから欠落していた。
主演はカトリーヌ・ドヌーヴとフランソワーズ・ドルレアックの姉妹。
監督はジャック・ドゥミ。『シェルブールの雨傘』の姉妹篇か。
なにせ共演陣が凄い。ハリウッドからジーン・ケリーとジョージ・チャキリスを招聘。
本国からジャック・ペラン、ミシェル・ピッコリ、ダニエル・ダリュー。
音楽はミシェル・ルグラン。聴けばすぐにわかるスタンダードな名曲揃い。
いやはやベタなラブストーリーだが、実に楽しい映画だった。
ほぼオールロケでのミュージカル。なんとチャキリスとG・ケリーを街頭で踊らせている。
とにかくミシェル・ルグランの音楽がたまらない。
映画音楽というジャンルは80年代のジョン・ウィリアムスを最後に衰退し、
僅かにハンス・ジマ―が生き残る以外、ヒット曲はすべて既成曲とタイアップとなった。
私は自他ともに認める(?)エンニオ・モリコーネ狂だが、
他にもヘンリー・マンシーニ、ニーノ・ロータ、モーリス・ジャール、フランシス・レイ、
ジョン・バリー、リズ・オルトラーニ、ラロ・シフリン、ジェリー・ゴールドスミス。
昔は映画音楽のレコードをかけるラジオ番組も多く、
中学時代は彼らのスコアをカセットに録音して悦に入っていたものだった。
そう、かつて音楽は映画と寄り添い、映画は音楽と寄り添っていた。
『ティファニーで朝食を』など、それほどの映画だとは思わなかったが、
冒頭に『ムーンリバー』が流れると、あれよと名作の雰囲気に包まれてしまう。
今回の「いいね、ミシェル・ルグラン」のお題に戻すと、
もし『華麗なる賭け』に『風のささやき』がなかったらどうだったろう。
『シェルブールの雨傘』は?この『ロッシュフォールの恋人たち」は?
それこそ数え上げたらキリがない。
しかしこうして映画音楽家の名前をあげると、すでに故人が多い。
つくづく映画も、映画音楽も幸せな時代だったのだと思う。


2016.06.09 小林麻央の報道

実は民放のアナウンサーへの知識はほぼゼロで、
小林麻央と麻耶のどちらがお姉さんなのかもよく知らない。
おそらく市川海老蔵との結婚がなければ知らないままだっただろう。
正確には民放の局アナではなく、民放の番組に出ていたタレントだということだ。
今朝のスポーツ紙がスクープで報じる。
“小林麻央、進行性がんで極秘入院“
“複数の関係者の話を総合すると、進行性のがんを患い、現在、懸命な治療を続けている”
“部位や進行具合など、詳細は不明”
早速マスコミが自宅めがけて押しかける。
「ファンの皆さんも心配しています。経過や進行を教えてください」
「心配する人」を前面に立て、それを訊くマスコミはまったく不快でしかない。
それで海老蔵は記者会見を開くことになった。
その前に海老蔵が二人の子供たちにきちんと話をしているのだろうか。
「お願いですから、そっとしておいてください」
海老蔵がそれ以外のことを言える筈もなかろうに。


2016.06.10 飲み会おじゃん

実はずっと酒を口にしていない。
残業に休日出勤と続いてきて、酒を飲む機会がなかったというのもある。
今日は、久々に旧友たちと飲み会を予定していた。
仕事のストレスを飲むことで発散するタイプではないが、
馬鹿話のひとつも交わしてコップをあおることがいかに貴重なひと時か。
それもどうにも仕事が溜まりに溜まっておじゃんとなった。
一日くらい抜けられないこともないのだろうが、
人が働いている間に一杯やって楽しめる性分でもないのだ。
気のいい友たちは飲み会を延期してくれた。
本当に申し訳ないと思うと同時に、溜まり仕事への怨みも募る一方。
仕事が溜まった理由もわかっている。
「馬鹿野郎!」としか言いようがない。


2016.06.11 球児、サヨナラ被弾

これが現実か・・・。
そこそこのストレートを投げても「全盛期には遠く及ばないが」の注釈がつく。
おそらく藤川球児はそれを受け入れている。
受け入れてもなお、この幕切れはしんどい。
そう痛恨というより、ただただ、しんどいのだ。
この悲しいまでのしんどさの向こうに何が待っているのか。
それでも背番号22に熱狂した我々には、背番号18を見届ける義務がある。


2016.06.12 大谷が打てるか!

