■2014.10

日めくり 2014年10月(平成26年)         



2014.10.01 何て気の毒な

御嶽山の噴火の第一報を伝えた時、NHKの映像はひどく牧歌的だった。
たまたま紅葉の御嶽山を撮りに行ったクルーが噴火の様子を撮影していた。
驚くほどの衝撃はなく、ただ青空にモクモクと立ち上る煙を映していただけだった。
灰を被ってほうほうの体で下山する登山客の姿は、むしろ安堵感に満ちていた印象で、
怖くなってきたのは「心肺停止」の四文字が踊り始めた頃だったろうか。
「心肺停止」とは医師の検死が終わるまでの呼称で、当然、絶望を意味する。
そして自衛隊、消防、警察の救出が、再三断念されるに至って深刻さを増してきた。
我々が小学生で習った「死火山・休火山・死火山」の括りは、今は撤廃されたそうだ。
安全を疑いもしない山での悲劇。本当に気の毒でならない。


2014.10.02 おめでとうソフトバンクホークス

延長十回、ソフトバンクがシーズン最終戦で劇的サヨナラ優勝を決めた。
いやここまで劇的にせんでも、もっと楽に優勝できたじゃろと思うが、
溢れる涙を隠そうともしない秋山監督、コーチ、選手たち、
うなだれたまま動けないオリックスの選手たちを見ていると、
改めて特別な試合を、両者ともギリギリの思いで闘っていたことがわかる。
こういう試合を見た後に自分が書くことはいつも同じだ。
「羨ましすぎるぜ」


2014.10.03 嗚呼、とうとう

歯痛は歯周病だと診断。
歯を抜くのも神経を抜くのも、今の血圧では麻酔は無理だといわれた。
「その歳になると、いつプッツンするか分からない」といわれ、
「もう運動するとか、食事に気を配るとかのレベルじゃないよ」ともいわれる。
確かに上176下116。煙草を吸うと顔がぼぅ~としてくる。
ちょっとした階段の上り下りでも息が上がってしまう。
「ペプチドエースつぷタイプ」「DHA&EPA」を水素水で飲むくらいでは済まないか。
ついに観念して医者に行き、とうとう毎朝、降圧薬の世話になる。
いくらなんでも親より先に逝くわけにはいかんだろうし。
・・・あ、書き忘れていたが、先月より「日めくり」は7年目に突入した。
7年前は血圧を気にする我が身など想像すらしていなかったのだが。


2014.10.04 新幹線50年

記憶が確かならば初めて乗ったのは6歳のとき。
車窓に広がる富士山の全景も、このときが初めてだったのではないだろうか。
あの頃は “夢の超特急” と呼ばれていたが、新大阪まで3時間以上を要したので、
母親とビュッフェでサンドウィッチを食べながら過ごしたことも憶えている。
今は新横浜から2時間15分くらいか。おかげでビュッフェも消えてしまった。
あのスピードにして時刻表を見ると、分刻みでの発着。普通の通勤電車並みだ。
それで50年間、死亡事故ゼロは凄い。
もちろん阪神淡路大震災が始発前に起ったことや、
中越地震では脱線したが、車輪が排雪溝にはまって転倒を免れた幸運はあった。
そしてそれらの経験が東日本大震災で見事に生かされたという。
そうした学習能力も含めて技術大国ニッポンの面目躍如というものか。
まさに今も “夢の超特急” ではある。
なにしろ旅行でも出張でも、座席に身を委ねたときの昂揚感は健在なのだから。


2014.10.05 雨の日曜日(補足つき)

