■2012.07

日めくり 2012年07月(平成24年)         


2012.07.01  AQUOS PHON SERIE ISW16SH

とうとうスマホに変えた。
いや発売日は3日前で、勢いよく予約していたビックカメラに駆け込んだものの、
手続きの途中で月額プランが発生することがわかり、契約を待ってもらっていた。
いくらデブでも、たかだか3日間のために6月分を払うほど太っ腹ではないのだ。
しかし、所詮は機種変更だと思っていたが、何もかも勝手が違う。
まず携帯電話に読み込ませてあったビックカメラのポイントが使えない。
店員もよくわかっていないらしく、ポイントの処理で時間を取られる。
本当は初スマホなので聞いておきたいことが山ほどあったのだ。
アドレスを移すのにも勝手がわからず、結局、auショップでやってもらう。
まず18年近く染みついたケータイのイメージは全部捨てなければならない。
おまけに取説を読むのが大嫌いと来たものだから話にならない。
訳も分からず闇雲に操作していると、あっという間にバッテリーがなくなった。
スマホを使いこなせずに携帯に戻る人がいるのも今はわかる気がする。
果たして稀代の機械音痴がスマホを使いこなすことなど出来るのだろうか。


2012.07.02 五輪までひと月切って

最初に記憶している五輪は1972年の札幌&ミュンヘンだった。
それから何度のオリンピックを観てきたことか。
日本が世界に挑むという構図が好きなので、ロンドンも楽しみなのだが、
職場などで五輪が一向に話題にならないのはどうしたものだろう。
吉田沙保里、北島康介、室伏広治という面々に新鮮味がないのが一因なのか。
まずテレビやビデオデッキのコマーシャルが一向に盛り上って来ない。
映像家電は昔から需要を当て込んで五輪ムードをあおってきた歴史がある。
家族がテレビを囲みながら日本人選手を応援する“お茶の間幻想”の崩壊も、
家電業界の凋落の側から加速するという予想外の事態が起こりつつある。
最初に誰かがメダルを獲れば、一気に盛り上って来るとは思うのだが。


2012.07.03 休んだ

夜引いて単行本を丸々完読してしまったのが祟ったのか、
朝から気力も体調も思わしくなく、思い切って休ませてもらった。
以前の休日出勤の代休に当ててもらうつもりだ。
寝込むほどではないので、職場に届いたメールを処理しながら、
昼のワイドショーなどをボケ~と眺めていた。
民主党の分裂劇も九州の豪雨も美元が裁判のストレスで一重になったなど、
TVは色んなものが同じ重みで並列されるんだなと妙に感心した。


2012.07.04 南にオスプレイ、北にメドベージェフ

変な例えだが、脳梗塞と痛風が一遍にやってきたようなものか。
左派、リベラル系は南を向いて騒ぎ、右派、保守系は北へ向いて吼える。
しかし、中央では南には「理解」を求め、北には「遺憾」だと唱えるものの、
どう見ても政局に右往左往している閣僚たちが真摯に対峙しているとは思えない。
井上陽水の古い歌ではないが、自殺する若者が増えようがなんだろうが、
突然の雨に降られたら、真っ先に求めるのは自分が濡れるのを避ける傘なのか。


2012.07.05 ぱふぱふ

たまに無性に人恋しくなるときがある。
いや、ただでさえ蒸している中でエッチの相手が欲しいとではなく、
あんなことやこんなことをやったりやられたりしたいわけでもなく、
ただひたすらに背中にできた汗疹に軟膏を塗って、天花粉をぱふぱふして欲しい。
何とか腰をひねり、肩を捻じ曲げて軟膏までは何とかなるものの、
天花粉のぱふぱふだけはどうしてもできない。
ああ腰がだるいし肩が痛い。もう身体が錆びついてしまったか。
・・・人という字に宅と書いて「侘しい」と読ませますか。
わびさびで調度いいや、べらんめぇ~。


2012.07.06 働く

職場のイベントで250名近くが集まった。
こっちは裏方で右往左往させられたが、何とか仕事をやった実感は残った。
疲れたが、たまにこういう達成感がないと死んでしまうかもしれない。
なにせ、生きている時間の半分近くは働いているのだから。