速い球に滅法弱いという評判が立ち、それを実際に証明している阪神打線。
確かに150キロに手が出ない、空を切る、詰まらせられる、差し込まれる。
そんな軟弱の虎に立ちふさがるは大谷翔平。
163キロを連発って、、、手加減せぇとはいわんが、そこまでのストレートは不要ぜよ。


2016.06.13 「祝」万吉・お袖

NHK木曜時代劇『ちかえもん』のDVD-BOXが今週にも届くというタイミングで、
“優香結婚!お相手は青木崇高”との報道。
ドラマでは万吉とお袖の絡みはそれほどなかったとは思うが、
「カメラが回っていないところで、しっぽり絡んでたか」
と、こんなメールを出してしまい、なんてオヤジ臭い言い草かと反省しつつ、
優香というより、青木君のトップ報道が何より嬉しかった。
多少、格差婚めいた報道にカチンと来たものの、
そうか、あの徒然亭草々がとうとうなぁ~と感慨もひとしお。
先のメールの相手から「近松はどんな歌を唄うのか」と来た。
ここはベタだが「花嫁」か「てんとう虫のサンバ」でしょと返信した。
青木君もこれからが頑張りどころだ。


2016.06.14 それにしても・・・

仕事も溜めているが、「日めくり」も溜まっている。
もはや「日めくり」どころか「週めくり」ですらない。
残業続きで夜中近くに帰宅した後に、
いつものくどくどした文を書く気にはとてもなれず、
毎晩、タイトルだけ記して、後で文章を埋めることにしてパソコンを閉じている。
例えばこの14日に予定したタイトルは「舛添要一」とある。
しかし今、この段階で(22日)シレっと13日の会見の感想など書けない。
「せめて存在証明くらいはしておくか」と思って始めた「日めくり」。
存在証明もいいが、あまりに書けないことが多すぎる。
これでも一応は世界に発信されているわけなので、自分的には日記にはならない。
日々の思考を綴るにも、仕事で目が疲れていて思考どころではない。
いっそのこと止めてしまうかとも頭を過るのだが、
8年も続いてしまうとそれもしのびない。もとより負担は想定内のことだった。
仕事で疲れて、「日めくり」で疲れる。
ほんとに阿呆の日常そのものなのだが、
実はそれが「日めくり」の真髄なのだから、まことに厄介だ。


2016.06.15 中川梨絵が亡くなった

YAHOO!のトップページの小さな一行に目がとまる。
女優・中川梨絵さん死去-----------
享年67歳と知り、改めて自分たち世代の女優ではなかったことに気づく。
訃報記事の紹介も「日活ロマンポルノ初期のスター」とある。
確かに彼女を封切りでは観ていない。
名画座で神代辰巳や田中登の過去作の特集上映で観たのだったか。
それでもほんの一時、中川梨絵のファンでいた時期がある。
とにかく芝居が上手かった。だから尖がった監督たちに重宝されていたのだろう。
改めてプロフィールを辿ると、5歳のとき『藤娘』で初舞台を踏んだとある。
なるほど『(秘)女郎責め地獄』の艶やかな人形ぶりには素養があったのか。
『竜馬暗殺』では原田芳雄、石橋蓮司、松田優作たちの間を飄々と泳ぎ回り、
『実録飛車角・狼どもの仁義』では菅原文太を圧倒していたように思う。
それよりもなによりも去年、何十年振りかで再会した『恋人たちは濡れた』。
衝動的なのだがどこかふわふわする浮遊感。あまりにも自由なヒロイン。
いやはや中川梨絵ってこんなに美しかったのかと思った。
今さら追悼の言葉は要らないだろうが、本当にあの映画の中川梨絵は美しかった。


2016.06.16 マスゾエ辞任について

大阪都構想の住民投票の時も書いたのだが、
他所の自治体の首長のことを他県人の私がとやかくいっても仕方ないとは思う。
それでも一応、舛添要一東京都知事の辞任発表について書く。
湯河原の別荘に、交響曲の観賞に、野球に、相撲に知事公用車を使用。
会議と称した家族の宿泊費に、美術品の購入費を公費で賄う・・・・etc、etc
どれもこれもとるに足らない瑣末なことのように思える。
私もバブルの時代には白紙の領収書をしこたま溜めこんだものだが、
それと似た類いのセコさがある。
そのセコさが知事としての資質が問われたと言うならそれまでだが、
要はマスコミが根掘り葉ほりが暴きだしたものを、
世間の多くがそれを娯楽として享受したに過ぎないのではないか。
猪瀬直樹が徳州会から5000万授受したことと比較するのは意味はないが、
結局、メディアを利用してのし上がった男が、
最後はメディアに消されたということだろう。


