■2009.07

日めくり 2009年07月

2009.07.01 一年半分過ぎて

久々に無人の事務所で残業という名の内職。帰宅したらタイガース連敗。
シビアな夏が本格到来てか。
さて、例により「しちがつ」と文字をケータイに打って変換を押すと、候補がずらり。
「盛夏の候」「炎暑の候」「酷暑の候」「大暑の候」「極暑の候」「烈暑の候」。
…シャレにならないくらいに暑いとき、こんな時候の挨拶は勘弁してもらいたい。
「いよいよ本格的な夏の訪れとなりました」「くれぐれも夏ばてなどなさいませんように」「涼風の恋しいこの頃でございます」「山海の恋しい季節となりました」「夏空に雲の峰がひときわ高く立つころとなりました」「日に日に暑さがつのってまいりますが」「暑中お見舞い申し上げます」「七夕の笹飾りが窓辺で揺れております」「暑さ厳しき折から、くれぐれもご自愛ください」「うだるような暑さがつづく毎日」「蒸し暑く寝苦しい熱帯夜がつづきますが」
…もうええ。寝られなくなりそうだ。


2009.07.02 寄り道グセ

夜中はやはり熟睡出来ていないのだろう。
帰宅するとすぐに眠くなる。
朝起きて、仕事して、帰宅して寝てしまうだけでは一日が味気なさ過ぎる。
そこで新宿三丁目駅で途中下車。
西口界隈でタイガースの勝利を携帯で確認。
う〜ん中継を観ていれば良かったか。逃げていたわけではないぞ。
…断じて。多分。


2009.07.03 懇親会

「はじめまして」「こちらこそ」「ん?」「どこかで一度名刺交換してますね」「ん?」
「あっ、大阪?」「いや福岡か熊本じゃないですか」「広島ですかね」「ですよね!」
業界は転々とする者が多いので、こんな会話になる。
「まるで同窓会のようですな」と目を凝らしながら名刺の文字を苦労して読み取る人。
お互いに老けた。最初の名刺交換からかれこれ四半世紀になる。
名刺を貰うたびに肩書きが上がっている人。
こちとら名刺を渡すたびに所属会社が変わって苦笑い。
現実は世知辛く、ノスタルジー厳禁といいながらも昔話に花が咲く。みんな若かった。


2009.07.04 敬称

“三沢さん”…なんだか町内会の回覧板を届ける先のような響き。
“マイケルさん”…まるで日本語学校に通う留学生に声を掛けているようだ。
逝去した者を敬う美意識なのだろうが、生死を過剰に区別するものとしか思えない。
「三沢さんのお別れ会に徹夜組が列」でなく、
「三沢光晴、お別れ会に徹夜組が列」の方がいい。
会場で、実況で連呼された名前こそがスターの存在証明であるはずだ。
「さん」付けによって一般人と同化させることが「敬う」ということではなかろうに。


2009.07.05 阪神勝って巨人負けた

まあ借金が8つもあって、首位の巨人が負けたからといってどうってことないのだけど、
日曜日にそうなってくれると月曜日の出勤がいくらか楽になる。
まず職場の先輩たちの鬱陶しい報知新聞の読み回しがないのがいい。
なにしろ60代の長島世代は巨人が勝たないとプロ野球は死滅すると思っている。
ここ何年かは虎党たちと楽しくツルませてもらっていたので、
こういうのもまああ懐かしい感覚ではある。
そうなると来週、再来週の月曜日はどんな思いで出勤するのだろう。
頼んだよ、真弓阪神タイガース。


2009.07.06 お客さまセンターより連絡なし

ほろ酔い気分で乗った最終ロマンスカーで本など開けば寝てしまうことはわかっていた。
レールの振動に揺られながら、いつしかカックン舟を漕ぎ、ふと気がつけば降車駅。
車両に置き忘れてしまったのは図書館で借りた本。
オーダーで一ヵ月半待って手に入れた手縫いのヌメ革ブックカバー付き(泣)。
電鉄会社のお客さまセンターに見つかったら電話をくれるように手配するも、
もう3日間連絡なし。本当に情けねぇったらありゃしない。
そもそもタダで借りている本に(しかも文庫本)高価なブックカバーなんてやめとこう。
電車で寝てしまうことや、降車で慌てないことなど努力したって出来るわけはないのだ。


2009.07.07 七夕にて

職場の先輩からキュウリを戴いた。
帰宅前にスーパーによってチクワを買う。
キュウリをタテ切りにして、チクワの穴へにゅ〜と挿し込む。
今頃、彦星と織姫はどうしているのだろう。


2009.07.08 なんじゃ

タイガースの途中経過は電車の中で見ていたが、
ちょっと寄り道して帰宅してTVつけたら、試合は20分も前に終っていた。
「なんじゃ」…ビジターで早く終るということは9回裏の攻撃がなかったということ。
テレビを巨人戦に切り替えた途端に坂本のサヨナラHR。
…一体なんじゃい!


