■2010.11

日めくり 2010年11月(平成22年)         


2010.11.01 タバコ値上げから一ヶ月

ハイライト20カートン買い溜めしてしたのだが、一ヶ月で6カートンが消えた。
一日2箱か…まあそんなものか。本当は一日ひと箱で200日程度を持たせる計算だった。
ところがカートンの山が目の前でがさばっているものだから、
とっとと片付けてしまいたいというお馬鹿な心理が働いてしまう。
まあそれはそれとして黙々と生きていこう、モクモクと。
因みに賞味期限は平成23年4月。


2010.11.02 もう一服タバコの話

20代の頃、会社が禁煙となったとき、デスクで吸わないことを感謝されながら、
堂々と一服やりに部屋を出て行ったものだった。
一時間に1本吸うとなると、就業時間中に非喫煙者よりも休憩が30分程度多くなる。
今、職場によっては、このことが非難の対象となっているという。
こういうのを社会通念の変化というのかもしれない。
最近、政令指定都市の仲間入りした相模原市の中心ターミナル駅では、
マクドナルドもガストもロイホもあらゆるコーヒーショップもすべて全面禁煙。
駅前にあった灰皿も撤去され、いよいよ禁煙包囲網が完成しつつある。
こうなると携帯灰皿など持っているだけで悪となる。
社会通念もへったくれも、喫煙者にとってはいよいよ煙たい時代となったもんだ。


2010.11.03 クレーマー、クレーマー

「午前十時の映画祭」の50本を着々と消化中なのだが、
比較的最近の映画だと思っていたものが30年経っていることに愕然とする。
そして封切りで観た映画には、当時付き合っていた人との思い出も連れてくる。
「子を持つ親になれば、もっと沁みてくるよ、この映画」ともいわれたっけ。
大塚博堂の代表曲のタイトルまんまの自分は、
30年の膨大な時間に対して無自覚すぎたか。


2010.11.04 行列

「餃子の王将」のギョウテイが食べたくなって途中下車。
今、王将はちょっとしたブームなのか、席待ちが出ている。
王将で列が出来るなど考えもしなかった。
昔は東京人の行列好きを大阪人はよく笑っていたように思うが、
堂島のモンシュシュには多くのOLたちが列を作っていたし、
ガトーフェスタ・ハラダのラスクに至ると阪神百貨店の外まで大行列が出来ていた。
東も西も「行列が嫌いな人たち」よりも、「行列に弱い人たち」の方が多いのだろう。
笑ってしまったのは近所の東急ストアに行列。
何事かと思いきや、麺をリニューアルした「どん兵衛」の試食会だった。
「どん兵衛」で並ぶか、普通。


2010.11.05 六本木-乃木坂-青山

六本木ヒルズの映画館を出たのが午後十時半。
そこから乃木坂を経由して青山一丁目まで歩く途中に、
「天鳳」というラーメン屋があり、懐かしさのあまり寄ってしまう。
かつて、深夜の3時頃にバイトを連れてよく乗り込んだものだった。
“めんばり”を注文。麺かたく、油多め、味濃いめという強烈な醤油ラーメン。
あの頃は三十代だったから食えたが、今はどうなのだろうと恐る恐る口にしたが、
あっさり胃の中に納まってしまった。まだまだ若い!
などと、若い頃に登頂出来た山に今でも登れたみたいなノリになっていた。


2010.11.06 熱闘!

今夜はスーパー銭湯の休憩室で日本シリーズを観ていた。
なかなか決着がつかず、ここで見入っていたのでは風呂に入れない。
サウナ室にテレビモニターがあるので、そこで観戦することにしたのだが、
中でメガネをするわけにはいかないので、最前列でモニターを見つめる。
気がつけばサウナ室は満員。全裸のおっさんたちで文字通り熱気がムンムン。
1点のリードを浅尾が守れないという、ペナントレースではあまり見ない展開。
「てめえ…何打たれてんだバカヤロー」と心で舌打ち。じりじりと汗が噴き出る。
インターバルの度に浴室に脱出して水をかぶって、またサウナ室へ。
あまりの熱闘に体重が2キロ落ちた。


2010.11.07 ロッテ日本一

昨日、今日の熱戦は面白かった。去年のドームラン連発より格段に良かった。
ロッテはペナントレース3位からの日本一というが、首位とは1勝の差だった。
中日だって3位と勝ち星は一緒。
おそらくロッテは日ハムとの熾烈な3位争いを勝ち上がった時点で12球団最強だった。
ポストシーズンに入ってから15試合で10勝4敗1分。内、敵地で8勝。
それにしても新潟でのファーム日本一の試合と併せ、
ここ一番のときのこのチームのコンセントレーションの高さは凄まじい。
・・・そして羨ましい。


2010.11.08 何が故の守秘義務?

