■2010.07

日めくり 2010年07月(平成22年)         


2010.07.01 民主党の人たち

小沢一郎と枝野幸男で対立軸を作って、民主党候補が二人立つ選挙区を獲る戦略か?
それにしても枝野の「大衆迎合だ」という言葉。
嫌味なエリートの顔がチラリと覗く。
「衆参ねじれによる国会の空転は避けなければなりません」という民主党候補者の演説。
今までそれこそが二大政党制のメリットだと謳ってきたのはキミ達ではないか。
さらに菅直人の年収が400万以下ならば消費税を返済するという発言。
…この人は本当に財務大臣だったのだろうか。


2010.07.02 へとへと

疲れた、衝かれた、浸かれた、憑かれた…もうなんでもいい!
密閉された息が詰まるような東京ドームで4時間9分。喉がカラカラになった。
気持ちは逆転勝利に熱くなっているのだが、身体が追いつかない。
歯痛、尿蛋白、高血圧、不整脈、高脂血症、慢性的寝不足。
つくづく勝ってよかった。


2010.07.03 ドーム球場

やはり野球がインドア・スポーツとはとても思えない。
大空の下、緑のフィールドを縦横無尽に駆け抜けるドイツとアルゼンチンのサッカー。
天井をかすめたブラゼルのホームラン。
ボールが遠くまで飛んでいく爽快感を何故パッケージしてしまったのだろう。
そうはいいつつもドームを出たら外は雨。
開放感か、利便性か?と問われれば、仕方がないか日本は。


2010.07.04 久々に映画三昧

映画祭に通っている蓄積で入場ポイントが貯まっていたので、
今日は映画三昧にしてやろうと思い、久々に一日3本の映画を観る。
『薔薇の名前』『告白』『踊る大捜査線3』の3本。
『告白』は中島哲也があの『下妻物語』のテンションで撮った力作。
この監督らしく映像が多少うるさい気がしたが、大ヒットしているのも納得。
才人が撮ると、あの原作もこう料理されてしまうのかと興味深く観させてもらった。
それに引き換え『踊る〜』は、またもテレビ屋の無駄遣いに付き合ってしまった。
前作も前々作も酷かったが、今回は更に輪をかけて最悪。
これ以上、映画をナメてくれるなと久々にスクリーンを観ながら腹を立てていた。


2010.07.05 何とも…

職場主催の研修会のため、参加者の勧誘を行っているが、
昔の上司に参加を呼びかけたところ、すでに業界から足を洗って、
カードマンで食いつないでいるという。
口から出る言葉は「この業界も終わりだ」といういうことばかり。
20代の頃はこの人にさんざん夢を語られ、その気になったこともあった。
「もう駄目だ、何とかしてくれ」ではなく「何とかしてやる」の人だっただけに寂しい。
中島みゆきの歌ではないが「永遠の嘘をついてくれ」と思う。


2010.07.06 尿蛋白

いつからか検診のたびに尿蛋白が出たり出なかったりしていたが、
前回の検診で初めて1+という数値となった。
タンパク質が体に重要不可欠なものであることはわかっていたものの、
そのタンパク質がオシッコから出ると深刻な問題となる…らしい。
乱暴にいえば、タンパク質がアミノ酸として血液中を循環していくものが、
きちんとろ過されないと尿として排泄されてしまう。
そこで腎機能の異常が疑われるわけだ。
今まで自分の体調についてはまったく無頓着に生きてきた。
しかし具体的な痛みが伴わないものを意識しろというのは絶対に無理な話。
そもそも腎臓って自分の体のどこにあるのかもわかっていなかったりする。


2010.07.07 キュイーン

医者通いの話ばかりだが、
もう歯槽膿漏が酷く、口をあけるたびに歯科医さんに説教を垂れられている。
この先、時間はかかるだろうが差し当たり痛みをとることに専念。
来週の金曜日にまず奥歯を抜く。
しかしあのキュイーンという音。どうしても思い出すのが映画『マラソン・マン』
ローレンス・オリヴィエ扮する元ナチの歯医者が、
ダスティン・ホフマンの歯神経を痛ぶりながら拷問に掛ける。
「絶対に歯医者になど行くものか」と思った高校二年の春だった。