2012.07.07 畜生め

別にこの「日めくり」に品位などなかろうと思うので、あえて書く。
巨人のユニを着て、首から橙色のタオルをぶら下げた人たちを、
3万人近いレベルで見ると、本当に気分が萎える。
おっさんはネジが一本緩んで見えるし、ガキは少しも可愛くない。
東京ドームを一周してみると分かるが、女っぷりは黄色側が圧倒している。
そんな集団がシーンと凹みながら黙々と席を立つ小気味よさを味わいたいがために、
橙の雑巾を嬉々と振り回すのに耐えているのだが、
ゲームセットで先にドームから退散するのはこっちばっかりだ。畜生め。


2012.07.08 ~る。

一旦8時にケータイのアラームが鳴る。
昨日、映画は観ておいた。もう一度二度寝をする。
スマホに変えた今、もはや二つ折のケータイは目覚まし時計と化している。
そのスマホにも相変わらず悪戦苦闘している。
空模様を見ながら洗濯をする。
蒸すとシャツの替えが増えるので洗濯機を二度回すことになる。
母親から電話が掛かってきて、野菜ジュースの宅配をしつこく薦められる。
値段を聞いてびっくりし、そんなものならスーパーで買えばいいと断る。
その母親に渡されていて冷凍庫に突っ込んであった赤飯を解凍して食べる。
腹が満たされたらまた眠くなる。その間に野球の中継が終わる。負ける。
おかげで今、目が冴えて眠れなくなっている。
とにもかくにも、文末を「る」で締める箇条書きのような休日が終わる。
明日はイベントの後始末だ。あ~あ、かったる。


2012.07.09 ガッデム!

大層な金額を持ち歩いているわけではないのだが、
いつも財布がパンパンに膨らんでいる。
財布の中身はクレジットカードや免許証、くだらない各種割引券の類だ。
だからこれ以上、余計なものは入れたくない。
スーパーやコンビニで、レシートは受け取らないようにしているのだが、
それでも財布の中には何枚かのレシートが紛れてしまう。
おそらくレジで釣り銭と一緒に財布にしまっているのだろう。
だから気がついたらレシートはすぐに捨てるようにしている。
そして今朝、仕事で使ったタクシーの領収書が消えていた。


2012.07.10 歯医者復活

実は数か月前から右奥歯が痛み出していた。
左上の奥歯が端から2本抜かれた状態で、入れ歯も外しっぱなしなので、
食べ物はすべて右側で噛むことになり、その分の負担がかかっていた。
今日はとうとう我慢できず、仕事帰りに2年ぶりに歯医者に寄った。
レントゲンを撮り、歯周病が進行していると診断される。
そこで、この歳になって恥ずかしくも徹底的に歯磨きの指導を受けた。
最低でも5分間は丹念に歯と歯茎のキワを磨けということだが、
今まで歯磨きなどちゃっちゃと1分で済ませていたツケがここに来たか。
これから永遠に歯磨き最低5分か・・・。
この「背負い込んだ感」は一体どうしたものだろう。


2012.07.11 風

「ぴゅ~」と、風が鳴っている。
周りの雨戸がガタガタ音を立てている。
こちらはこんな夜でも雨戸は閉めない。
網戸だけでたくさんの風を部屋の中に入れる。
今まで考えたこともなかったが、
風はどこから生れて吹いてくるのだろう。
ちっ、風に冷たいものが混じってきた。
ガラス戸を閉めた途端に色んなものが澱んでくるようだ。


2012.07.12 井川慶、復帰初勝利

昨日の話。オリックスの井川慶が日本復帰で初勝利をあげた。
タイガースの負けた夜はスポーツニュースを見ないので今朝知った。
井川は知る限りで村山実、江夏豊、小林繁に続くタイガースのエースだ。
その時々でエースと呼ばれる投手はいても、それは単なるローテの柱にすぎない。
今、エースと呼ばれている能見篤史もまだまだその域には達していないだろう。
井川の相手は星野仙一率いる楽天だった。
星野仙一と岡田彰布。
二人の指揮官の視線が交差するマウンドに背番号29が躍動する。
2095日ぶりの勝利だったそうな。


2012.07.13 13日の金曜日で仏滅

線路際の夜道をアパートに向って歩いていたとき、
何気なく口ずさんていた歌が、中島みゆきさんの「泣きたい夜に」だった。
いや、別に泣きたいほどのことがあったわけではないのだが、
歳だけ重ね、がたついてきた身体に潜在的なやるせなさが沈殿して、
ついそんな歌が口をついて出てしまったのか。
などと考えていたら、ポツポツと降り出した雨が、一気に豪雨に変貌。
凄まじい雨は膝から濡らしてくる。まったく泣きたいわ。