2016.06.17 イチローの4257

今さら私なんぞがイチローを語ってもしょうがあるまい。
残念でならないのはオリックス時代のイチローをナマで見損なったこと。
マリナーズ時代に東京ドームで阪神とやった親善試合が唯一のナマ観戦。
綺麗にレフト前にヒットを放ったのだったか。
日米通算による参考記録だろうがなんだろうが、
野球マンガでも世界一ヒットを打つ選手などを主人公に設定するだろうか。
さらにMBL通算3000本まであと秒読み。ありきたりな感想だが本当に凄い。


2016.06.18 職場泊

久々に職場泊となった。
夜行性なのか、10年前までの産物なのか、未だに夜の方が仕事が捗る。
とくに午前4時を過ぎたあたりでやたらと時計の針が進む。
そこでサァーと冷気に包まれる感じがとても懐かしい。


2016.06.19 徹夜明けの「午前十時の映画祭」

徹夜明けから小田急車内で仮眠しつつ、海老名で映画を観る。
「午前十時の映画祭」の初上映は全部観ることに決めているからだが、
こうも休日出勤や母親の病院付き添いが続くと、なかなか映画も覚束なくなる。
それで今度のような徹夜明けの急ぎ働きみたいなことになる。
上映作品は『ハリーとトント』。猫を連れた老人のロードムービーだ。
これが封切られた1975年の頃のことはよく憶えている。まだ中学生だった。
なにせこの年のアカデミー賞のオスカーレースの顔ぶれが凄かった。
先に助演男女優に輝いたのがロバート・デ・ニーロとイングリット・バーグマン。
で、主演男優のノミネートが名探偵ポワロを怪演したアルバート・フィニー、
そしてアル・パチーノ、ジャック・ニコルスン、ダスティン・ホフマンがズラリと並ぶ。
しかし選ばれたのは殆んど無名だった66歳のアート・カーニーだった。
作品賞や監督賞の候補にもなっていない『ハリーとトント』からの大番狂わせ。
当時、洋画観賞に貪欲だった中学生は当然観に行こうと思ったはずだった。
あの頃は封切りを逃しても、そこら中の名画座でいくらでも拾えたのだ。
ところが同時上映のカップリングが悪かったのか、なかなかタイミングがとれないまま、
あっという間に日活ロマンポルノやら東映ヤクザものにのめり込んでしまう。
同年のオスカーで主演女優賞を射止めたエレン・バースティンの『アリスの恋』もそう。
さしずめ『ハリーとトント』『アリスの恋』あたりは白刃の下に埋もれた典型だろう。
『ハリーとトント』にはアート・カーニーの娘役でエレン・バースティンも出て来る。
その年のオスカー受賞者が父娘役で共演しているのも稀なケースかも知れない。
その父娘の場面があまりにも良かった。
思えば70年代後半から80年代前半にかけて、いくつもの洋画の良品を見逃している。
健サンや文太の白刃に沈んだ良品に思いを馳せてしまう今日この頃だ。
まったく後悔はしていないが。。。そにしても生あくびが止まらないのだが。。。。


2016.06.20 『ちかえもんDVD-BOX』届く

amazonに予約を入れたのが4月頃だったか。
駅前のコンビニに到着したので引き取りに行く。
本当は通販よりCD店に予約したかったのだが、
とうとう駅前の新星堂が撤退してしまった。
昔ながらのレコード屋はそこいらの駅前から消える一方か。
それにしてもコンビニでの荷物受け取りのなんと便利なことか。
こうして毎日帰りが遅くなると本当に有難い。
これも時代というものなのだろう。一方では物販小売業全般の危機だ。
さて『ちかえもん』。いよいよDVD-BOXが到着して、
HDレコーダーから晴れて削除ということと相成ったのだが、
正直言うと、DVDの封入をはがす気にまったくなれない。
残業騒ぎが落ち着いてからゆっくり観賞しようかと思う。


2016.06.21 夏至

連日、残業する身にとって、日が長いのは罠にはまっている気分。
まだ19時でも窓の外が明るいので一瞬、途惑うことしばしだ。
冬至の候の暗い中での残業よりナンボかマシか。
しかし子供の頃からずっと、日が長くなるよりも、
日が短くなったと感じる時の辺りの風景が思い浮かぶのは何故だろう。
夏至には特定の風景がないのかも知れない。