尖閣のビデオ流出で、どうやら当局は海保内部に捜索の的を絞った模様。
公に守秘義務があるのは当然だが、それは国防や市民生活の保全に寄与されるべきで、
この事件の何を守秘する義務があったのだろう。
反捕鯨船の妨害はもとより、北朝鮮の不審船追尾の映像と同じ脈絡で、
あんなものは未編集のまま事件の翌日には世界に発信するべきだったのだ。
何故、国会に提出するだけで、捏造の謗りを受けかねないほどの時間を要したのか。
この案件、守秘か開示かでいえば、間違いなく国家の義務は後者にある。


2010.11.09 不携帯

携帯を忘れて出勤。
そんな日に限って飲み会の誘いメールが。
帰宅後に慌てて「申し訳ない」と電話をする。
こんなもんさ。


2010.11.10 自戒などこめるなよ

よく相手を非難する文章の締めに使われる「自戒をこめて」という言葉。
今まで何度か目にしてきたが、殆どの場合で嘘っぽく感じる。
そもそも、こめられているはずの自戒がまるで伝わってこない。単に求めているだけだ。
大概は非難が行き過ぎていると第三者に思われることへの怖れと、
おのれの尊大さを隠そうとする際に用いられるもので、それは卑怯というものだ。
その割には実に便利な言葉(表現)として機能し続けている。
たまに大嫌いな言葉が頭をもたげてくるのは困りものだ。


2010.11.11 本日、健康診断

血圧が年々上がっていく。去年が129/87で、今年は141/87。
上111下64なんて数字が今や金字塔に思えてくる。
そして今年もやっかいなのが胃部レントゲン撮影。
げっぷを我慢しながらトドのようにのたうち回るのかと思うと憂鬱だ。
ところが撮影の途中でバリウムの飲み直しを指示される。
何でもバリウムが腸に流れてしまって胃に残っていないのだという。
まさか、食ってもすぐに腹が減るのはこういう胃腸だからではないのか。
胃の撮影結果より、そっちの方がよっぽど気になった。


2010.11.12 およそ7年ぶりに

赤コーナー下の特別リングサイド最前列という最上級の招待席。
R木村、山本小鉄に続き、ジョー樋口も鬼籍に入り、昭和の熱きプロレスは風化した。
長髪のヅラに腹の出た獣神ライガー。顎ひげに白いものが混じるエル・サムライ。
しかし、久々に6メートル四方のマットが軋む音を聞き、3本のロープが弾む音を聞く。
鍛えられた肉体が躍動し、スポットライトに飛び散る汗の美しさ。
懐かしさの中に、この愛しきジャンルに浸った膨大な時間が幻ではなかったことを思う。


2010.11.13 焼け木杭に火

昨日、久々にプロレス会場に行ってしまったものだから、
これも何かのきっかけだとばかりに放置していたプロレスページに着手。
「なにやってんだろ」と思いながら夕食の買い物に出ると。
試食のおばさんから「はい、お父さんもどうぞ」と小皿を渡されて思わず苦笑。
何とも情けない・・・見た目は十分にお父さんなのだろうけど。


2010.11.14 成長

老眼が進み、血圧が上がり、尿から蛋白が出て、悪玉コレステロールが増える。
進化の逆が退化ならば、成長の逆は何というのだろう。
成長のMAXがもしかしたら「死」なのではないか。
衰えようがなんだろうが、ゼロから始まったものはひたすら進んでいく運命にある。
こうして「日めくり」などを書いていると一年前の自分を覗ける。
去年の今頃の週末にはどんなことが書かれていたのだろうか。
「突然思い立ち、プロレスや格闘技の観戦履歴を一覧にまとめているのだが」
・・・・・・ 成長がないというか、バイオリズムが決まっているというか。


2010.11.15 来季の日程

早いもので今年も残すところひと月半。
そして早くもプロ野球の来季日程が出た。
そろそろ球場観戦もセーブしなければと思いつつ、
開幕が神宮、GWに東京ドーム、交流戦の福岡は週末であることを確認する。
しかし城島健司の開幕出場は絶望的とのこと。
いやいや考えまい。オフの間、野球はどうでもいい。
野球を楽しむ者にとって、オフはそれ以外を楽しむ貴重な時間であるはずなのだ。
課題となっている先発、中継ぎ陣は補強するのか、底上げを試みるのか・・・。
いやいや考えまい。考えまい。