2012.07.14 九州の豪雨

台風でもないのに九州の大雨の被害映像は凄まじい。
それが野球中継の合間のBSニュースで流れる。
しかし遠い九州でのこと。身内や親戚がいるわけでもなく、
どうしても当事者でないことの傍観者意識は拭えない。
自分の感情を疑うことなく、その直後の鳥谷のサヨナラ二塁打に歓喜する。
人はだから生きていけているのだということか。


2012.07.15 大津の自殺事件

「まだ生きてるの?」「早く死になよ」
もういじめの決着は相手を泣かすことではなくなった。
後先や将来のことは考えずに、死なせるまで追い込み、
そのスレスレのところでスリルを楽しむゲームになってしまったようだ。
こうなると教育現場に精神論や感情論を持ち込んでも無意味ではないか。
求められるのは技術論。
いじめを防ぎ、自殺者を出さないシステムの早急の構築を望みたい。


2012.07.16 いつ巨人に勝つんだよ

今の選手には「巨人にだけは負けない」という気概がまったく感じられない。
そもそも巨人相手に燃えずして何が阪神タイガースだというのか。
昔の選手は巨人のユニフォームに反射的に猛虎の牙を剥き出しにしたものだ。
だから私はタイガースファンになったのだ。
球団の成り立ちを思えば、それが猛虎原理主義の根幹ではないのか。
未だにあの四年前の屈辱を口にする選手がいないのはどういうことだ。
先日、西武ライオンズは全員が稲尾和久の背番号「24」のユニを着てプレーした。
この際、タイガースも打者全員「10」、投手全員「11」を背負ってみたらどうか。


2012.07.17 梅雨明け

昼休みに本を返すため図書館まで歩いた。
1キロもない距離だったが、いやはや暑かった。
陽炎がたつのではないかと思うほど、じりじりと日差しが刺してくる。
何年か前に外回りをやっていた頃、
熱で顔を赤らめ、汗だくで取引先と会うのも見苦しかろうと、
約束の時間より早目に到着して、しばらくコンビニで汗を冷ましたものだった。
群馬の館林では39度まで行ったそうだが、
まるで、熱に追われて出したような梅雨明け宣言だった。


2012.07.18 待合室

「待合室」・・・。いかにも竹内まりやあたりが好んでつけそうなタイトルだ。
待ち人が来るわけでもない待合室に黄昏ながら座っていると、
反対側のホームに見覚えのあるレインコートが・・・
うーん、ここまで強烈な二番煎じはないか。しかもクソ暑いし。
いや、そんな話ではなく午後18時の歯医者の待合室でのこと。
備え付けのテレビで寿司屋の特集をやっていて、無性に寿司が食いたくなった。
熱くもなく冷たくもないので、歯痛持ちにはいいかも。ただし治療次第だが。
歯石を削られ、歯茎に薬を塗られたものの、池袋の美登利寿司へ直行。
スマホは電池切れ寸前ながら、タイガースの試合を確認して握りを摘まむ。
今日は何とかリードしたまま逃げ切れるだろうか。
新宿駅ホームの待合室でスマホの電源を入れ直し、結果を確認。
途端に待合室は黄昏に包まれた。


2012.07.19 冷蔵庫の中には

先日、実家で母親から持たされた生野菜ジュースとヨーグルトと牛乳。
しかしこうもクソ暑いとそれらを奥に押しやって缶ビールやチューハイが並ぶ。
ビールやチューハイにさし迫った賞味期限などあろうはずはないのだが、
生野菜ジュースや牛乳・ヨーグルトは否応なしに期限が迫ってくる。
あ~畜生、ビールが飲みたいのに賞味期限と母親が妙に圧力をかけてくる。
暑いな~たまんねぇな~牛乳飲まなきゃダメかなぁ~ 賞味期限がなぁ~