2010.07.08 賭け事

野球賭博問題で揺れた大相撲。
とうとう名古屋場所の生中継をNHKが見送る自体となった。
マスコミは連日、角界の賭博に対する倫理観の欠如を報道する。
暴力団の資金源となる問題はあるだろうが、もともとヤクザといえば博奕打ちかテキ屋。
相撲といえば奉納と巡業。この両者は切っても切れないものがあるのだろう。
果たして積年のしがらみにどこまでメスを入れることが出来ることやら。
確かに賭博は法律違反だが、傷害や窃盗と違い行為そのものに倫理的な善悪などない。
規模はどうあれパチンコ、麻雀、ゴルフなど日常レベルでも賭博は行われているし、
国や地方自治体が管理したものであれば、むしろ賭博は推奨されている。
私は博才がないのと、金を賭けて勝負する度胸がないので博打はやらないが、
力士など勝負師が博打好きという情緒はわかる気がする。


2010.07.09 職歴

職場恒例の研修会と懇親パーティで200人が集まった。
結局、紆余曲折しつつも同じ業界に27年。
職場も何度か変えてきたが、そのつどの職歴で関わった仲間たちと一度に顔を合わす。
懇親会が終って池袋の飲み屋に繰り出し、その後はカラオケ。
長い歳月を飲み干し、マイク片手にがなりまくった一夜の宵に、
成功か失敗かといわれれば失敗したのだろうが、生きた証は残っていることを実感した。


2010.07.10 ゲゲゲの女房

NHKのBS-hiにて今週分をまとめて観た。
初回視聴率は朝ドラ史上最低の15%。
今やコンスタントに20%を超えているという。
簡単なことではないと思うが、口コミ評判の良さが大きく数字に表れたのだろう。
ドラマの大半が貧乏部屋。
でも何ともいえないリズムがあり、描写が丁寧なのでまったくダレない。
それに観ていて妙な安心感がある。
『ちりとてちん』の頃とは微妙に生活時間帯が変わってしまったので、
毎朝見られないのが残念だが、いよいよ来週から貧乏生活も急転換の兆しか?
遅ればせながら録画して最終回まで観ることにする。
深大寺でそばが食いたくなった。


2010.07.11 孝行

「親孝行したい時には親はなし」
よく聞く慣用句だが、この言葉は正確を欠くと思う。
親がそこにいないのがわかっているから孝行したくなるのだ。
直接、あーでもねー、こーでもねーが始まると、あー、うるせーうるせーとなる。
と、昨日までは小指の先くらいの親孝行は考えていた五十路男なり。


2010.07.12 審判下る

大方の予想通り民主大敗。
菅直人は消費税を原因に上げていたが、それなら自民が勝ったのは何故だとなる。
とにかく発言をするたびに支持率を落としていく宰相たち。
終いには亀井静香の方がマシに見えていたのだから相当なものだ。
歴史的政権交代だったかもしれないが、この10ヶ月はあまりに酷すぎた。
もともと求心力も遠心力もない者が上に立つとこうなる。結局、器じゃないのだ。
政策よりもしばらくは政局が続くのだろうか。
どうせなら前原誠司、大塚耕平、細野豪志あたりに党運営を任せてみたらどうか。


2010.07.13 つか逝く

高校生の頃、夢中で通った昭和館の向こう側に、紀伊国屋ホールの熱気があり、
自分があっちに行くことはないのだろうなと思いつつも、時々、気になっていた。
三十過ぎてから一度だけ、つかの芝居に連れてってもらったことがあるが、
70年代の終わり、その気になれば熱気の中で遊ぶことも出来たろうにと思った。
あの頃に名を馳せた劇作家たちが次々と俗化していく中でも、
つかは最後までつかの領域に、その熱気を守り通していたような気がする。
追悼の言葉としては、いつもの常套句なのだが、
彼の死でひとつの時代が終わりを告げた。。。確実に、完全に。


2010.07.14 まだ頑張ってます

とにかくエアコンをつけた途端に電気代が跳ね上がるのはわかっている。
毎年、冷房も暖房も最初にスイッチを入れるまでが遅い。
行き帰りの電車でも職場でもずっとエアコンを浴びているのだから、
自宅に居るときくらい玄関と窓を開けて、扇風機だけで頑張りたい。
茹だるような暑さで慢性的寝不足になるので、健康に良いとは思えないのだけど。


2010.07.15 雨チュウ甲子園

考えてみれば「前半の天王山」というのも変な表現だったが、
首位攻防戦であったのは間違いなかったので、二日も雨で流したのは拍子抜け。
結果的に巨人が甲子園の天気を読みきって、第一戦の勝ちをもぎとったということか。
地元だというのに情けなや。やはりあのスタン続投&中継温存策は戴けない。
さてこの雨で流した巨人戦は9月に組み込まれるだろう。
このふたつの試合が秋には真の「天王山」と呼ばれているかは神の味噌汁だ。