台風18号の影響でずっと雨。(しかもかなり強めの雨)
母親からも雨が酷いから今日は来なくてもいいといいといわれた。(ラッキー♪)
これでは駅まで歩くだけで濡れるだろうし、出掛ける気もすっかり失せた。
鎌倉小町の豆屋で買った豆菓子を朝飯にして、抗生物質と降圧薬を飲む。
ダラダラと昼までテレビを見て、買い置きしていたカップ焼きそばを食う。
食ったら眠くなって、蒲団に入って惰眠をむさぼる。(眠気に逆らう理由がない)
(時折、雨が窓ガラスを叩く音が聞こえていたような気がする)
目が覚めたら5時。(朝の5時なのか夕方の5時なのか一瞬とまどう)
広島vs巨人の中止を確認。(この試合でタイガースの2位か3位かが決まる筈だった)
2位確保のために巨人を応援する虎ファンなどいるのか?(いればそいつはニセ虎だ)
(CSの主催ゲームはカープファンにくれてやればいい)
寝ていただけなのに腹は減る。食べ物の買い置きはないので外食に出る。
案の定、少しの外出でも膝がずぶ濡れになった。(なんて傘の差し方が下手なのか)
明日の朝に台風が直撃するおそれがあるという。(それより今夜は寝られるのか)
これも好き勝手に時間を使った内なのだろうか。(無駄遣いした感は拭えない)
日曜日に雨など降るな。(そうだそうだ!)


2014.10.06 今また名画座主義へ

台風一過で午後には青空になった大都会。
飯田橋のギンレイホールに30年ぶりくらい?に寄ってみた。
ギンレイホールは都内でも頑張って生き残っている名画座だ。
今、この小屋で「名画座主義で行こう」というラインアップが組まれており、
自分が学生時代に観まくってきた映画が連日上映されている。
『青春の蹉跌』『仁義の墓場』『旅の重さ』『八月の濡れた砂』『遠雷』『サード』
『の・ようなもの』『冒険者たち』『タクシー・ドライバー』『さらば夏の光よ』・・・
もう、いかにも「まんま」のプログラムで笑ってしまう。
今夜の最終上映で高校時代に大興奮した『合衆国最後の日』と再会。
久々にチャールズ・ダーニングの一世一代の熱演を堪能したのだが、
そうこうしているうちに新橋文化劇場、三軒茶屋シネマが相次いで廃館。
ろくに行ってもないのに消えるときだけ嘆いたり偲ぶのは卑怯というもので、
大した力になれなくとも、窮状とあらば馳せ参じてこそ名画座主義の本分だった。
シネコンと違って名画座の観客たちには戦友に近い親しみを覚える。
勢いでギンレイホールの年間パスポートを10、800円で購入してしまった。
ま、近所ゆえ、相変わらずシネコンにも行くと思うが、
名画座の生き残りに僅かでも寄与することが、青春への恩返しなのではないか。


2014.10.07 日本人のノーベル賞受賞

日本人がノーベル賞を受賞したニュースにはスカッとする。
何となく日本人として誇りを感じたりもする。
しかし過去に受賞の対象となった発見や論理について、何ひとつも理解出来ていない。
それは佐藤栄作の平和賞しかり、大江健三郎の文学賞も然りなのだが、
我々が簡単に解らないことこそがノーベル賞の本質的な権威なのかもしれない。
今回の青色発光ダイオードは、発見や論理より発明の色合いが強いので解りやすかった。
実用化され、すでに商業ベースに乗っていることもあるが、
権利をめぐって訴訟となった時に、これは商品なんだと理解していたことが大きい。
ただ化学賞ではなく、何で物理学賞なのかというのが解っていない。
物理にも権利の帰属や商品化というのがあるということなのか。


2014.10.08 皆既月蝕、見逃した

まぁ見逃してしまったものは仕方がない。
因みに最初は「怪奇月色」だと思ったのは自分だけだろうか。
せっかくベランダに出ていたのに一心不乱に洗濯物を干していた。
また祝日が台風の影響で雨になりそうということで、洗濯は必須だったのだ。
そもそも体育の日は晴れの特異日ではなかったのか?
そしてそろそろ捨てようかと思っていたボロのシャツをまた洗ってしまった。
せっかく洗ったのだから、もう一回だけ着ようと思うのは何回目だろう。
今度こそ脱いだ時点で捨てるぞと決意した二十四節季・白露の宵だった。


2014.10.09 もう三年、てことは九年か

アパートを鞍替えしてちょうど三年。この街に来て早くも九年が過ぎた。
住民票も横浜から移さず、住民税もこの市に支払わないまま、
この街に受け入れられているのか、そうではないのかも意識せず、
親しみも、馴染みもしない代わりに、少しの嫌悪感も抱かずに過ごしてきた。
多少、基地を発着する飛行機の騒音に閉口することはあるものの、
この街の人たちとまともな会話を持ったないまま、九年も経つとは。
子どもの頃、同じくらいの時間を相模原で過ごしていたが、
その体感時間の違いに、軽く眩暈を起こしそうな気分になる。
いや、ここに来る何年も前から実家を飛び出していたことを思うと、
親も随分と長いことほったらかして、遊ばせてくれたものか。