2012.07.20 「自然再生エネルギー転換デモ」

もしこんな集まりがあったら、一度覗いてみたい気がする。
私も含め多くの国民は「将来は原発のない日本に」と思っているだろう。
重ね重ね原発を津々浦々に54基も作ったことはアホとしかいいようがなく、
そこまでに至った経緯や背景は耳にするだけでうんざりする。
それでも、「止める」「止めない」の二元論しかないものかだろうかと思う。
なるほど、官邸デモの渦中には連帯感も、それなりに熱狂もあるのだろう。
しかし「即時停止!それ以外は推進派だ」ではまともな話にならない。
求めたいのは震災瓦礫の撤去と、自然再生エネルギー開発への着手。
そして原発を確実に廃炉、処分する技術の恒久的な確保ではないのか。
二元論の行きつく先はどうしても原理主義になってしまう。
無意味なレッテル貼りにその萌芽が見える。実は一番恐ろしいのだ。


2012.07.21 寒っ

掛布団に丸まって、起きた時には両肩がカチンカチンに固まっていた。
そして、タイトルを「寒っ」と書いた途端に何やら既視感が・・・。
何てことはない、去年の今時分にも同じことを書いている。
他にも水害の話、脱原発の話、おまけに海外での無差別乱射事件の話も。
物事は繰り返されながら、人はすぐに忘れ、そのつど世の中を憂うのか。
いやいや、久々の涼を得て、昼下りからたっぷりと惰眠を貪ったのだから、
憂いた恰好をしただけなのだろう。


2012.07.22 歯痛でダラ週末

腹が減っても、痛みが酷くて飯を食う気になれない。
途中で全勝同士での千秋楽対決となった大相撲を観たものの、
蒲団を敷きっぱなしでスマホをいじっていたような日曜日だった。
暑くないのは助かるが、始終歯痛に悩まされ、身体を休めている実感もない。
レントゲンを撮っても虫歯はなかった。
この痛みは歯茎の弱りから来ているのだろうという。
先々週は歯磨きの特訓をやり、先週は歯石を取って薬を塗る。
帰り際に受付の院長夫人から「我慢出来なかったら神経抜けば」といわれた。
身体を動かしていないとすべてが面倒くさくなる。
スマホをいじったといっても、やっていたのはUNOと大富豪だったが。


2012.07.23 優勝おめでとう

ロンドン五輪直前のなでしこJAPANが報じられない日はないが、
前回の北京で一大フィーバーとなったのが女子ソフトボールの金メダルだ。
エースの上野由岐子は一躍時の人となってテレビやCMに引っ張りダコだった。
その女子ソフトボール日本代表が今日、カナダでの世界選手権で優勝した。
アメリカの7連覇を阻止する快挙で、またも上野由岐子の完投だったという。
しかし、ここまで世界選手権なる大会のことはまったく知らなかったし、
まして日本が決勝でアメリカと戦っていることさえ知らなかった。
明日のスポーツ紙がどんな扱いをするのか解らないが、
この時期に女子ソフトのためにカナダに記者が飛んだとも思えず、
優勝の一報も外電から配信されたような伝えられ方だった。
五輪の舞台から外された競技の悲哀に打ちのめされる思いだが、
おそらく北京での金と、今回の世界制覇は同等の偉業なのだろう。
ともかく後追いながら宇津木(麗華)JAPANの快挙を称えたい。


2012.07.24 なにはともあれ歯が痛い

スマホで全国の新聞の社説やコラムを読むことが出来る。
各紙とも福島原発事故の政府事故調査会を受けて社説を出した。
読み比べると原発の是非のスタンスは中日と産経が両極だ。
中日はあまりにも懐疑的、産経は相変わらず菅直人への糾弾一直線。
まあどっちも同じくらいに気持ち悪・・・・あ、痛、痛、痛っ
歯がズキズキ痛い。もう社説読み比べどころではない。
冷たいものは論外、熱いものも受けつけない。
熱いものが沁みて来たら、神経を抜くのが業界の常識だそうだ。
業界といわれても・・・あ、痛、痛、痛っ


2012.07.25 もあぁ~

駅を降りた途端に “もあぁ~” と来た。
サウナとも言えるし、乾燥機フル回転のコインランドリーとも言える。
でも本当に言いたいのは、
猛暑やら熱帯夜やらは8月のネタに取っておきたかったんだ。