2010.07.16 歯抜く

生まれて初めて歯を抜いた。
その歯を抜くということを長年恐れおののいていた。
ペンチで引っこ抜くのか…おののいていた時間だけ症状を悪化させていた。
なんてことはない、今まで痛みで夜も眠れなかったときの方がよほど辛かった。
麻酔のチクなんて本当にどうってことはなかった。
次は親知らずも抜くという。
「親知らずってそもそもなんですか?」と聞く。
もう完全に開き直った。


2010.07.17 梅雨明け宣言

雨季の長いトンネルを抜け、燦燦と太陽が注ぐ夏が到来する。
「梅雨明け宣言」には暗から明へ、良い兆しが訪れるという開放的なイメージがある。
しかし岐阜、広島、島根などに深刻な被害をもたらせた大雨の凄まじさ。
そもそも梅雨明けを宣言することにどれだけの意味があるのだろう。
宣言の後で行方不明者が遺体で発見されるのが何とも複雑で痛ましい。


2010.07.18 痛快プロ野球

浜スタの逆転サヨナラ満塁ホームラン、何度見ても気持ちがいい。
夜の神宮では終盤3イニングで11点の猛攻。さらにまた気持ちがいい。
こういう絵に描いたような試合の並びは年に何度もないのだけど、
とにかく巨人の優勝を阻止しなければプロ野球は凋落の一途を辿る。
これだけは確信を持っていえる。


2010.07.19 猛暑日

午前中は涼しい映画館で過ごし、映画館を出ると子供たちが池で水遊び。
太陽はギラギラと照りつけるものだと思っていたが、今日のはジリジリというべきか。
とにかく暑い。いくら「海の日」だといってもこんなに暑くなくてもいいだろう。
午後から海水浴というわけにもいかないので、スパの露天風呂を出たり入ったり。
高校野球の地区予選も、こうなると野球の技術よりも身体の丈夫さを競うようなものか。


2010.07.20 劇的サヨナラ

負けを覚悟した試合。林も鳥谷もよく打った。
しかし関本のファインプレーとサヨナラをお膳立てしたセンター前。
劇的な試合には、それを構成するギラリと光る脇がいる。
その後、東京ドーム、ナゴヤドームとチャンネルを変えるたびにサヨナラ劇。
ホームベース上での歓喜を続けて見た。
際どい試合もやはり上位チームと下位との差は歴然。
連盟も来年辺りから真剣に戦力均等化に乗り出すべきかも知れない。


2010.07.21 馬鹿は死んでも直らない

20代の頃の職場仲間たちと西新宿で飲む。
みんな立派な中高年でも話題は中高生並み。
この世で一番くだらないであろう話題で盛り上がれる飲み会はここしかない。
そう、かつて俺たちは無敵だったのだ。


2010.07.22 業界27年

9歳年上の知り合ったばかりのエディターさんとサシで飲む。
さすがにお互い業界に長くいると共通の知り合いの名が続々出てくる。
亡くなった先輩、逃げ回っている社長さん、消息を断った人たちの顔が浮かんで消える。
「みんなカツカツで息絶え絶え、もう駄目だと悲鳴をあげてるよ」
「でも、みんな十年も前からずっとそんな感じですな」
「まぁ、しぶといっちゃぁしぶとい」
俺たちに明日があるのかどうかはわからない。
しかし、おそらく俺たちに墓はない。


2010.07.23 親知らず

二回目の抜歯。今度は親知らずだ。
「お持ち帰りになられますか」といわれ、思わず断ってしまったが、
持ち帰って、形見代わりに実家に置いてきても良かった気がする。
今回は麻酔も痛かったし、抜かれる時の感覚もよくわかった。
思春期の頃に生える不必要な8本目の歯ということだが、
親が知らないどころか、自分にそんなものが生えていることさえ知らなかった。
何よりも参ったのは、ずっと血が止まらなかったことか。


2010.07.24 球宴

プロ野球のオールスターが始まると、いよいよ夏休みだという感覚があった。
今はもうオールスターへの興味もなく、私の中で夏の風物詩といえなくなって久しい。
最初の記憶は昭和44年のオールスター。これが凄い試合だった。
狭い東京球場にアーチの華が咲いて7−6でパの勝利。
江藤慎一のまるで走るようにして放った一発は強烈な記憶として焼きついている。
その江藤氏も鬼籍に入り、野球殿堂入りの表彰は弟さんが代理を務めていた。
翌年の昭和45年はファン投票で先発した太田幸司がボコボコにプロの洗礼を浴び、
次の年には江夏豊の伝説の9連続奪三振があった。
あれはテレビ放送開始前の出来事でニュースの速報で観たのだと思う。
今年の球宴を、目をキラキラさせて見つめる小学生が一人でも多くいればいいと思う。


