■2010.01

日めくり 2010年01月(平成22年)         


2010.01.01 元日

当初の予定通り、寝正月を着々と実行中。
しかし新年早々、口内炎が出来る。風邪の前兆でなければよいが。
もしかすると住処ですきま風に当てられている方が、風邪になりやすいのか。
ついでに口内炎ってやつは肩凝りも引き起こすのだろうか…あ、痛てて。
さて今年はどんな年になるのやら。
とりあえず「早めのパブロン」しておこうか。


2010.01.02 顔

カゴの中身をポスのスキャナーで読ませ、代金を告げるスーパーのレジ係。
考えてみれば今、アカの他人と接しているのはこんなものなのではないか。
この年末年始の間に肉声で言葉を交わした人は何人いるだろう。
ちょっと今年は異常かも知れない。
人の顔を見ていないということは、自分の顔も他人に見られていないということだ。
ふと鏡を見る。無精髭を伸ばし放題の顔は、
なるほど人に見られていないという顔をしている。


2010.01.03 鍋

年末に鍋スープを買い込んでいたので、連日連夜、鍋三昧だ。
もともと手間をかけた鍋ではないので、安上がりだし、洗物も少なくて助かる。
何といってもこんな時期に野菜がたっぷり摂れるのが有難い。
肉や豆腐などは鍋に入れてしまえばスーパーの特売ものでも十分だと思うが、
椎茸と長ネギだけは値がはったものほど旨い。今年に入って最初の発見だ。
この休み中でパソコンの次にフル稼動しているのは土鍋とカセットコンロではないか。


2010.01.04 心の中でボヤきつつ

長めの休暇が十日あろうが一ヶ月あろうが、寝正月だろうが、海外旅行に行ってようが、
休みの最終日に心にボヤくことはただひとつ、、、「もう一日休みたい…」。
スパの理容コーナーで無精髭を剃って、とりあえず世間の波に飛び込む準備をし、
しばらくオフにしていたケータイのアラームをオンにする。
さて明日の朝6時半に、なまりきった身体がちゃんとオンしてくれるものかどうか。


2010.01.05 仕事始め

例によって午後5時からデスクに缶ビールが並べられ、巻き寿司と缶詰で宴会。
還暦を越えた先輩たちに酒量で圧倒されているのが悔しくて、頑張ってみたが、
缶ビール3本、缶チュウハイ2本、河岸を変えて飲み屋で生中2杯にサワー1杯。
ここで酔っ払う前に頭が痛くなって撃沈。
飲んだ本数をしっかり憶えているのが、むしろ情けない。


2010.01.06 一枚の後悔

些細なことかもしれないが、ちょっとした間の悪さで後悔することがある。
当事者の外にいる自分勝手な気分なのだろうけど、それを案外引きずってしまう。
思わせぶりな書き方で申し訳ないが、何とも苦い気分の一日だった。


2010.01.07 早退

くしゃみ、鼻水が止まらず、周囲から「頼むから帰れ」といわれた。
行き帰りの通勤も実働も3時間ずつ。そのうち寒気もしてきて完全に風邪を引いた。
中学は精勤賞(遅刻が多く皆勤賞は貰えず)、
高校も自主さぼり+etcはあっても病欠はなし。
どうも35を越えたあたりからめっきり弱くなった気がする。
というより無理がきかなくなったし、なにより頑張らなくなった。
今の問題は夕方から4時間も寝てしまって、すっかり目が冴えてしまったこと。
さすがに十日も休暇がありながら、また四連休するなど恥ずかし過ぎる。


2010.01.08 また早退

午後の3時半まで頑張ったのだが、風邪の症状が治らずにまたしても帰宅命令。
渋谷、新宿、池袋という巨大ターミナルを通過するので、
どこで風邪をうつされたのかわからない。
今回の始末は寝正月を貫徹し、身体が鈍りきっていたということなのか。
欠勤にはならないだろうが、体調管理を怠っていたとの謗りを免れるものではない。
充電期間のつもりですっかり放電していたのだろう。
それにしても鼻がつまってしまうと、熟睡感が得られないのはいかんともしがたい。


2010.01.09 なにゆえに

金本知憲らのトップアスリートが元旦から始動する理由がよくわかった。
結局、寝正月計画の貫徹は身体から耐性を奪い、抵抗力を失わせていたということだ。
鼻がつまると自分の声がきちんと聞こえないのが、電話をしていて気になった。
せっかくの飲み会の誘いも断り、ちり紙をいたずらに浪費して一日が終わる。
…って、昨日書いたものと内容が変わっとらん。来年は少し動かねば。


2010.01.10 2010年代?

60年代、70年代、80年代と、かつて各世代で世相、カルチャーは分類されてきた。
正しい十進法として今年から2010年代に入ったのかどうかわからないが、
誰も2010年代という言葉を発しない。2000年代を振り返りもしない。
政治、経済、外交と、ニュースや討論番組で語られる内容のなんと暗いことか。
新年だというのにカレンダーは取り替えられたのではなく、ただめくられただけか。
時代がムーブメントを生み出していくことが語られないのは寂しい限り。


2010.01.11 遊ばなくては

結局、この三連休も動かなかった。
大層なものでなくてもいいので、先の計画は立てておいた方がいいかもしれない。
部屋にこもっていると、休んでいる気はするが、遊んでいる気分にはなれない。
やはり「遊んだ」という実感は大切。
それがあるから生きて行けるのではないか。


2010.01.12 定番体験

まな板で玉ねぎを刻んでいて、涙した。
コショウを袋から瓶に移し変えながら、クシャミした。
…明日は舗道に落ちているバナナの皮で滑って転ぶのか。


2010.01.13 平日レイト

ただでさえ目を酷使している毎日。
風邪っぴきの名残がまだ燻る夜の9時半から零時まで映画館の座席にいた。
3Dメガネをかけてジェームズ・キャメロンの超話題作『アバター』を観る。
映画評は近々ブログに上げるとしても、いやはや全身に映像波を浴びた気分。
変な言い方だが、目が満腹になった。「ご馳走さん」


2010.01.14 賞

文学、映画と年間の賞が出揃ってきた。
小説では佐々木譲が直木賞で、芥川賞は該当者なし。
ゆえに今回は「文藝春秋」の購買はなしか。
映画賞はキネマ旬報始め、どうやら西川美和監督『ディア・ドクター』が好評の様子。
ヨコハマ映画祭は主演男優賞の堺雅人の人気か、あっという間に完売。
そういえば日本アカデミー会員のOさんに今でも組織票の指示があるのか?


2010.01.15 幾星霜

どの年代のときも「○9歳」になると追い詰められた感じがする。
その中でも一番遊び倒したのが19のときだった。
落ち着かなければと思いつつ、落ち着いてたまるかとも思う。


2010.01.16 初詣

両親と連れ立って遅ればせながら初詣に行く。
賽銭箱に硬貨数枚を投げ込み、両手を合わせあれやこれやと願い事。
そのあと、おみくじ引くと“末吉”。「願い事、思うように適わず」だと。
漫才なら「やらずぼったくりかい!金返せ!」というネタになるかもしれない。
まあ「浮かれてはイカンぞ」という有難い戒めと受け取るとしても、
先におみくじ引いてからお参りしたほうが効率いいことを発見した。


2010.01.17 小林繁

30年前もこの人の名前が突然飛び込んできた。
今日も飯の支度中に突然メールで知らされた。
しばし茫然として、20分くらいでブログに思うがままを書き飛ばした。
一度だけ後楽園球場で小林繁のマウンドを見たことがある。
たった一度きり。何だか実体のない幻のようにも思える。


2010.01.18 左右

身近にいる人たちは知っているが、実は恥ずかしながら私は「左右」が区別できない。
「前後」「上下」はわかっても「左右」が咄嗟に出て来ない。
向かって右などといわれると、もう頭の中がパニクってしまう。
右手の平のホクロを見て左右を見分ける。
あるいはピッチャーやバッターの映像を思い浮かべる。
そんな子供の頃からのクセはもう容易に直らない。
健康診断で、胃部レントゲンで左右の回転の指示に大いにまごついてしまった。
仰向けの右と、うつ伏せの右が同じ方向に回っていいものかがさっぱりわからない。
情けないのは視力検査で、完全に左右をあべこべに答えてしまった。
おかげでメガネをかけていたにもかかわらず、視力が0.5と判定。
…どうしようもなく情けなさ過ぎる。