2014.10.10 心の底から楽しかった

岐阜から上京してきた元同僚を交えてアメ横で飲んだ。
酒はずっと控えていたが、心の底から楽し(すぎる)飲み会だった。
こんなに喋ったのも久しぶりなら、こんなに面白い話しが聞けたのも久しぶりだ。
30年の知己で同学年となれば、くだらないことでも話が弾む。
時代と環境を共有してきたことで、同じ共通言語があるのがこれほど有難いとは。
そして独り勝手気ままなだけでは、人間干からびる一方だというのも自覚した。
楽しい時間をくれた友らに心の底から感謝だ。


2014.10.11 高血圧ボーイ

母親の通院に付き添いながら、血圧計を見つけて腕を突っ込んでみる。
相変わらず数値は高いのだが、上下とも10くらいは下がっていた。
昨日飲んで午前様だったことを考えると、この数値は薬が効いているのか。
病院の帰りに母子で蕎麦屋に寄る。二人で外食などいつ以来だろう。
テーブルで差向いになると妙な緊張感と照れで落ち着かなくなり、
蕎麦をすするのも何ともぎこちなくなって、最後はいたたまれなくなった。
こういうところが自分は精神的にガキなんだと痛感する。
会話をしている口調など、まるで反抗期のガキではないか。
中高生じゃなく、とっくに中高年。
しかも血圧計に一喜一憂しているオッサンだぜ。


2014.10.12 祝☆CSファイナル進出

とうとう輝く我が名ぞ阪神タイガースがCSファーストステージを突破した。
明日なき試合をモノにしたのは物心ついて初めてではなかろうか。
「絶対負けられない試合」で、勝ちはしなかったが負けなかった。
これで東京ドームに乗り込むことが出来る。
ゲン担ぎに最終第6戦のチケットを買っていた。
20日の月曜日まで喰らいついてきたら大したものだろう。
さて、その歓喜の陰で久保田智之がユニフォームを脱ぐという。
JFKという画期的なシステムの一角を担った選手だった。
ルーキーイヤーに登場した時のふてぶてしいマウンド捌きが忘れられない。
2007年には90試合に登板して防御率1.75。結局そこがピークだったか。
まだ33歳。栄光を知る男がこの若さでの引退に寂しさは禁じ得ないが、
いい夢を見させてもらった久保田には「ありがとう」といいたい。


2014.10.13 連日の鎌倉

鎌倉の三十三観音、十三仏、二十四地蔵の札所めぐりを、昨日、今日と頑張った。
霊場を回りながら、次第に近づく台風に古都もざわついているのを感じる。
鎌倉といえば自然の要害に囲まれ、切り通しを往くことになるのだが、
その分だけ過去に幾度となく災害に見舞われてきた歴史を持つ。
崖を背にした寺院や家屋も多いので、台風には敏感にならざる得ないのだろう。
しかし七里ヶ浜の海岸では、白波が立つ中をサーファーたちが集まっている。
京都、奈良よりスケールは小さいが、海と山のメリハリこそ鎌倉の魅力だろう。
そこに源頼朝、北条時宗、北条政子、日蓮上人らが織りなした血気も見え隠れする。
老後は鎌倉に隠居したいと思うほど魅了されつつあるが、災害は大きなネックだ。
もちろん、もっと大きなネックは隠居できる貯えがまったくないことなのだが。


2014.10.14 晴天の出勤

夜中は激しく窓ガラスを揺らしていたが、台風は未明に通り過ぎたようだ。
朝起きてニュースを見たら、すでに台風は東北で勢力を弱めていた。
結局、普段と何の変わりもない連休明けの出勤となる。
被害に遭われた方々には申し訳ないが、正直、拍子抜けした。
俺は台風の度に一体何を期待しているのだろう。