2010.11.16 笑ってはいけない

APECは「YOKOHAMA VISION」を採択して幕を閉じた。
さしずめ前内閣ならば「YOKOHAMA PIGEON」と呼ばれたか。
などと下らないことを考えながら渋谷駅で地下鉄に乗り換える。
APEC開催中は駅のゴミ箱だけではなく自販機の缶コーヒーも買えなかった。
そこまでする必要があるのかいなと苦笑していると、
この鉄道会社は過去にサリン事件で殉職者を出したことを思い出す。
一方、今日の朝刊の時事川柳。
「白旗を 日の丸にした 保安官」
おっ、上手い!(笑)・・・って、これも笑い事ではないか。


2010.11.17 温度

職場で暖房をつけると眠くなり、切ると冷えて風邪を引きかねない。
今はそんな時節なのだろう。
エアコンの温度調整で、暖房の25℃と冷房の25℃とではどう違うのだろう。
それにつけても雨が降ると冷える。
もしかすると備えと慣れの問題だけで、感覚的に真冬の寒さと変わらないのではないか。
そんなことを思いつつも、追い炊き機能のない風呂は浸かっている傍から冷えていく。


2010.11.18 プチ厄日

朝、急行に乗っていたことを失念。空しく職場の最寄り駅を通過する。
ややこしい仕事が回ってくる。小さなミスも発覚し、成果なく疲労が残る。
帰宅途中、新宿三丁目で下車。花園神社の酉の市の雰囲気を味わう。
溢れかえる屋台の群れ、何十メートルも並ぶ熊手の満艦飾の鮮やかさは壮観。
ところが小田急が人身事故でストップ。予約していたロマンスカーが運休。
仕方なく渋谷回りで帰ろうとすると、今度は山手線が動かない。
ケータイで今日の山羊座の運勢を見る。
「誰からも期待される一日。オシャレして出掛けましょう」
洗いざらしのシャツに、着たきりのジャケット、ヨレたコーデュロイのズボン。
きっと誰かの期待に応えていなかったのだろう。


2010.11.19 母親の誕生日

11月19日になると母親の誕生日とセットで思い出すのが12年前の事故。
東名高速でトラックを追い越そうとして、目測を誤り接触。
3車線をスピンしながら中央分離帯にぶつかり、反動で反対側の路側帯の壁に激突した。
時速100キロ超。後部座席が潰れて全損したほどの衝撃だったにもかかわらず、
頚椎を痛めたのと、足の指の骨に軽くヒビが入った程度の軽症。奇跡だともいわれた。
もしあのとき他の車が突っ込んできたとしたら、一巻の終わりだったろう。
くだんの親不孝者は、誕生日と息子の命日を一緒にさせるところだった。
あれから干支もひと回り。79歳のおめでとうの電話をかけた。


2010.11.20 「女が嫌いな女ランキング」

週刊文春に掲載されていた。一位が谷亮子で、“不動の女王” 沢尻エリカのV4を阻止。
小沢一郎にまんまと乗せられ、代表選では先頭に立たされて何やら痛ましかった。
ヤワラちゃんは本気でロンドンを狙っていたと思うが、とんだ担がれ損をしたものだ。
五位に蓮舫。「たかがグラビアモデル風情がエラそうに」というやっかみを感じる。
今回の仕分けは民主党が立てた予算であるという矛盾を蓮舫はよく心得ていた。
「このままでは仕分けにかかる予算を仕分けられる」との弁。なかなか頭がいい。
大学時代、周りの女子は松田聖子をバカっぽいと揶揄しながらも、歌は全部知っていた。
ヤワラちゃんも蓮舫も選挙ではぶっちぎりのトップ当選。
「女が嫌いな女ランキング」などに積極的に投票する女の人こそ、どうも信用できない。


2010.11.21 この国を動かしているのは誰だ

鳩山由紀夫が講演で「菅さんは何をしたいの?」と発言したという。
お前がいうな!てなものだが、では「何かをしている人は」は誰なのだろう。
鳩山内閣は幹事長が目立っていた。官房長官など誰がやっていたか思い出せない。
今は官房長官ばかりがやたら目立つ。幹事長って、ええと・・・ああ、岡田克也か。


2010.11.22 雨、晩秋の夜を冷やす

ふと職場の窓から外を見る。
傘を差しかけて閉じる人あり、濡れたくないと傘を差す人あり。
降ったり止んだりのまばらな雨でも確実にアファルトは黒く染まっていく。
松任谷由実は、街をさまよいながら冷たい雨に打たれて、誰かの赤い靴を見る。
中島みゆきは「雨が好きです」といいながら「明日天気になれ」と願う。
そして私は「誰か傘忘れてないかな」と終点の車内で傘を物色する。