2010.01.19 レシピ

米を実家から強奪してきたので、自炊の機会が増えている。
今夜は生まれて初めて麻婆豆腐を作ってみた。
といってもネットで検索すれば懇切丁寧なレシピが乗っているので、
お手軽なものなら大概のものは作れるご時世ではある。
レシピで感覚的にわからないのが、「ひと煮立ちさせて」「味を調えて」という奴。
とくに「ひと煮立ち」とはどの程度の加減なのだろう。
基本的に濃い味にしてしまうので、ご飯は進む。
いやご飯好きなので、味を濃くしてしまう。
検診で言われたように食生活を変えようとするなら、外食の方がマシなのか。
自炊がダイエットの大敵になるなんて聞いたことないが。


2010.01.20 憂国

不思議なもので「憂国」という文字の背景には、日の丸がかかせない気がする。
小沢問題があろうとなかろうと、読売、産経はいつしか反権力新聞となり、
朝日、毎日は与党のスポークスマンになってしまったようだ。
とくに永住外国人地方参政権の問題。
今の政治にもっとも欠けているのは国を憂うという感覚ではないか。


2010.01.21 歩く

大寒にも関わらず3月下旬の陽気に誘われて、西早稲田で下車して新宿駅まで歩く。
早稲田通りからラブホテル街をすり抜けて歌舞伎町へ。
以前、群がるようにたむろしていたアジア系やコロンビアの娼婦は消えていた。
ホストクラブの大看板もなにやら寒々しく、閉鎖されたコマ劇場が黒く横たわる。
たまには喧騒に身を置いて、都会暮らしの感覚を味わうつもりでいたが、
景気の悪さが不夜城にも影を落としているようだ。


2010.01.22 三軒茶屋シネマ

大学が沿線にあったにも関わらず、新宿少年としては三茶で遊んだ記憶はあまりない。
今も同じ沿線に住んで、通勤途中にあるにも関わらず下車したのは数えるほど。
しかし仲見世商店街など路地が迷路のように入り組み、飲み屋が軒を並べる様など、
今が平成であることがちょっと信じられないくらいにレトロな佇まいを残している。
極めつけが、その路地を抜けたところに古い映画館が2軒残っていること。
仕事帰り、本当に久々に昭和の名画座そのままの「三軒茶屋シネマ」に寄ってみた。
2本立て上映で、最終回の一本は入場料700円。
かつての名画座通いの頃、座席は前から2列目の一番右端というのが私の定番席。
昔のように固い椅子にもたれながら前席の背もたれに足を投げ出してみる。
テケツ、ちびた半券、上映ブザー、ガラガラと音を立てて開く幕。
すべてのアナログが洪水のように押し寄せた瞬間に、涙が出そうになった。


2010.01.23 過去ログ

低反発の座布団が煎餅になるくらい一日中パソコンの前にいた。
これだけモニターと至近距離で電磁波を浴びまくっていて身体に良いわけがない。
しかし、もしパソコンがなければ一体どんな休日を過ごしていたのだろう。
自分の過去ログを掘り起こす作業はそれなりに楽しいが、
現在の時間を過去のことに使いすぎるというのも考えものかもしれない。


2010.01.24 仕事のこと

週末休みに仕事のことをまったく考えなくてもよい職場というのは有難いが、
本当にこんな状態がいつまで続くのだろうと不安になることがある。
「俺がやらな誰がやるの?」という強迫観念に苛まれていたことから抜けられない。
今も昔の仕事が残骸のようにネット上に漂っているのだけど、
そんなものを目にすると怖い夢にうなされることもある。
これ自体が「仕事について考えている」ことなのだけろうど。