2012.07.26 なでしこJAPAN

結局、熱帯夜に悶絶しながら女子サッカーを観た。
なでしこJAPANは世界王者だとしても戦う姿が健気なところが魅力だ。
見た目の圧倒感はなく、どうしても相手の方が強く見えるのだが、
フィジカルで勝る相手のボールを奪い細かいパスでつないでいく。
知っているわけではないが、昔の東洋の魔女がこんな感じだったのではないか。
同時に行われたアメリカとフランスの激突などを見ると、
なでしこの華奢な茎が心配で仕方がないのだが、
折れずに軽やかに、力強く、茎はしなってくれるだろう。
変な言い方かも知れないが、ひとりひとりが実にチャーミングだ。
おっと、スコットランドで男子もスペイン相手に先制だ。
さて、どうなることやら。今日はここでパソコンを閉じよう。


2012.07.27 一日の進行

早くも「グラスゴーの奇跡」と名前がついた、男子サッカーの快挙。
いやはやロストタイムに入ってからのカウントダウンの長かったこと。
内なるナショナリズムにカッカと燃えたのはいいが、当然、眠い。
夕方から会議、そのまま飲み会へとなだれ込む。
冷たいビールは歯が沁みるので、ぬるい日本酒をコップで呷る。
帰りの電車は寝不足とほろ酔いで少し朦朧となりながら、
甲子園の結果を見て、ため息ひとつ。
カッカと燃えた熱がしゅーんとなった一日だった。
さて、ロンドンの開会式までひと眠りか。


2012.07.28 ロンドン五輪開幕

北京の時はチャン・イーモウだったが、今回はダニー・ボイルが演出。
スタジアムに設えた田園風景から産業革命へ。
ジェームズ・ボンドがエリザベス女王を開会式までエスコートし、
メリー・ポピンズが悪を蹴散らし、
「炎のランナー」ではミスター・ビーンが笑いを取る。
最後はポール・マッカートニーで「Hey Jude」。
やはりこの国は世界に対して幾つもの共通アイテムがあるのが強い。


2012.07.29 弘明寺

午前十時にポール・ニューマンの古い映画を観た後、
せっかくなので隣駅で下車して弘明寺に参拝に行く。
この駅で降りたのは30年以上ぶりくらいになるか。
弘明寺界隈は横浜の下町という佇まいを残し、何とも懐かしさがこみあげてくる。
昔、ここに弘明寺有楽座という成人映画の名画座があった。
当時からすでに老朽化して、完全に時代に取り残された映画館でも、
壁面にレリーフが施され、二階席まである豪華な劇場だった。
残念ながら弘明寺有楽座がどのあたりに建っていたのかわからなかったが、
アーケードの商店街で惣菜を売るおばちゃんは完全に昭和の顔をしている。
電気屋の店頭ではワゴンにVHSとカセットテープが並んでいた。


2012.07.30 Hungry Tiger

渋谷のホームで急行が停まっていて動かない。
三軒茶屋で人身事故があったらしく、運転見合わせだそうだ。
帰宅にはいくつものコースがあるが、振替切符が出たので横浜駅に向かう。
さぁて何を食おうかとなって、吉村家のラーメンが頭を過ぎるのだが、
横浜に行くたびに勝烈庵と吉村家では我ながら食の世界観が乏しすぎる。
出し抜けにHungry Tigerのハンバーグに決めた。
それほど多くのハンバーグの店に行っているわけではないのだが、
浜っ子だったら頷くだろう。多分Hungry Tigerのハンバーグは日本一旨い。
昔は横浜駅周辺に三~四軒あったが、今は一軒だけになってしまった。
誰かが言っていた。旨い料理だから旨いと感じるのではなく、
思い出を食べているから旨いのだと。
そういえば一人でHungry Tigerに行くのは初めてか。


2012.07.31 “男前”な金一号

採点競技をLIVEで観るのは苦手だ。
体操やフィギュアスケートなどはダイジェストで十分。
素人の観客は、素人でも解るアスリートのミスを見ていく。
得点を積み上げるのではなく、減点していく進捗を見守るようなものだ。
もともと好きなのは球技と格闘技。判定競技ではあるが採点とは違う。
しかし連日のように柔道を観ていると、何やら採点競技の色合いを感じる。
判定に威厳がないこともあるが、どうも全体にモヤモヤ感が拭えない。
そのモヤモヤを吹き飛ばしたのが日本金一号となった松本薫の面魂だ。
眼光鋭く、獲物を狙う猛禽類の気合いが小さな体躯に満ち満ちている。
もう判定も何も蹴散らさんばかりの、なんという男前な彼女なのだろう。

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