2010.11.23 毎日迷惑メール

出来ればケータイのメール受信は親しくさせてもらっている人限定にしたいので、
最近流行のモバイル会員による割引クーポンなども一切やっていない。
メルマガがケータイに届くのが鬱陶しい。
ところが、ここのところ必ず迷惑メールが届いては、受信拒否の登録作業をやっている。
出会いを求める人妻やJK。怪しげな儲け話からエロDVDの売り込み。
「@」以下のドメイン名を拒否登録しているのだが、イタチごっごのようだ。
中には「お心当たりのない方は受信解除のボタンを」などと誘ってくるからタチが悪い。
いい加減、そんなものを生業にしてんなよと思う。


2010.11.24 二重サッシに換気扇に防音マットにエアコンに

住処が厚木基地や座間キャンプからの騒音区域内にあるため、
アパートを完全防音にするための助成が国から出るという。
思っていた規模以上の改修。そのための結構な工事が来年から始まる。
国の全額負担は、大家と工務店にとっては美味しい話だろうが、
こちらにしてみれば所詮は賃貸物件。非常に憂鬱だ。
確かに軍用機やジェット戦闘機の騒音は凄まじいが、もう慣れた。
別に窓をすべて二重サッシにしなくても、各部屋にエアコンを設置しなくてもいい。
頼むから風呂を追い焚きにしてくれ。


2010.11.25 中島みゆきNIGHT

歌の圧倒感。そして爆笑のMCの数々。
東京国際フォーラムにて “ 中島みゆきTOUR 2010 ”にたっぷり浸る。
歌姫のステージは、本当に超然としてるなー、とため息が出た。
三年連続の11月25日。彼女は完全無欠のエンターティナーです。


2010.11.26 思い止まれ

とくにこの時期になると首都圏の鉄道のどこかしこで運行ダイヤが乱れる。
改札口の電光掲示板に表示される「人身事故」の文字。
電車の遅れに振替切符を求める乗客たちの無数の舌打ち。
何らかの転落事故ならニュースになるが、そういうニュースは殆ど聞かない。
他人の舌打ちの中なんかに、自分の命を投げ出すな。


2010.11.27 二階級制覇

勝利の女神は自分の存在証明を長谷川穂積に託したのではないか。
「もし命と変えられるなら、あの子に光を与えてください。私はどうでもいいから」
55歳のおかんは病床で僅かな命に火を灯すように手記をしたためた。
「おかん、やったよ。おかんの好きな、きれいなボクシングはできへんかったけど」
フェザー級の新王者はほっとした表情で亡き母に勝利を報告する。
歓喜の渦の中で一瞬の静寂。
こうして飛び級での二階級制覇という快挙は、母と息子の物語に帰着する。


2010.11.28 携帯機種変

もともとカシオの「G'z One」シリーズは好きだった。
だからモックが店頭に並びはじめた頃から欲しかった。私には久々の物欲だ。
携帯電話を持つようになって十数年。機種だけでも十台近くは変えてきた。
思い切って真っ赤なボディにした。そういえば昔はシルバーばかりだった。
今回は最低でも3年以上は使うぞと誓う。
そう毎回、買うたびに誓う。


2010.11.29 また試写室泊

ずっと以前、カプセルホテル泊がちょっと癖になっていた時期があった。
夕べも池袋午前23時半。無理すれば帰宅出来ただろう。
しかし数時間後にはまた出勤しなければならない。
カプセルより、うんと質を落とそうが、多少狭かろうが、かなり寝苦しかろうが、
エロDVDと出会いチャットと大人のおもちゃに囲まれていようが、
それで思いっきり気分がうらぶれようが、俺はこんなんでいいのかと思おうが、
いつもよりも二時間たっぷり眠れることには代え難いのだ。


2010.11.30 海老蔵

仕事の休憩中に海老蔵の話題が出る。
うちの職場は「事件」となると目の色を変えてくる先輩達が揃っているが、
総じて市川海老蔵の評判はよろしくない。
曰く「女漁り」「遊び人」「世間知らず」「ぼんぼん」。
名跡ゆえに伴侶選びには苦労したろう、
遊びは芸のこやし、世間の尺度に埋もれて何の役者か?
苦労もなく我がまま放題に育ったとも思えず、それはむしろ真逆ではないのか。
海老蔵の芸を間近に見たわけではないが、わりと市川海老蔵を好意的に思っていた。
顔がいい、目もいい、何よりも華がある。
そもそも30過ぎたくらいで聖人君子になったらつまらん。
しかしこの度の事件では二つの大きな過ちを犯したのではないか。
手術が必要なほど顔を殴られたことと、舞台に穴を開けたこと。
プロとしての修行が足りんと誹られても仕方がないのではないか。

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