2014.10.15 藤浪、よう投げた

「さて、テレビを消すか否か」。
7回裏、ノーアウト満塁の大ピンチの局面だった。
4点リードで勝っていたことは知っていたが、帰宅した途端に阿部の一発。
多分、自分がテレビを観ているかどうかは全然関係ないのだろうが、
半世紀近くタイガースファンをやっていると、そうもいかない。
抑えた場面を見るより、打たれる場面を見た回数の方が圧倒的に多い。
おそらく藤浪を諦めて高宮あたりが出てきたらテレビを消しただろう。
しかし和田豊はソロホームランの後、続けて3安打を打たれた藤浪を続投させた。
こうなったらこちらも藤浪と心中だ。タイガースは挑戦者なのだから。
いやいや心臓に悪かったが、ウイニングボールは渾身のストレートだった。
おのれを信じ、おのれが一番信じられるボールを投げ込む。これしかなかった。
ピンチを凌いだ瞬間の藤浪のガッツポーズと雄叫び。
もう底抜けに、痺れましたがな~(古?)


2014.10.16 呼吸センサカニューレの装着

昨日、医者に高血圧の一因に無呼吸症候群があるのではないかといわれ、
「呼吸センサカニューレ」なるものを持ち帰った。
チューブを両耳にかけ、カニューレなるものを鼻の両穴に装着。
ストッパーを顎の下で固定し、外れないようにテープで固定。
上腹部ベルトをみぞおち付近に装着し、ベルトをマジックテープで止める。
人差し指に長時間モニターセンサーを絆創膏で固定し、
フィンガーストリップを指に巻いて、コードをメディカルテープで固定。
液晶ディスプレイ作動させて、サークルマークと脈動マークの確認。
確認出来たら測定準備完了。後はゆっくり朝までおやすみください。
って、寝られるかいっ、、、


2014.10.17 王手しちゃったぞ

プロ野球クライマックスシリーズ・ファイナルステージ。
輝く我が名ぞ阪神タイガースが絶好調で、3連勝で一気に王手をかけた。
何なんだろう、先手先手で動く和田豊の雰囲気がまるで名将に見える(笑)。
ええ歳こいたオッサンが血圧をあげながらテレビの前でガッツポーズを連発しつつ、
巨人のベンチ前の盛り塩を見て笑ってしまった。
最終第6戦のチケットを持っているが、ここは一気に決めてしまえ。


2014.10.18 ヽ(*゚▽゚)ノ~▽▼▽[祝]▼▽▼~ヾ(゚▽゚*)ノ

マウンドに出来た歓喜の輪から距離を置き、拍手で選手を称えていた和田豊。
いやいやこの監督がこれほど男前に映ったのは初めてではないか。
日本シリーズ進出を決めたことよりも何よりも、
特別な試合で、巨人を一気に粉砕したことこそが嬉しいし、
渾身連投をやってのけた石直球がMVPを獲ったことも嬉しい。
これは大袈裟でなく、球団史にも自分史にも刻まれた大いなる歴史だろう。
原辰徳は試合前に選手を集め「これから長丁場の戦いになる」と宣言したらしい。
しかし事実上、長丁場は序盤の40分で決着した。
今夜も寝言で「これから、これから」をうつろに繰り返すがいい。
アドバンテージの1敗?笑わせてくれる。
アドバンテージの有効な使い方は来年の虎が教えてくれるわ。


2014.10.19 富士の麓へ

クライマックス優勝の余韻も冷めやらない中で、
車を自由に使えることになったので、東名を吹っ飛ばして富士山へ向かう。
日本シリーズなどオマケさといいつつ、日本一の山を御神体とする神宮へ参拝。
最初は静岡県富士宮市に鎮座する富士山本宮へ行き、
続いて富士山を旋回、山梨県富士吉田市に鎮座する北口本宮へ参拝。
かなりの強行軍で、しかも帰りにひどい事故渋滞に遭ってしまったが、
車の中で中島みゆきをガンガンかけながらの往復200キロ超。気持ち良かった。
いや別に阪神タイガース日本一の願掛けに行ったわけではないぞ。