2016.06.22 参院選、今日公示

参議院選挙が始まった。
18歳に投票権が与えられる意味でも歴史的な参院選となる。
さぁ18歳たちよ投票所に行くべしだ。
「君たちの将来がかかっているのだぞ」とかはいわない。
テレビでは「政治なんてよくわからない」と18歳の声を拾っていたが、
まったく心配する必要はない。
オジサンは二十歳の頃はもちろん、今でも政治のことなんかわかっていない。
むしろ政治を熟知している18歳なんて気持ち悪いだけだ。
ここだけの話、ウチの母親など殆んど顔で選んでいる(爆)
そもそも当り前の話、来年も再来年も選挙があるとは限らない。
18歳になった年に国政選挙があるなんてラッキーではないか。
それでも同級生の半分以上は投票所に行けないはずだ。
君たちには「一票を投ずる権利」が生まれた。
しかしそれ以上に「投票率を底上げする義務」がある。
一応、そこは十分に意識しておくように。


2016.06.23 つい無意味な独り言が

20日間休みがなく、休日出勤(徹夜つき)に残業が続く。
さすがに微妙に壊れてきた。
つい無意味な独り言が出て、周囲の失笑を買う。
「あゝクソ、緊張の糸が切れた・・・最初から繋がってねぇけどさ」
「ダメだ、飯食うと仕事になんねぇ・・・食わなきゃもっと仕事になんねぇ」
そろそろ交替で代休とることを提案するかな。


2016.06.24 EU離脱しますか

今回の「離脱か?残留か?」でいえば、双方の主張は理解できた。
大英帝国復活という郷愁は別にして、国民のEUへの失望もよくわかったし、
草の根の部分で英国も結構EUの機能に組み込まれていたこともわかった。
とにかく英国民が決めたことなので、外野がとやかく言っても仕方がない。
彼らに世界の株価や日本の為替を気にする必要などまったくないのだから。
ただ国民投票という白黒がはっきりするイベントって凄いなと思う。
先の大阪都構想で橋下徹がやった住民投票しかりだが、
下馬評がまったくアテにならず、猫の目のように戦況が変わるのが面白い。
自分に国民投票の機会など、おそらく憲法改正のときしか巡ってこないだろうが。


2016.06.25 10円ハゲ

早朝から仕事をしている諸先輩&諸後輩には申し訳ないと思いつつ、
土曜日の昼過ぎから職場入り。
その分、夕方からひとり気楽に仕事を消化する。
どれくらい気軽かといえば、途中、髪を切りに出掛けるほどのお気楽ぶりだ。
そもそも連日残業で休日出勤、となると床屋にも行けない状態が続いている。
お気楽といいながら、こういう機会でもないと髪も切れない。
職場近くに床屋があるとは思っていたがドアを開けて驚く。美容室だった。
ところで私の右側頭部には10円大のハゲがあることは以前も書いたか。
まだヨチヨチ歩きのとき、母親の不注意で階段から転倒して拵えた10円ハゲだ。
その時のことが忘れられないようで、このハゲが母親にはトラウマになっている。
こちらも中学生になって色気づくと、このハゲにコンプレックスを抱くようになり、
床屋で「傷があるので見えないように」と注文し、確認されるのがとても嫌だった。
高校のときは角刈りにして、母親の前でこれ見よがしに晒していた時期がある。
あの頃は「頼むから止めてくれと」と懇願されても知ったことではなかった。
反抗期のつもりではなく、単に東映映画の主人公にカブレていたのだ(阿呆)
さすがに私も大人になって(苦笑)、ハゲが隠れる程度に髪を延ばしているが、
どうも床屋はやたら型にはめてしまう傾向がある。
私の硬い髪質だと、どうしても弁当箱のようにされてしまうのだ。
だから非常に寝ぐせに悩むことになる。
それも四十代半ば過ぎ頃からどうでもよくなってきて、
型にはめられようが、寝ぐせが酷かろうが、
シェービングの気持ち良さに負けて、床屋オンリーだった。
だから美容室にかかったのは10年ぶりくらいかも知れない。
理容と美容とを比べて上手い下手は職人によってそれぞれだろうが、
美容室は床屋よりもカットに自由さと想像力があるような気がする。
久々に夏らしくすっきりとしつつ、ハゲも隠れて会心のカットだと満足したのだが、
他人から見れば普段と少しも変わり映えしないのかもしれない。


2016.06.26 久々に実家の用足し

確信犯的に朝寝坊して、職場に午後出勤になる旨を連絡すると、
「もう今日は休んでいいですよ」といってもらった。
それでは久々に寺社めぐりでもするかなと思いつつも、
さすがに実家の用足しもやっておかねばならない。
トイレットペーパーと庭いじり用の腐葉土などの買い出しを頼まれていたか。
それにしても梅雨の晴れ間のクソ暑い中でぐったり顔の両親。
いよいよ耳が遠くなった分、ひがみぽくなった親父に、
そんな親父の愚痴ばかりが口をついで出る母親。
この先、どうなっていくのだろう。
仕事をしてた方がマシだったかもしらん。


