▲チケット1988-89
1988.1-2 新春黄金シリーズ
【新日本】長州×バズ・ソイヤー/A猪木×ビッグバン・ベイダー
★暴動事件から年が変わって新日にどれだけ自浄作用があるのかを確認するため、この年頭シリーズには4回出掛けた。チケットデザインは相変わらず猪木でなければ新年が始まらないような感じ。熊谷のような地方大会のチケットは珍しい。
1988.03.09 横浜文化体育館
【全日本】J鶴田×タイガーマスク/天龍×スタン・ハンセン
★ハンセン失神事件を受けて天龍との一騎打ちは相当凄いものになるぞと期待した横浜文体だったが、終ってみればタイガーマスクの「猛虎七番勝負」での鶴田の受けの上手さが印象に残った。
1988.05.08 有明コロシアム
【新日本】馳×越中/ドン・中矢・ニールセン×山田/藤波×ビッグバン・ベイダー
★国技館使用禁止となり有明コロシアム大会となった新日は、暴動の張本人であるベイダーが参戦。当時の有コロは屋外会場だったため、この日の大会は雨で一日順延されたもの。大量離脱のため、寂寥感の漂う大会となった。
1988.05.20 後楽園ホール
【新日本】藤原喜明×ディック・マードック
★猪木、藤波、長州がデザインされた新日の年間最大イベント。今思えばIWGPのベルトに相応しい面子ではある。
1988.07.14 後楽園ホール
【ジャパン女子プロレス】デビル雅美×神取忍
★今思うと、私が女子の大会に行ったのがこの日が初めてだった。ただしメインの神取とデビル雅美の試合は特別レフェリーの山本小鉄も顔をしかめるほどの大流血戦となった。
1988.07.15-29 サマーファイトシリーズ
【新日本】藤波、木村健、越中×武藤、蝶野、橋本/A猪木×ビッグバン・ベイダー
★時はUWF大旋風の真っ最中だった。色違いの同一シリーズ2大会のチケット。猪木ではなく、長州と藤波の写真を持ってきたのは、新日が一枚岩であるというアピールか。しかし長州と藤波の印象はあまりなく、有明での三銃士揃い踏みのインパクトだけが記憶にある。
1988.07.19 後楽園ホール
【全日本】スタン・ハンセン×高木/川田、S冬木×高野俊、仲野信
★突然飛び込んできたブルーザー・ブロディの訃報。慌てて全日の後楽園大会の当日券を購入。ハンセンの雄叫びが心に響いている。
1988.08.08 横浜文化体育館
【新日本】越中×小林邦/ベイダー×ビガロ/藤波×A猪木
★88年8月8日。負けたら猪木引退の噂が流れ、通路までびっしりと埋まった横浜文体。この会場ででここまでフルハウスになったのは初めてではないか。結果はフルタイムドロー。何とも忘れられない大会だった。
1988.08.29 日本武道館
【全日本】スタン・ハンセン×アブドーラ・ザ・ブッチャー/天龍、阿修羅原×J鶴田、谷津
★超獣ブルーザー・ブロディのメモリアルとなった武道館。献花を捧げさせてもらいながら、静かに追悼のテンカウントを聴いていたことを思い出す。その意味でもブロディの顔写真が載ったこのチケットは貴重な一枚になってしまった。
1988.09.15 後楽園ホール
【全日本】阿修羅原−田上/J鶴田−天龍
★ブロディが亡くなり、このチケットにあるように日本人同士の軍団抗争が中心となっていく。全日正規軍、天龍同盟、国際血盟軍。そうそう決起軍てのもありました。
1988.10.28 横浜文化体育館
【全日本】(参加選手)スタン・ハンセン、ザ・ロックンロールエクスプレス、ダニー・スパイビー
★この日のカードはまったく憶えていないし、チケットにスティングの名前があるが、これまた記憶にない。
1988.12.09 後楽園ホール
【新日本】越中×山田/藤波×ケリー・V・エリック
★タッグリーグ戦からシングルへと移行は新日らしさへの原点回帰としてはよかった。藤波がテキサスでしか通用しそうもないベルトを獲ったが、さてどうなるものか。この日のベストは越中に食い下がった山田の頑張り。ライガーへの序曲は次第に成熟してきたか。
1989.01.03 後楽園ホール
【全日本】(参加選手)ダイナマイト・キッド、デイビーボーイ・スミス/ジョー&ディーン・マレンコ兄弟
★ブリティッシュブルドックスを久々に見たかったので正月早々にプロレス会場に詣でた。だだ28日の大会の印象が強すぎてこの日の内容は殆ど憶えていない。
1989.01.06 後楽園ホール
【新日本】猪木、藤波、長州×ビッグバン・ベイダー、C・B・ビガロ、パニッシャー・ダイス・モーガン
★メインは超豪華6人タッグ。因みにダイス・モーガンはこの後、ジ・アンダーテイカーというスーパースターとなる。
1989.01.28 後楽園ホール
【全日本】ダイナマイト・キッド、デイビーボーイ・スミス×ジョー・マレンコ、ディーン・マレンコ
★セミのキッド&スミスとマレンコ兄弟の試合は早くもこの年のベストバウトかと思われるほど、抜群にスゥイングして、後楽園が燃えに燃えたタッグバウト。カードを知って当日券を買った甲斐があった。
1989.02-03 ビッグファイトシリーズ
【新日本】馳×越中/Sマシン、ジョージ高野×長州、マサ斎藤/長州×A猪木
★新日にしては珍しく国技館が中日で最終戦が横浜だった。そういえばこの時期、何故かジョージ高野がブレイクして、イラストながら見事にチケットデザインをゲット。高野らしきレスラーに蹴り飛ばされているのはシューズの色からして長州か。
1989.03.29 後楽園ホール
【全日本】渕×百田/スタン・ハンセン×天龍
★ふたつのタイトルマッチが行われるなど、武道館に匹敵する大一番をホールに持ってきた馬場のサービス精神は有難かった。この凝縮した空間で見たメインは大迫力
1989.04.19 後楽園ホール
【新日本】(参加選手)バズ・ソイヤー、スティーブ・アームストロング、トレイシー・スモサーズ
★史上初の東京ドーム大会への前夜祭であっても、こうも気の抜けた興行ではファンに対する背信だ。そんな記憶しかないが、東京ドーム本体がコンピューターチケットだったので、ドームをバックに卍をきめる猪木の写真がなかなかなのでアップした。
1989.05.14 大宮スケートセンター
【新日本】サルマン・ハシミコフ×後藤達/ビクトル・ザンギエフ×ジョージ高野
★ソ連軍団のシリーズ参戦を少しでも早く見たかったので大宮まで足を伸ばした。このチケットのデザインは最高。願わくはUWF勢がいたときにソ連には来て欲しかった。
1989.07.13 両国国技館
【新日本】獣神ライガー×佐野/長州、飯塚×マシン、G高野/ビッグバン・ベイダー×サルマン・ハシミコフ
★チケットに写真が使われたジョージ高野だが、この日の敗戦を見ると烈風隊はUWF離脱とソ連参戦までのつなぎだったか。そのソ連だが早くもプロレスに染まりすぎているのが気になる。
1989.09.02 日本武道館
【全日本】J鶴田×谷津/天龍源一郎×テリー・ゴディ
★実はここにはアップしていないが、私はこのとき、UWFを追いかけて大阪、名古屋へと奔走していた。そんな中で全日の武道館大会は疲れたときに立ち寄る喫茶店の趣があったような気がする。
1989.09.21 横浜文化体育館
【新日本】佐野×オーエン・ハート/S・ハシミコフ、長州×CB・ビガロ、マサ斎藤/ビッグバン・ベイダー×橋本
★新日としては随分レトロな大会名を復活させたものだと思ったが、このビガロとハシミコフを対峙させるデザインなど今までの新日では考えられなかった路線だろう。
1989.10.11 横浜文化体育館
【全日本】ジャンボ鶴田×天龍源一郎
★何か横浜にはとても強力なプロモーターでいるのか、武道館の大目玉カードを文体でもマッチメイクしてくれるのは有難い。
1989.10.13 後楽園ホール
【新日本】ビッグバン・ベイダー、グレート・コキーナ、マット・ボーン、ダリル・ピーターソン
★藤波、長州に挟まれるように橋本、蝶野の写真。猪木不在の新日が次代の路線を確立する途上にあったのかもしれない。ところがその蝶野と橋本があわやという喧嘩マッチでホールが騒然として、田中リングアナが観客に土下座。それを見た長州が激怒。新日らしいといえばらしいが。
1989.11-12 ワールドカップ争奪リーグ戦
【新日本】ベルコビッチ×木戸/蝶野×橋本/蝶野×マニー・ヘルナンデス/馳×ビクタシェフ/長州×橋本
★やはり新日はタッグリーグではなくシングルにこそ本領があることを証明。藤波の長期欠場を感じさせない実力者たちの顔写真がデザインされたよいチケットだと思う。
1989.12.06 日本武道館
【全日本】ブリティッシュ・ブルドッグス×カンナム・エキスプレス/天龍、スタン・ハンセン×J鶴田、谷津
★全日の武道館大会のチケットは殆ど定番なので全部をアップしていないが、「最強タッグ」が来ると今年も終わりだなというのも定番だ。
※ 実券からセレクトしているため、チケットぴあ、ローソン、セゾン、e+などで発券されたコンピューターチケットのものはすべて除外しています。 ◄ ►
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