2010.01.25 リズム

お目目パッチリ、気分スッキリと迎えられる月曜日など永遠にやってこない気がする。
まず威力を発揮するのが、金曜日の夜に心置きなく夜なべが出来ること。
「花金」なんてバブル期の流行語だが、今も昔もフライデーナイトはスペシャルだ。
そして当然のことながらスペシャルはサタデーモーニングへと続く。
目覚ましアラームが鳴らないというのが第二の威力。
当然、たっぷりと寝坊するので一日がもの凄く短く感じられる。
飯は朝昼兼用でドカ喰いに走るので、自然と夕飯のタイミングが遅くなる。
この土曜日の段階で月曜の朝のことなど知ったことではない。
いとも簡単に昼夜が逆転してしまう。
大勢でいようが、ひとりでいようが土曜の夜は永遠のサタデーナイトフィーバーだ。
日曜日は更に寝呆助に拍車がかかる。平日の恨みが爆発する。ざまあみろ!
…要は月曜日の今、ぐずぐずの状態だというだけの話でした。


2010.01.26 計画

とりあえず春から夏にかけての計画がおぼろげながらに立ちつつある。
計画なんてものは計画している時が一番楽しいのだが、
今年はどこかの一日でやってみようと思うことがある。
午前中に映画を観て、デーゲームの阪神戦を観戦して、夜はプロレス会場に寄る。
こんな自分の半生をかけた趣味を一日のうちに凝縮してみたらどうなるだろう。
どうなるものでもないか(苦笑)。


2010.01.27 即寝

うとうととした瞬間に寝床に就く。
これをやれば朝まで起きないだろうから睡眠時間は十分に確保出来る。
それをやってみた。
おかけで目覚めは悪くなかったものの、
就業時間8時間半。通勤に往復3時間。
そうなると一日の間に自分の時間がどれくらいあるのか。
やっぱりつまらん。


2010.01.28 百貨店閉店

有楽町西武が閉店するというニュースが入ってきたときに、
恥ずかしながら西武とそごうがイトーヨーカ堂の傘下に入っていたことを知った。
そして京都の阪急四条河原町も閉めるという。
横浜三越はヨドバシカメラに、有楽町そごうはビックカメラに、
そして池袋三越はヤマダ電気になった。
その辺のちびた商店がシャッターを閉めるのとわけが違うにしても、
今やディスカウントの量販店と楽天、Amazon、ジャパネットの時代か。
屋上の遊園地。最上階の食堂のテーブルにはピーナッツが出る小さな販売機。
考えてみれば百貨店という言葉の響きには昭和の匂いがする。


2010.01.29 鹿肉、ガツ、シシャモ、キムチ

会議の後、職場にて打ち上げ。
デスクに並べられる缶ビール、缶チューハイ。
キムチはともかく鹿肉、ガツは、去年この職場に来て初めて口にした。
会議前から玉ねぎを刻み、専用ナイフで生肉のスジを処理し、タレに漬け込む。
鹿肉は狩猟をしている先輩からの提供。ガツはわざわざ浅草まで仕入れに行く。
シシャモも北海道から取り寄せたという。
会議が終るや否やグリルやホットプレートに火が灯る。
ほんの月末の定例行事にここまでやるのは間違いなく素敵だ。


2010.01.30 ふたたび寒川神社

先日、両親と初詣を済ませたのだが、交通安全のお守りを買い忘れたということで、
再び運転手の依頼があり、注連飾りやお守り、熊手を納め損なっていたので引き受ける。
確かにこういう決め事を怠るのは気持ちが悪いのだが、
母親ときたら、「さっき境内のトイレで手を洗ったから清めの水はパス」だという。
まったく信心深いのだか何だかよくわからない。
結局、体よく園芸店回りにつき合わされてしまった。


2010.01.31 お土産

実家に帰ると、必ずお土産におにぎりを作ってもらう。
このおにぎりに塩は一切必要がない。とにかく新潟から送られてくる塩鮭がしょっぱい。
おかげで昨晩から、今現在も異常に喉が渇いている。
田舎の親戚に高血圧、脳溢血、クモ膜下でバタバタいく人が多いのも頷ける。
しかし私にも遺伝子が組み込まれているのか、そういうものが大好物なのだ。
それと、母親にしても、親戚にしても田舎の人間は大量のお土産を持たせようとする。
「これ持っていけ、あれも持っていけ」という気持ちは有難いのだが、
車もないのにものすごい荷物になることは全く考えてもいないようだ。
いやいや本当に感謝しているのだが、実家からの帰りはいつも行商人のようになる。

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