▲チケット1990-91
1990.01.05 後楽園ホール
【新日本】獣神ライガー×飯塚/蝶野、越中×Sマシン、佐野
★初日の出をバックに“男の熱き闘いが また始まる!”というキャッチコピーのわりには脈絡のないタッグトーナメントでスタート。「冬の時代」の残り火が燻っているのか。
1990.03.02 後楽園ホール
【新日本】CBビガロ、パニッシャー・ダイス・モーガン×橋本、M斎藤/Sマシン×G高野
★長州とビガロの一騎打ちを連想させるチケットだが、主役はAWA新王者マサからあっさりフォールを奪ったモーガンの強さ。後のアンダーテイカーは只者ではなかた。
1990.04.19 横浜文化体育館
【全日本】テリー・ゴディ、スティーブ・ウィリアムス×スタン・ハンセン、ダニー・スパイビー/J鶴田×天龍
★天龍の周辺で何かが起こっていることを予感させてチケットを購入。突然ハンセンが乱入してラリアットを食らわせるなど、完全に天龍への餞別マッチの様相だった。
1990.05.04-06 超実力派宣言
【新日本】長州、M斎藤×蝶野、橋本/木村健×馳/橋本×木戸/蝶野×M斎藤
★この時期、ようやく自信を取り戻し「新日冬の時代」に完全に惜別したのが、今思えばこの後楽園3日間興行だったような気がする。
1990.05.14 東京体育館
【全日本】タイガーマスク、川田×谷津、S冬木/テリー・ゴディ、スティーブ・ウィリアムス×G馬場、J鶴田
★リニューアルした東京体育館に一番乗りしたのが全日本。体育館をバックに記念写真風の馬場がいい。しかしチケットに記載されている天龍は離脱。三沢は虎の仮面を脱ぎ捨て、メインで身体を張った馬場は試合中に撃沈。何とも悲壮な大会となる。私の記憶ではこの大会以降、全日本の東京体育館は開催されていない。
1990.05.24 東京ベイN.K.ホール
【新日本】ビッグバン・ベイダー、スティーブ・ウィリアムス、CBビガロ×M斎藤、北尾、橋本/長州×武藤
★新日が久々に重量感のある大会を披露。おそらく北尾光司の顔が新日のチケットに印刷された始めての大会ではないだろうか。
1990.06.12 福岡国際センター
【新日本】武藤×蝶野/橋本×武藤/ビックバン・ベイダー×スタン・ハンセン/長州×A浜口
★空前絶後の極上カードに誘われて、博多に直行してしまった。今でもこの日の新日のポテンシャルは脳裏に焼きついている。
1990.06.26 両国国技館
新日本】ペガサス・キッド×オーエン・ハート/スティーブ・ウィリアムス×クラッシャー・バンバン・ビガロ
★ドーム興行や福岡のビッグマッチと比べると物足りなさが残った両国大会だった。全日に移籍確実だった殺人医師には新日勢が挑んで欲しかった。
1990.07.20 大宮スケートセンター
【新日本】M斎藤×Sマシン/橋本×ベルコビッチ/ザ・ロードウォリアーズ×長州、佐々木健
★新日と全日が最も友好関係にあった時期、博多でのハンセンに続いてウォリアーズもレンタル参戦し、超満員のスケートセンターはすし詰め状態になったことを思い出す。
1990.08.01-06 バトル・ホール・ア・ウィーク
【新日本】橋本×馳・佐々木健・マシン・栗栖・越中
★イケイケ状態になりつつあった新日本がぶっ放した後楽園ホール6日間連続興行。残念ながら完全制覇はならなかったが、チケットデザインのように橋本が地獄のシングル6連戦を敢行。最後はズタズタになったが、まだ若き破壊王には破竹の勢いがあった。
1990.08.04 レールシティ汐留
工藤×C豊田/ポーゴ、上田勝、フジ/サンボ浅子、李、金/大仁田×ターザン後藤
★あの時の現場は胡散臭さが充満していたが、今ではプロレス史に残る興行となってしまった。大仁田の電流爆破デスマッチがここから始まる。
1990.09.30 横浜アリーナ
グレート・ムタ×リッキー・スティムボート/A猪木、タイガー・ジェット・シン×A浜口、ビッグバン・ベイダー
★シン、ハンセン、アンドレ、ルスカ、パワーズ、バレンタインといった面々がリングに整列。NWFのベルトでポーズをとる若き日の猪木。信者には堪えられない記念チケットか。
1990.10.11 後楽園ホール
【新日本】長州、橋本、リッキー・スティムボート×ビッグバン・ベイダー、A浜口、CBビガロ
★新日本の後楽園はいつも当たり外れが激しく、この日は残念ながらハズレたという印象しかない。
1990.11.05 駒沢公園体育館
【FMW】グレゴリー・ベリチェフ×S浅子/大仁田×ミスター・ポーゴ
★金満団体と一部で揶揄されるSWSの登場が極貧のFMWを光らせているという現象が起こっていたような気がするが、この日の駒沢の試合などビッグマッチに近いのだろうが、無難にこなしているという印象だった。
1990.11-12 世界最強タッグ決定リーグ戦
【全日本】S・ハンセン、D・スパイビー×三沢、川田/T・ゴディ、S・ウィリアムス×ハンセン、スパイビー
★殺人魚雷組が優勝。SWSの停滞をよそに、全日本の外人勢に団体を背負うという意志を感じさせた年末のリーグ戦だった。
1990.12.13 両国国技館
【新日本】馳、佐々木健×越中、飯塚/長州、木戸×藤波、木村健
★闘魂三銃士&馳健が一気にブレイクして盛り上がった新日本だったが、最後のシリーズは長州、藤波で〆たいというチケットか。
1990.12.26 浜松アリーナ
【新日本】トニー・ホーム×橋本/蝶野×ルー・テーズ/武藤×タイガー・ジェット・シン/長州×藤波
★ユニークかつ味わい深いマッチメイクとなった特別興行。結局、営業先から強引に浜松まで東名を飛ばして観戦。チケットに“テレビ生中継”と謳われてたのは久々だろう。
1991.01.17 横浜文化体育館
【新日本】獣神サンダーライガー×ペガサス・キッド/橋本×TNT/ビッグバン・ベイダー×藤波
★メインの藤波とベイダーは文句なしの好勝負。アトランタで「日本人レスラーで誰が一番好きか?」と直接ベイダーに聞く機会があったとき、「フジナミさん」と答えてくれたことを思い出す。
1991.03.26 横須賀市総合体育館
【FMW】ミスター・ポーゴ、ザ・グラジエーター×大仁田、S浅子
★特別リングサイド1列というポジションでたっぷりと大流血のノーロープ有刺鉄線デスマッチを堪能させてもらった。横須賀からの帰路は正直食欲が失せていた(苦笑)。
1991.04.28&30 エクスプロージョン・ツアー
【新日本】ペガサス・キッド×ネグロ・カサス/獣神サンダーライガー×オーエン・ハート/保永×ライガー
★最後は保永のまさかの戴冠という大盛り上がりの大団円となったジュニアの祭典だったが、チケットのセンスとしてはバランスを考えたとしてもノートンを使ったら変。
1991.06.23 大和車体工業体育館
【新日本】馳、佐々木健×越中、小林邦/藤波、蝶野×キム・ドク、栗栖
★十年ぶりに訪れた地元地方興行。カードも何もかも消化試合の様相を呈していたが、小さな会場なりの手作り感みたいなものは楽しめた。
1991.07.20 日本武道館
全日本】川田×田上/スタン・ハンセン、ダニー・スパイビー×三沢、小橋/J鶴田×スティーブ・ウィリアムス
★殺人医師の「プロレス下手」が鶴田相手に露呈してしまい、今後に不安を抱かせた横浜大会。初登場のリック・ルードも殆ど期待はずれだった。
1991.09.23 横浜アリーナ
【新日本】スコット・ノートン×ビッグバン・ベイダー/橋本×トニー・ホーム/蝶野×馳/グレート・ムタ×藤波
★真夏の国技館でぶっ放した「G1クライマックス」があまりにも大盛況だった余波で横浜アリーナも満杯にしたが、試合は殆ど印象になく、夜にFMWの川崎球場にハシゴした記憶しかない。
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