2009.07.09 疲労

シャツをぐっしょり濡らしながらもまだエアコンのお世話にはなっていない。
網戸からの風で凌げる間はギリギリまで耐える。
それでかなりの体力を消耗し、満員の帰宅電車に怖気づき池袋のファミレスでひと休み。
なんとそこで四時間半、文庫本まるまる一冊を完読。
頭を使い過ぎてヘロヘロになって帰宅。
馬っ鹿じゃなかろうか。


2009.07.10 帳尻

職場の主催で業界関係者を集めてセミナーを行った。
私に課せられた参加者勧誘のノルマは30名。
最初は楽チンだと思っていたが、意外にドタキャンが相次ぎ、正直焦った。
ずっとやってきて30人が精一杯というのも情けないが、
セミナーのテーマが「子供の叫び声が聞こえますか?」と来た。
これが良くなかったのではないか。
何とか参加してくれた30人には感謝。


2009.07.11 悲劇

悲劇は様々な形で日常的に起こっているのだろうが、
柳ヶ浦高校の野球部を乗せたバスが横転し、球児ひとりが死亡とのこと。
甲子園を目指し、大分大会の開会式に向かう途中だったという事実がとても悲しい。
運転していた野球部の副部長である教諭は取り返しのつかないことをしてしまったが、
だからといって自動車運転過失死傷罪の容疑で逮捕という現実も悲しい。
一瞬にして彼らは奈落の底に突き落とされたが、しかし夢が潰えたわけではない。
同校OBである巨人の脇谷と、横浜の山口からは同じ内容の談話。
「悔いのないように戦って欲しい」----その通りだと思う。
亡くなった吉川選手の遺影が甲子園のベンチに飾られますように。


2009.07.12 宿題

一昨日のセミナーの講演記録を作るため、ICレコーダーの録音を聞く。
参加を呼びかけたお客さん相手に懇親会の場では飛び回っていたので、
この宿題があることが完全にすっ飛んでいた。
そして以前と違い、仕事を自宅に持ち帰る習慣も完全にすっ飛んでいた。
ちょっと十ヶ月前までは当たり前のことだったのに。
楽になったことについては恐ろしいまでに順応性が発揮されるらしい。


2009.07.13 割箸

有名な博多ラーメンの店が割箸を廃止していた。
そういえば牛丼屋も一部ファミレスからも割箸がなくなった。
今どき割箸などを使っているのはエコの趨勢に反した時代遅れの店ということか。
しかし丼のスープから麺を捕まえるのに割箸ほど便利ものはない。
確か、国産の割箸は木材を加工する際に出る木屑から作られているのではなかったか。
さらに割箸の収益の一部は植林などの経費に使われていると聞いた。
湯気を立てる丼の中を覗きながら割箸をパチンと割る。この儀式は捨てがたい。
ところが使い捨ての割箸を焼却する際には大量のCO²が発生するという。
たかが割箸といえども何とも複雑な背景があるものだと思いながら、
つるつるとすべる塗り箸にイラっとしながら麺を啜るなり。


2009.07.14 初回TKO

相手のネストール・ロチャはメキシコ系アメリカン。
ところがレフェリーがアメリカ人で、ジャッジが2人のアメリカ人とメキシコ人。
おいおい、いくら何ンでもそりゃねぇだろうと。
しかし長谷川穂積は強かった。バンタムの星は文句なしに凄かった。
相手のダウンを確認して、静かにコーナーで待つその表情。王者とはこういう男をいう。
しかし、時間差準生中継がすっかり定番になってしまったボクシング中継。
メインの試合のゴングが9時半近く。これでは短期決戦が最初から見えてしまう。
タイガースの勝利を確認してからでも余裕で間に合ったじゃねぇの。