2014.10.20 関の彌太ッペと沓掛時次郎

行く予定だった東京ドームが中止となり、無事にチケットが払い戻された。
イベントの開催が中止になってこんなに嬉しいのも前代未聞だ。
そこで元々の予定だった長谷川伸の股旅もの2本立てを観て来た。
中村錦之助主演の『関の彌太ッペ』と『沓掛時次郎・遊侠一匹』。
以前、どちらの映画が優れているか、かつて後輩と飲み屋で口論になった。
「草ちゃんは、所詮、加藤泰の名前で『沓掛時次郎』っていってるだけだろ?」
「いや、そんなことはないですよ。もちろん『関の彌太ッペ』もいいですよ。でも…」
「そりゃもちろん『沓掛時次郎』だって悪かないさ」
大体こんな感じだったか(笑)。
いやいや、どちらも堪能した。本当に素晴らしい。錦之助は偉大でした。


2014.10.21 何をだらだら政局にはまってんだか

国会が始まった途端に芝居見物とうちわで女性大臣二人が辞任。
女性パワーの活用を謳った安倍内閣で、女性閣僚が狙い撃ちにされたわけだ。
そりゃ政治資金団体の収支報告書の疑惑は追求されるべきことなのだろう。
野党はこの先、安倍晋三の任命責任を追及していくと息巻いているが、
民主党政権時代の鳩山と小沢がやらかした何億という疑惑とはケタが違う話で、
明治座の観劇やうちわを配ったことなど、どうでもいいことではないか。
それよりも重要課題が山積している今国会でなにをダラダラとやっているのか。
もっとスピーディにさっさと決めるものは決めんかい。
巨人を一気に蹴散らした阪神タイガースみたいに。
・・・結局、このオチがいいたかったのか。


2014.10.22 冷えてきた

まだジャケットを着ないで出勤している。
電車の中で上着を脱ぐくらいなら着ない方がマシだ。
今日など傘を足に挟んで上着とカバンを片手で持っている人が多数。
これはまたご苦労なことだ。空いた片方の手で吊革を握りしめている。
帰宅してまずやることは靴下を脱ぐことだったが、今はそれがなくなった。
こんな感じで自分が寒さを受け入れるのはいつも鈍い。


2014.10.23 中越地震から十年

最大震度7。巨大規模の地震が新潟県の山間部を襲った。
犠牲者68名。しかしこの地震が顧みられることは本当に少ない。
東日本大震災のときに「先の震災では」といえば阪神・淡路大震災をいう。
「中越十年」をどの新聞も報じたが、社説で取り上げた新聞は少なかった。
「忘れられた震災」のイメージが時として自分を苛立たせるのは、
自分のルーツが新潟県にあるからなのだが、
では自分が長岡や小千谷のために何かしたのか?
復旧中の片側通行の関越道に不便を感じたこと以外で、現地に足を踏み入れたか?
この地震の記憶が、何事にも怠惰で欺瞞な己を映す鏡になっている。
さすが神戸新聞は中越十年を社説で取り上げた。
宿命的に震災を本当に理解できるのは、それを体感した当事者だけなのか。


2014.10.24 さあて、いよいよ日本シリーズ

実際、優勝していないんだから日本シリーズはオプションみたいなもの。
巨人を一気に蹴散らしたら、棚からボタ餅が落ちて来た。
それをいってしまったら、相手のホークスには申し訳ないか。
しかし「終戦」と書いてから一ヶ月半。やはり「儲けもの」の感は拭えない。
拭えはしないのだが、昨日のドラフト会議はどこか気もそぞろだった。
何しろ2リーグ制になってから日本一の称号を勝ち取ったのは65年間で一度だけ。
どんな形にせよそろそろ形を作ってもらわんと、永遠の1985年になってしまう。
野球好きとして、虎キチとして入れ込む価値はあるだろう。
なにせ日本シリーズが甲子園に来るのだから。


2014.10.25 初戦獲った!

タイガースが日本シリーズ初戦を勝利したテレビ中継を実家で観た。
個人的に中継での勝利は85年の西武との初戦。池田親興の完封勝利まで遡る。
そうだ、85年も03年も05年もすべてパ・リーグの本拠地からスタートだった。
今までテレビは土日しか観られなかった。甲子園はすべて平日に開催されている。
日本一を決めた第6戦の中継は観ていない。西武球場のスタンドにいたからだ。
03年も05年も最初の土日は星を落としている。
もともとシリーズ出場が稀少なタイガースだが、初戦に勝ったのは2回目となる。
それにしても今夜は鮮やかに勝った。スタンドのポテンシャルも凄かった。
こんな風に日本シリーズを楽しんでいること自体が信じられないが、
制度から貰った日本一のチャンスは活かしたい。
そのための最初の一歩を力強く踏み出したことを楽しんだ一日だった。


2014.10.26 甲斐国へ

圏央道が海老名まで延長され、ついに東名高速と中央高速が繋がった。
一度、圏央道で中央に乗り継いでみたかったので、朝から車を飛ばしてみた。
目指すは笛吹川近くの浅間神社。甲斐国の一之宮だ。
確かにこの辺りは、前後右左に山に囲まれた典型的な盆地だった。
ぶどう畑とワイナリーが並ぶ笛吹から甲府へ。実は甲府には初めて足を踏み入れる。
武田信玄ゆかりの武田神社に寄る。
境内に立てられた「風林火山」の幟がなかなか勇ましいではないか。
例によって両親の健康、自分の健康、その他を祈念しながら、
ついでに今夜のタイガースの勝利祈願もやっておくかと考えたが、
あまり多い願掛けで、図々しい奴だと信玄公に思われたくないので止める。
お御籤でも引いてタイガースの勝利を占うのも一興かとも思ったが、
「凶」が出たら困るなと手を引っ込めた。嫌な予感もあった。
そして日本シリーズ第2戦。虎は鷹に投手戦を敗れてしまう。
甲子園のお立ち台に上がったのは、ソフトバンクの武田だった。


2014.10.27 旅は楽し

以前、この「日めくり」で旅の予定は書かないつもりだと書いたが、
旅は計画の段階がある意味で一番楽しいような気がする。
宿を苦労の末に計画し、行動の予定を立てる。
それが実際に旅に出ると、どんどん予定が変更され、狂い始める。
きっと計画通りには進まないだろうと思いながら計画を練るのもまた楽し。
こういうことでもしないと、あっという間に老けこみそうな気がするのだ。


2014.10.28 手も足も出んな

結局、先日の武田に続いて大隣にも沈黙した虎打線。
甲子園に帰れても6戦目、7戦目でこの二人が出てきたら勝てる気がせん。
しかし、まともなタイムリーは初回の内川のセンターオーバーだけ。
バッテリーエラーに野選気味の内野安打。とどめがポテンヒット。
あまりいい負け方ではないが、打ち込まれて圧勝されたわけでもない。
ソフトバンクも大隣先発の試合は勝ちを計算していただろう。
明日は勝手知ったる「暴れ馬」中田との対決。
甲子園に帰れるかどうかは明日で決まりそうな気がする。頼むぞ岩田。
停滞気味の試合でも、大和の超ファインプレーは忘れないでおこう。


2014.10.29 へ?

負けてもうた・・・
しかもこれ以上ない負け方やった。
今はいい試合だったと思いたい。
打たれたのが安藤ではなく、石直球で良かったか。


2014.10.30 あ?

同点の9回表。ゲッツー崩れで同点だ!と思った瞬間、守備妨害でゲームセット。
かくして2014年度プロ野球は前代未聞の幕切れで終了した。
想像を絶するしょーもない終わり方だったが、まぁ負けたものはしゃーない。
9月のどん底の頃にはBクラスのチームに虎の尾を踏まれかねなかったのに、
日本一を掴もうかというところまで勝ち星を重ねて来たのだ。
この時期まで野球中継を楽しませてもらっただけでも感謝か。
確かにCSの余韻で第一戦はモノにした。そこからチームは急降下した。
気がついてみれば、福岡では48歳の山本昌に凡打の山を築いた打線に戻っていた。
しかし球団史には日本シリーズ1勝4敗より、CS巨人4タテが刻まれるだろう。
結果、そんなに悪いシーズンではなかった。
・・・にしても守備妨害で終了って、、、


2014.10.31 勘弁してよ

個人的な悪口を書くことはしないつもりだし、普段からも心掛けているのだが、
(たまに破ることもあるが)
数時間前の会議で、「自分がままならぬことでも耐えてみせるのが社会人だ」
みたいな教示を述べていた人が、酒の席で大ゲンカして「辞めてやる」と。
そんな簡単にケツが捲れるのは、所詮は腰掛け根性しかないからだろう。
「別に生活に困るわけじゃねぇ」のひと言には本当にどっ白けた。

                           

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