2010.07.25 生活家電

家電製品などひと通り揃っていれば、余分に高いものを買う必要などない。
掃除機も洗濯機も冷蔵庫も最低限の仕事をしてくれればいいし、
テレビは映ればいいし、パソコンも普通に動けばいい。ブルーレイなど欲しくもない。
ただし唯一の例外が電気シェーバーだ。剃刀がダメな私には考えうる最大の必需家電。
これだけは値が高ければ高いほど性能がいい。性能のよさは即快適さを意味する。
そこで奮発してパナソニックの4枚刃を購入。これが気持ちいい。
替え刃が大変?今は知ったこっちゃありません。


2010.07.26 土用丑の日

神経を抜いた歯の穴に金属をかぶせる。鏡を覗くと奥歯が銀色に輝いていた。
子供の頃から丈夫な歯が自慢だったのに、とうとう異物を身につけることになった。
しかし、おかげで激しい痛みから逃れることもできた。
ならば今日は思いっきり旨いものを食ってやろう。おりしも土用の丑の日。
仕事帰りに池袋の鰻屋の行列に30分も並んでしまった。


2010.07.27 ニュース

今日も奥歯の神経を抜く。
先月までなら歯の神経を抜くなどは自分的には大ニュースだった。
もうそんなことにも慣れてしまった。慣れとは恐ろしい…無神経とはよくいったものだ。
「タイガース首位奪回」。これもニュースなのだが、
8月に入れば甲子園を明け渡すのだから、まだまだ山あり谷は続くだろう。
今日はHPのバージョンをアップさせる作業が終ったことが、自分的にはニュースか。
夏の間にタイトルごと全面リニューアルも考えている。
検索するとエロサイトに引っ掛かる「勃ち待ち」なんてタイトルもそろそろ変えるか。
気の利いたフレーズを考えなければ。


2010.07.28 四当五落

睡眠4時間で合格。5時間寝たら落ちるという受験競争華やかし頃に聞いた言葉。
さすがに熱中症が怖いのでエアコンをつけたが、布団が熱を帯びてくると暑い。
それで目が覚めてしまう。正味4時間ほどの睡眠が続く。
久々に仕事の帰り際、ちょっとした流れで飲み会に突入。
職場の先輩たちと飲み始めると、あっという間にテーブルにビールジョッキが埋まる。
池袋、上野、河岸をかえるたび、酔いと寝不足で頭が痛くなった。
何やら口泡飛ばして偉そうなことを喚いてしまった気もするが記憶はあやふや。
睡眠4時間で、一体何に合格しようとしているのだろう。


2010.07.29 広告コピー

「家族間の会話は、昔から無料です。」
このコピーに「巧い!」と拍手したくなったことは以前書いた。
たまに車内広告や駅貼りポスターのコピーに「おっ」と思うフレーズを見つける。
駒澤大学の「日本史も、世界史も、はじめは誰かの自分史だった。」
何となく大学の募集案内としては最上級の名コピーではないか。
もっと辛らつなのが「国境のない医師団」への寄付を募るポスターで、
かつての「包帯は国境を越える」もなかなかだと思ったが、今度のは強烈。
「国の境目が、生死の境目であってはならない。」
…言葉の力はそれなりに強い、と思う。


2010.07.30 スカスカ、ガンガン、ズキズキ

噂には聞いていたが、歯石を取ってもらうとホントに歯がスカスカする。
仕事が終わると鹿肉つついての暑気払い。
スカスカの歯で鹿肉に喰らいついて、ビールをガンガン流し込む。
こりゃ座って帰らんとたまらん!と池袋下車、丸の内線経由で大手町から半蔵門線。
そのうち、後頭部がズキズキしてくる。とにかくビールで頭痛というのが最近の定番。
玄関を開けると昼間のうちに蒸された空気がモワっとまとわりつく。
心細さとやるせなさ。痛みは妙に孤独感を加速させるから困る。


2010.07.31 地産地消

真鶴半島から湯河原へ、食って、風呂浴びてという一日。
金目鯛、カサゴ、アジ、イサキ、サザエ。
ちょいと電車に揺られれば、近海の幸にありつける。
活きのよさは文句なし、旨いものは旨い。
「網元の店」という響きが旨さを引き立てる。
これを地産地消というのか微妙だが、
県民が相模湾の魚を食うのだから文句ないだろう。

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