2009.07.15 無理

許可を貰ってICレコーダーにヘッドフォンを差して講演内容を文字にする。
話し言葉を文字に打ち直すと意外と漢字の当て方で悩む。
「修正」が正しいのか「修整」が正しいのか。
税金は「課す」。罰金は「科す」。このニュアンスは区別できる。
ならば追徴金なら「課す」のか「科す」のか。
どちらにしても雑談が飛び交う事務所内でこの作業は無理。
まして灰皿のないデスクでは絶対に無理。


2009.07.16 サマージャンボ

職場近くの売り場では、くじが番号つきの棚に飾られ、購入する際に指名が出来る。
予定では連番2セットとバラ1セット。迷いながら下から「11」「5」「2」を選ぶ。
そして、いざ代金を支払う段になって財布の中身を見ると千円札が8枚しかない。
小銭入れから百円玉と十円玉をぶちまけて数えてみると990円。
「すんません、今すぐにおろすので、そのくじ取っておいて」と慌ててコンビニへ。
…なんか既に負けている予感。


2009.07.17 三発粉砕

1点ビハインドの土壇場9回表。
鳥谷、林、葛城のレフティーズがライトスタンドを揺らす。
正しい勝負の決まり方だったのかどうかは知らんが、
とにかく気持ちイイ!この気持ち良さというのが、とっても大事なことなのだ。
まだまだ腐っていなかったのが本当に嬉しい。


2009.07.18 「11」

また一昨日購入した宝くじの話。
私は村山実の永久欠番「11」が好きなので、11番の棚の宝くじを指名した。
今日の東京ドーム、巨人−阪神11回戦。11失点でボロ負け。
…もう絶対に当たらない。


2009.07.19 痺れたぜ

スコアは0−0。9回裏二死3塁、バッター小笠原。カウント2−3。
次の一球で突如として試合が終ってしまう可能性もあった。
マウンドとホームベースに見えないタイトロープがあるような場面。
どちらに転ぶかで能見の野球人生に少なからぬ影響があるのかも知れない。
土壇場とはまさにこのことをいうのだろう。
やさ男が本当の男前になった瞬間に立ち会えたことを嬉しく思う。


2009.07.20 渇き

ゴーヤチャンプルーを作る。
作るといっても最後には「ゴーヤチャンプルーの素」を使用(笑)
ところが、ゴーヤにふっておいた塩を洗うことを忘れてしまったのと、
スパムがいつもの減塩タイプでなかったのでもの凄くショッパイものになった。
職場からの仕事持込みで目が乾いているが、喉まで渇いて仕方がない。
心まで渇かないようにしなければ…なんて書くのは飛躍というものか。


2009.07.21 寝たー!

夜なべ仕事をするつもりが、21時頃に眠気が来たので思い切って布団を敷いた。
どうせ夜中過ぎに目を醒ますから、それから仕事を始めればいいと思った。
ところがビックリ、朝6時半のアラームに起こされた。
そういえば夕べは久々に涼しい風が入り込んでいたように思う。
おかげで仕事は手つかずだったが、9時間近く眠れたので「まあいいや」というとこか。


2009.07.22 誰もいない

ということで、夕べは爆睡したため残業。
誰もいないオフィスで灰皿を手元に置いて仕事をするのは久々のこと。
思えば一年前まではオフィスを我が書斎のように勝手に使っていたものだった。
仕事がひと段落して事務所から私用電話。この感覚も懐かしい。


2009.07.23 七之助圧巻

今夜のコクーン歌舞伎『桜姫』については近々、ブログで取り上げようと思うが、
今はただ中村七之助の立ち振る舞いの鮮やかさを堪能したという思いが強い。
まだ線は細いのかもしれない。まだ女形として艶が足りないのかもしれない。
しかし「円熟」といわれる手前のしなやかさ、瑞々しさが今夜の舞台では映えていた。


2009.07.24 仲間うち

定例になった高田馬場「清龍」での飲み会。
思わず花を咲かせる昔話は時々、リアルを照らし出し、
リアルの中に昔話がひょっこり現れて時を溶かしていく。
思えば、皆、古き良き日本の終身雇用制度からの落ちこぼれ。
飲み干したのは酒か夢か時間か溜息か。


2009.07.25 30年ぶりの校歌

県営保土ヶ谷球場で、応援席から距離を置いたバックネット裏に座りながら、
ベスト8を決めた母校の試合を観る。
高校時代は学園生活と別のところに居場所を求めていたので、級友たちとの交流もなく、
卒業後に校舎を訪れたこともなければ、30年も経てば顔見知りの教師もいない。
しかし、校歌ばかりではなくスタンドから聞こえてくる応援歌の数々。
案外と憶えているもんだな……と、
懐かしさと多少の甘酸っぱさの中で、白球を追う17歳たちの姿を追った。


2009.07.26 そういえば

保土ヶ谷球場では、同じ相鉄線沿線だということなのか、
横浜隼人高校の生徒たちが球場ボランティアとして働いていた。
みんな坊主頭ばかりだったのでおそらく野球部の一年生たちなのだろう。
ところが保土ヶ谷球場とは別にもうひとつの開催場所である横浜スタジアムでは、
今、まさに横浜隼人が、優勝候補の横浜相手に延長戦の熱闘を展開していたはず。
おそらく試合経過が気になってボランティアどころではなかったのではないか。
これは気の毒な話で、来年はぜひ一回戦負けしそうな沿線の学校を人選すべきだろうな。


2009.07.27 山田辰夫死す

あの幻のサンダーロードの街に爆音を響かせて登場したとき、
もしかしたら80年代に入ってもまだまだ楽しげな時間が続くものだと思っていた。
あれから30年。パンタの歌う「俺の声が聞こえるか?」は完全に聞こえなくなっていた。
何度も山田辰夫とスクリーンで対峙する中で特攻隊長のジンの面影は消えて行った。
あの狂気は「やさしさの時代」への最後の仇花だったのだろうか。
その一瞬の輝きに合掌。


2009.07.28 最悪

そもそも「粛清」などという言葉をスポーツ紙が安易に使いすぎるのも問題なのだが、
阪神球団の公式掲示板を覗くと、今季限りで「粛清」される選手を予想し合っていた。
チームの戦いぶりもふがいないが、阪神ファンも随分と情けない奴が増えたものだ。
まず阪神ファンという以前に、これはネット社会独特の熱狂というものなのか。
いや、掲示板ひとつとっても阪神ファンの気質も随分と変わったものだと思う。
2003年の頃にはよく公式掲示板に書き込みをしたものだったが、
あの頃は優勝から遠ざかって18年の歳月があり、書き込みにもドラマがあった。
「父が祖父の仏前にタイガース優勝を報告する姿を見て、仲が悪かったはずの二人に虎キチ同士の絆があったことを初めて知りました」
こんな数文字の書き込みに、思わず感動させられたものだった。
なにはともあれ、糾弾することが現状打破への近道とする傲慢さには呆れ果てる。


2009.07.29 気になって仕方がなかった昼夜

昼は仕事中も神奈川大会の決勝が気になって仕方がなかった。
凄まじい接戦の末に横浜隼人が強豪の桐蔭に延長サヨナラで甲子園を決める。
夜は管理会社が贔屓にする議員のパーティに狩り出される。
ビール片手に、壇上で繰り広げられる民主党への批判演説を聞きながら、
タイガースの試合経過が気になって仕方がなかった。


2009.07.30 戴きもの

今まで職場の諸先輩から様々なものをいただだいている。
鹿肉、塩辛、ジャガイモ、インゲン、トウモロコシ、スイカ、らっきょ…。
今は冷蔵庫にキュウリ、ミョウガ、大葉がある。
ネットのレシピに従いキュウリを輪切りにして、ミョウガを刻み、
白ゴマ、塩、ゴマ油、酢、わさびを和えて大葉を振りかけてみる。
タイガース勝利のプロ野球ニュースを見ながら、それなりに旨かったと思う。
だが、ミョウガと大葉の取り合わせで猛烈に蕎麦か素麺が食べたくなった。
どうしたって炭水化物への欲求へと結びついてしまうのか。


2009.07.31 懇親会

月末の最終金曜日が定例の職場の懇親会をやる。
詳しくは書かないが、なかなかサプライズの多い飲み会だった。
そうはいっても気になるのが甲子園の巨人戦。
カラオケは勝手に「六甲おろし」をエントリーされ、望まぬマイクを渡される。
虎キチ同士のコミュニティではないところでは、この歌は立派なネタになってしまう。
試合は能見がまたまた力投し、ブラゼルの一発で決めた。
「やるぞみておれ 口には出さず 腹におさめた一途な夢を 曲げてなるかよ くじけちゃならぬ」

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