2016.06.27 福留孝介

虎党のタイガースの選手への身内意識は非常に高いのだが、
福留孝介の日米2000本安打達成は、なんとも他人の偉業だった。
そもそもこの記録が偉業であるのかどうかの意識すら希薄なのではないか。
なにせイチローの安打世界一というとてつもない記録があったばかりで、
福留の記録が広島カープ3連敗のさなかに達成された間の悪さもあった。
そもそも阪神球団がメジャーから福留獲りに動いていると聞いたとき、
嬉しい顔をした虎党など誰かいただろうか。
それまで敵として最悪に近いイメージがあったものだから、
「メジャー諦めて阪神に小遣い稼ぎに来たか」と揶揄を飛ばしたのではないか。
かくいう私も福留の入団当初はそれに近かった。
まず中日でそこそこ打っていたのはわかってたものの、
MLBで500本近くの安打を打っていたことは知らなかったし、
何より福留のここに至る軌跡に、まったく無頓着だった。
そう我々は福留孝介のことを単に「嫌な奴」のイメージで捉えすぎていた。
唯一、福留に快哉を送ったのはWBCでの韓国戦で放った代打ホームランだったか。
いや福留はよくやってくれている。
よき兄貴分として若い選手たちの引張っている頼もしさも感じるし、
案外、甲子園にも縦じまにも馴染んでいる風でもあり、
スタンドからも「コースケー!」と名前で声援が飛ぶようにもなった。
日米通算2000本安打など阪神ファンにはまったく関係ねぇが、
ライトの守備にいてくれることの心強さは特筆してもいい。
そう思うと、心なしか福留の顔もオールドタイムの“阪神顔”に見えて来た。


2016.06.28 水

暖冬と雨不足の影響で利根川の水量が足りていない。
梅雨の最中に取水制限。今年の夏は節水の大合唱か。
首都圏はそこそこ梅雨らしい天気だが、つくづく上手くいかない。
神奈川は丹沢を越えた山梨の道志川などから良質な水源を得て、
昔から港を発つ船乗りから「横浜の水は赤道を越えても腐らない」と評判だった。
その他にも宮ヶ瀬湖、丹沢湖、相模湖、津久井湖とわが県の水道行政は優秀だ。
子供の頃、蛇口から水道水をガブガブ飲んでいた昔、
東京の水の泥臭さに子供ながら閉口したのを思い出す。
さて一方、九州に極端な雨を降らせた梅雨前線。
熊本の土砂被害は、震災がなお継続中であることを教えてくれる。
1時間に150ミリ。これは恐怖だ。
さらに鹿児島、長崎。災害があるたび、日本の本当の脅威は自然だと思う。


2016.06.29 「おはよう日本」がつまらん

時報の代わりといえ、NHK「おはよう日本」は朝のルーティンだ。
「特集ダイジェスト」も「まちかど情報室」などのコーナーもルーティン。
その大事なルーティンが、公共放送ゆえ「政見放送」で潰される。
これでなんとも朝からズッコケるのだ。
そんな齢にもなって重要な国政選挙の重要性を知らんのか!といわれそうだが、
何が悲しくて「茨城選挙区」やら「栃木選挙区」の政見放送を見なきゃいかんのだ。


2016.06.30 小池百合子を推しゃあいい

小池百合子はヒラリー・クリントンの1/2スケールみたいで好きではないが、
本人が都知事をやりたいといって、自民党から出たいといっているんだから、
都連も速やかに都知事に小池百合子を推せばいいではないか。
なんでわざわざ固辞している翔君のパパを担ぎ出そうとするのか。
「政治と金」の問題が続いたので、政治家でない方がいいという理屈らしいが、
それを政治の側がいったらイカンのではないか。
そもそも東京都知事とは政治の仕事をする人ではないのか。
橋下徹曰く「地方自治体の首長の中で都知事の権限は絶大」らしいが、
世界に冠たる大東京といえど、真隣に国家の中枢がドカンと横たわる中で、
地方自治の領袖として存在感を発揮するなどそう簡単なものではないだろう。
そもそも石原伸晃という国政閣僚が都連の会長であるのは仕方ないとしても、
それが都知事候補を選出を担うという構造がまったく以って気に入らない。
地方分権など単なるお題目と、自ら世間に知らしめてるようなものではないか。
小池百合子はそんな硬直した都連に業を煮やして選考突破を図ったのだろうが、
やる気のある人間を挨拶がないと一蹴することの方が滑稽ではないか。



                           

a:243 t:1 y:1

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional